「【”仏蘭西児童書の悪戯好きな、愛されキャラは永遠に・・。”仏蘭西の国民的ベストセラー児童書「プチ・ニコラ」誕生秘話を二人の作者の人生に”ニコラ”を入れて描いた品のあるアニメーション映画。】」プチ・ニコラ パリがくれた幸せ NOBUさんの映画レビュー(感想・評価)
【”仏蘭西児童書の悪戯好きな、愛されキャラは永遠に・・。”仏蘭西の国民的ベストセラー児童書「プチ・ニコラ」誕生秘話を二人の作者の人生に”ニコラ”を入れて描いた品のあるアニメーション映画。】
■イラストレーターのジャンジャック・サンペと作家のルネ・ゴシニは1955年、物語の制作を始める。
主人公は悪戯好きの小学生”プチ・ニコラ”である。
◆感想
・子供時代、ルネ・ゴシニは親族がナチスにより収容所に行かされたまま、帰らないという哀しき経験を。
ジャンジャック・サンペは父親がアル中であった事、母親のDVに耐えられず家を飛び出した事を。”プチ・ニコラ”に話す。
だが、二人はその哀しみをバネにして、”楽しい子供時代”の物語を作ったのだ。
・絵のタッチは水彩画のようで、ジャンジャック・サンペがルネ・ゴシニのアイディアを真っ新な紙に具現化していく様がとても美しい。
特に、ペンタッチの部分など。
<1977年、ルネ・ゴシニは僅か51歳で他界するのだが、彼とジャンジャック・サンペが産み出した「プチ・ニコラ」は、幼い時に「プチ・ニコラ」に魅了された仏蘭西国民の心の中に永遠に生き続けるのだろうな、と思った作品。>
<2023年7月16日 刈谷日劇にて鑑賞>
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もりのいぶきさんのコメント
2023年7月16日
NOBUさん、コメントありがとうございます。
色々とご存じなのですね。すごいです。
1から5まで、どれも知りませんでした。@_@
>4.阿佐田哲也の麻雀小説は黒鉄ヒロシ
この二人、ある程度知っている気がする分、逆に
意外な組み合わせな気がしました。
1~5、本をネット検索して見てみようと思います。
(買うかどうかは保留… ・_・;)