「短編上映会っぽい」私たちの声 コージィ日本犬さんの映画レビュー(感想・評価)
短編上映会っぽい
各作品の方向性がばらばらで、オムニバスというよりは複数監督の短編上映会を見せられているような気持ちになった。
女性監督、女性主演以外に、一貫する共通項があればよりよかったかもしれない。
虐待されていた娘のSOSを感じ取る「声なきサイン」や、自我に目覚める女性を描いたアニメーション「アリア」、杏がシングルマザーの苦闘を演じた「私の一週間」などが好みに合ってかなり良い印象。
「無限の思いやり」「帰郷」のように"その続きが気になるんだが"ってとこで止まっている寸止め感があったり、説明不足でわかりにくいる作品もあり、物足りなさもあった。
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