To Leslie トゥ・レスリーのレビュー・感想・評価
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軽度のアルコール依存障害を一時的に脱却した物語
思っていたより短期で軽度のアルコール依存による混乱人生の一幕で、
軽い軽いストーリーで拍子抜けしてしまった。
それは、ロト賞金2600万円程度では、
そんなに大きく破綻するものでは無いし、
子持ちの女性がどんな豪遊したのか不明確で臨場感がなく不足感が残った。
つまりは、
山も低く一山で、谷も深くなく一度滑った程度なだけ。
アル中は何度も何度も滑り落ち、
這い上がってくるたびに障碍が増えて行く、
その原因が身近にあるところに怖さがある。
テレビで毎日それを勧めているだけに怖い。
コンビニで手に入るだけ恐ろしい。
そんなことから、
演技だけではなく、過去の作品と比べこの問題に対するこの作品のストーリーに注目すると、
つくづくアカデミー賞を獲るのは難しいことを知らされた感じです。
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宝くじで高額当選するも酒に溺れたことで行き場を失ったシングルマザーの姿を描き、
主演のアンドレア・ライズボローが第95回アカデミー賞で主演女優賞にノミネートされたドラマ。
テキサス州西部に暮らすシングルマザーのレスリーは、
宝くじに当選して高額の賞金を手にするが、数年後にはそのお金を酒で使い果たしてしまう。
行き場を失ったレスリーは、
かつての友人ナンシーとダッチのもとへ向かうが、酒に溺れる様子に呆れられてしまう始末。
そんな中、スウィーニーという孤独なモーテル従業員と出会った彼女は、
それをきっかけに後悔だらけの過去を見つめ直し、人生を立て直そうとする。
泣けるんだけどご都合主義だなあて感じで、良い映画と泣ける映画は違う...
ピンクのスーツケース
前半は、自分もあんなふうになったらどうしよう、と思って見ていました。
依存症について私はよく知らないのですが、レスリーにはぜひとも立ち直ってほしい。
おそらく子どもの写真を見て、かつての夢を思い出したのでしょうね。
最後のナンシーらとのシーンも良かった。
ジェームズも大変だったよね、ああいうお母さんがいて。
足りなかったのは愛だったね
始まってしばらくはお酒のためにここまでになるのか、恐ろしい。。と思って見てたけど、この人、気の良い人で使い切るまでに地元の人々にご馳走しまくってたんじゃないかしら。皆んなに言われるままに親切にお金を払いまくったのかな、彼女のお金が好きだった人はお金と共に去ってしまったのね。。
宝くじに大当たりする時は、すごい不幸とセットと聞いた事あるけど、この人はお金と引き換えに愛を失ったのね。
本当に欲しかったのはお金でもお酒でもなくて、大事な人と一緒に過ごす時間だったんだろな。
とりあえず、突然大金が入ってきたら、まず家族に緘口令を敷いて暮らさねば。。笑
どこまで行ったら底が見えるのかと思うくらいのどん底の時に現れる彼が本当に素敵!
あの状態のレスリーをまず信じてみるってすごい。繁華街の路地裏にいて、表通りからでも絶対目を合わせちゃダメなレベルだったわよ、あの時の彼女は!!
しかし本当にメンタルの弱さを立て直すのは自分次第だとまた学んだね。
容貌も含めてあまりにもリアルな演技すぎて、ドキュメンタリーなのかと思うレベルにリアルだったね、こう全てを諦めた人の末路はこうなのかとすごく納得しながら観た。
よかった。
観た後に元気が出る、希望のある映画だった。
どん底から立ち上がる
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