ホーンテッドマンションのレビュー・感想・評価
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【”悲しみを抱えた人に悪霊は取り憑く。”千葉の鼠の巣窟ランドには行かない&ホラー映画チキンでも面白怖く鑑賞した作品。夏休みが終わり傷心のお子様が鑑賞しても良いのではないかな、と思った作品でもある。】
ー 数日前の新聞で、今作が千葉の鼠の巣窟ランド(ファンの方、ホントスイマセン。並ぶの嫌いなんです。)で人気のアトラクション「ホーンテッド・マンション」を原作として実写化した作品であると知った。けれど、フライヤーを改めて見ると面白そうだったので予定通り鑑賞した。-
◆感想
・冒頭、ベン(ラキース・スタンフィールド)がアリッサという女性と親しくなるシーンがサラリと描かれる。
・場は数年後、一人で暮らす心霊写真家ベン、偽神父ケント(オーウェン・ウィルソン)霊媒師ハリエット(ティファニー・ハディッシュ)など心霊現象の専門家たちが、ギャビー&トラヴィス親子が手に入れた古い洋館の幽霊駆除のために呼ばれる。
ー 序盤はコメディ要素強めである。-
・だが、徐々に洋館に隠された秘密が明らかになって行く過程が明らかになって行く辺りからホラー要素が強めになって来るが、ホラー映画チキンが普通に観れたので、お子様が鑑賞しても何ら問題は無いであろう。
・そして、且つて洋館の主が若くして亡くなった妻の為に降霊会を何度も開催して、そのまま多数のこの世に未練のある霊が住み着くようになった過程が描かれる。
又、恋人アリッサを交通事故で亡くしたベンを筆頭に、父を亡くしたトラヴィス達、心に哀しみを抱えた人が、霊に執り憑かれやすい事も描かれる。
ー 物語として、柱がしっかりしているのである。そして、ベンはアリッサと再び会いたいと思うようになる。-
■そして登場する洋館の霊ラスボス霊ハットボックス・ゴースト(ジャレット・レト:最早、誰だか分かりません。)とベンとの対決。
ベンはハットボックスの”アリッサに会えるぞ”という誘い文句に乗らず、ハットボックスを地獄に落とすのである。
<ラストはハッピーエンドである。ベンの家に良く来ていた猫の首に下げられていたペンダントに書かれていた文字。そこには事故に遭ったアリッサが買いに行ったテイター・トッツの文字が記されていて、それを見て微笑むベン。
そして、彼は盛装をしてギャビー&トラヴィス親子が住む洋館を訪れるのである。
今作は、夏休みが終わって傷心のお子様とご家族で鑑賞しても良いのではないかな、と思った作品でもある。>
■千葉の鼠の巣窟ランド:勿論、あの大人気テーマパークである。だが、私は人混みと列に並ぶのが大嫌いなので、一度も行った事がない。
幼き子供達からは”千葉の鼠じゃなーい!ミッキーマ○スだよ!”と猛抗議を受けたが、大人げない私は“あれはな、アメリカ鼠の体裁を取っているが、実は千葉の鼠なんだよ。”と言い、子供達と家人をディズニーランドに何度も、送り届けていたモノである。実に大人げない。けれども、嫌なモノは嫌なの!けれど、その後合流して温泉には良く行ったなあ。>
シナリオとキャラ設定が雑なクソ映画
ディズニーに裏切られた気持ちです。
また、同時にアトラクションの完成度の高さを痛感しました。
要素を入れながらドラマに落とし込むのが難しかったのでしょうか。
だとしても、シナリオとキャラ造形が杜撰すぎる。
主人公の感情線くらいちゃんと繋げて欲しい。
嫁への呵責は仲間に語ったとこで一旦解消されたと示しているから、ラストの誘いを前にした葛藤が全然生きてない。
仲間たちの変化の見せ方も杜撰。
神父が詐欺師だろうが、悪魔祓いは他キャラのミッションなので別に問題ないだろ。
子供を地下室に送ってアイテムを獲得させながら、危険だって言って車に残すなんてご都合すぎる。
つーか父親と話してるならフリで入れとけよ。
ゴーストたちも善良なのと悪霊が混ざってる状況がうまく描けていないので、巨悪vs他の霊的な構図と、巨悪vsいい霊vs小悪党みたいな構図が入り乱れて気持ち悪い。
クライマックスの除霊シーンで突如差し込まれる妻への感傷がキモい。
ラストも杜撰。
猫の首輪の演出安っぽい。
ディズニー作品で上映中にスマホを触りたくなるとは思わなかった。
今年イチのクソ作品です。
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