「サラリーマンサクセスストーリー…」AIR エア KEIさんの映画レビュー(感想・評価)
サラリーマンサクセスストーリー…
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子供の頃、誰もが履いてたエア・ジョーダンのできるまで、そこにはNIKEの社運を賭けたストーリーがあったという話。今でこそ、NIKEは当たり前、おじさんすら帽子を被っている時代(流石にNIKEのロゴ入りは見なくなった?けど)で、今はどちらかというとUNDER ARMOURやNew Balance他、ブランドの隆盛、移り変わりは早い世の中だけど、当時はバスケに興味がなくても、エア・ジョーダンを履くことがファッショナブルであったと懐かしく思えた。その当時、アマチュア時代から自社製品を身に着けさせようとアパレル側も金に糸目をつけず、動いていたこと、選手やその親もそれが当たり前で交渉していたことがアメリカらしい、スポーツビジネスの世界と感心した。日本もそうなのかも知れないが。映画はバスケットボールの世界を描くというより、当時は3番手だったNIKE社にいるソニーの信念、そこに賭けたCEOフィルたちの想いが、やがてはバスケの世界の枠を超えたスーパースターとなったジョーダンによって結実したことが描かれている。サラリーマンの応援劇のように感じた。ベン&マットコンビ作品で期待通りの面白さだった。
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琥珀糖さんのコメント
2023年5月17日
前日譚
本当に私もみたいです。
片やCEOでソニーは選手のスカウトマン。
対等に話してたし、創業当時からの仲間みたいでしたものね。
それまでにも、色んなドラマがありそうでしたね。