「どんな意見にも価値はあるのか」ぼくたちの哲学教室 Mさんの映画レビュー(感想・評価)
どんな意見にも価値はあるのか
「価値がない意見もある」という意見をどうすればよいのか。
映画「ベルファスト」の舞台ベルファストの小学校の話。魅力的な校長先生といろいろやらかす子どもたち。
教室の窓という窓にはシャッターがつけてあり、親の世代は紛争のまっただ中で育った。
IRAというと爆弾をつい連想してしまうが、実際はそう単純なものではないのだろう。
私たち日本では、けんかが即ち戦争になることは考えにくい。しかし、ここベルファストでは、けんかが直接、戦争につながることは皆無ではないだろう。
そんな地域の小学校で相手の意見を聞くことの大切さは、私たちの想像以上のものなのだろう。
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ゆきさんのコメント
2023年7月29日
コメントありがとうございます!
仰る通り対話の積み重ねの大切さと、そして難しさを感じました。
あの状況下だと異なる意見からはじまる衝突は本当に戦争に繋がるといったご指摘。全くその通りですよね。
学びとして、私にも出来る事は?私も子と接する上で「問う」「聞く」「待つ」を意識したいと思いました。
時間的にもこちらの気持ち的にも正直厳しいですが、丁寧に接していきたいです。
ベルファストの子供のあの笑顔が心に残っています。