碁盤斬りのレビュー・感想・評価
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⭐︎3.9 / 5.0
5月17日(金) @映画館
碁盤斬り
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いきなりどうした斎藤工?ばりに話が急展開😆重いテーマに反して映像が美しく完成度高し!最後はタイトルそのまんまー🤭
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静の美学と耐え難い緊張感
最後まで観てもしやと思ったら案の定、落語の人情噺をもとにした映画でした。と言っても、落語も囲碁も全く知らない人でも楽しめる映画です。私がそうなのですから、間違いない(笑)
美に全振りしたかのような前半パートに心を鷲掴みにされ、物語に惹き込まれます。美しい心。美しい所作。美しい音楽。美しい情景…。碁を打つ一手一手までもが美しい。全編通して言えることなのですが、音楽が本当に素晴らしい!各場面の雰囲気を丁寧に表現して見事に盛り上げています。
後半は一気に緊張感マックスの展開へ。この極限まで張り詰めた空気を醸し出しているのは、間違いなく草なぎ剛の名演あってのもの。凄い俳優である。殺陣の迫力も素晴らしく、その緊張感に震えます。
本作では、清廉潔白でありたいが為に、辛い人生を歩む主人公が描かれています。正しく生きるとは?とても難しいテーマです。作中の登場人物達は皆、正しく生きようとしているのです。だからこそ見ていて辛く、苦しくなります。
とにかく洗練された美と研ぎ澄まされた緊張感が凄い!時代劇でありながら時代背景を気にすることなく楽しめるヒューマンドラマ。現代人にも刺さるものがあります。
24-056
古典落語を基にしたストーリー。
誇り高い武士の生き様を描いた人情噺。
随所に落語らしさが感じられ、少しのズレが大事になっていく様は見応えありました。
江戸時代に囲碁がこんなに流行してたんですねぇ。勉強になりました。
囲碁打ちは親の死に目に会えない
賭け碁で萬屋に敢えて負ける。柳田!
碁の怨念を思い出し、打ち手を止めてしまう。
碁に興じてしまい1両を捨ててでも指してはいけない賭け碁の業のトラウマ!
碁の打ち手の筋を讃えあう楽しさ故に、
商人生命と言える50両の置き場を、
正に親の死に目さえ失念してまう、
碁の恐ろしさを幾重にも織り込みながら古の話から明日の大晦日の我が娘の話に進む。
そして、ラストに碁盤斬りの本当の意味を諭したあの金属音は見事だった。
結果は分かっていた。
柳田と言うより草彅君の性格から見えていた。
ロケ地も撮影も、役者の緊迫した演技も、
やっぱり時代劇をシネマにする活動屋スタッフが沢山いることを感じる良い出来映えの映画だった。
それにしても、
棋士井山裕太名人が、
何処に出ていたのか分からなかった。
( ^ω^ )
碁盤斬り
「孤狼の血」「凶悪」の白石和彌監督が初めて時代劇のメガホンをとり、
「ミッドナイトスワン」の草なぎ剛を主演に迎えて描いたヒューマンドラマ。
古典落語の演目「柳田格之進」を基に、冤罪事件によって娘と引き裂かれた男が武士の誇りをかけて復讐に臨む姿を描く。
身に覚えのない罪をきせられたうえに妻も失い、故郷の彦根藩を追われた浪人の柳田格之進は、
娘のお絹とふたり、江戸の貧乏長屋で暮らしていた。
実直な格之進は、かねて嗜む囲碁にもその人柄が表れ、嘘偽りない勝負を心がけている。
そんなある日、旧知の藩士からかつての冤罪事件の真相を知らされた格之進とお絹は復讐を決意。
お絹は仇討ち決行のため、自らが犠牲になる道を選ぶが……。
草なぎふんする格之進の娘・お絹を清原果耶が演じるほか、
共演には中川大志、奥野瑛太、音尾琢真、市村正親、斎藤工、小泉今日子、國村隼ら豪華俳優陣が集結。
「凪待ち」「クライマーズ・ハイ」の加藤正人が脚本を手がけた。
碁盤斬り
劇場公開日:2024年5月17日 129分
まげが似合う草彅剛!!
囲碁を打つ手が綺麗でとても良かった。囲碁はやった事はないが、戦術が面白かった。殺陣がカッコ良過ぎた。素晴らしい肉体美にも惹かれた。さすがは草彅剛であった。國村隼さんの目の芝居にも唸りました。物語のギアチェンジで声のトーンも変わって素敵でした。情景も綺麗で提灯や灯籠の灯りの使い方が良かった。
文句なく時代劇でありながら現代的
誰もが問題なく楽しめる映画 美しい江戸の風景と静謐な中に碁をうつ音が響く
主人公格之進の佇まいが古き良き時代を彷彿とさせながらも 現代的でほのかに色気も感じる
どの俳優も演技が素晴らしく良さが光る 特に敵役の斎藤工が碁盤の前に座ると不思議な既視感を感じてよかった
國村隼と草彅剛それぞれの声の良さもひかる作品
面白い!!!
起承転結が非常に整っている良作です。
良いところを上げればキリがないくらいですが1つだけ言わせていただけるのであれば圧倒的に碁の対局シーンの音です。碁石を打つ音はもちろん打ち手の出す音、間合いにまで全て意図が感じられて緊迫感が本当に良い。
これは映画館で観るべき良作。上映中にぜひご覧ください。
美しい、映像も人の心も
冤罪事件によって娘と引き裂かれた男が武士の誇りをかけて復讐に臨む姿を描いたヒューマンドラマ。
美しい。映像も人の心も。話が進むにつれてココロにジーンと熱いものが込み上げてくる(琴線に触れる感じ)。
他人を出し抜くことより、良心に従う清廉潔白な主人公 格之進のように生きたい、やはり生きるべきだと伝えているように感じました。”名こそ惜しけれ”のココロですね。
良心は人の心を救うのだと、行動を変えるのだと信じたいです。
あまり映画を人にすすめることはないですが、この映画は皆さんに是非観てほしい映画です。
主演の草彅剛さん、見事に格之進で、正直びっくりしました。素晴らしかったです。お絹役の清原果耶さんも素敵でした。
拝啓 国会議員さま
パーティー券、裏金問題の処理で
右往左往されている皆様、
ぜひ映画「碁盤切り」を観ることを
お薦めします。
元になっているのは落語や講談で
お馴染みの「柳田格之進」です。
教養あふれる皆様のことですから、
筋書きはご存じだと思いますので
あえて触れません。
まさかとは存じますが、知らないので
あればどうぞお調べください。
本作はその元の噺をさらに細やかに
そして劇的に描かれていますので
映画としてももちろんお楽しみいただけ
ますが、何より、格之進の誠、武士の
清廉さを胸に刻んで欲しいのです。
自分だけが正しいと、正義の旗を振りかざし
ものをいうのは、私の趣味ではありませんし、
映画にも出てきますが
「水清ければ魚棲まず」もうなづけます。
しかし、昨今はあまりにも水が汚れすぎている
のではないでしょうか。
その辺りを本作をご覧になり、己の胸に
問いかけてください。
この映画はイタリアのウディネ・ファーイースト映画祭
にて批評家により選出されるブラック・ドラゴン賞を
受賞しました。
おそらくこれからもっと海外で評価されるものに
なるでしょう。
白石監督と俳優陣、スタッフのおかげで
「美しい日本」が世界に広まるのです。
だからどうぞお願いです。
本作の名を汚さないような政治活動をこれから
行ってください。
そして私事で申し訳ありませんが、
ファンである立川談慶師匠が
二人表記でエンドロールに出ていたのも
とても嬉しく、心の中で小さな拍手をしました。
長々とお手紙をしたため、お時間をとらせて
すみませんでした。
最後にご提案ですが、国会で映画「碁盤切り」を
上映されてはいかがでしょうか。
きっと裏金対策の法案も、もっといいものに
しなければと決意されるのでは。
もし、本作を観てなんの思いに至らない
議員さまがいれば、主演の草薙さまに斬って
いただきたいと心より願っています。
敬具
古典落語が原作
なるほどな。
碁盤斬り。
古典落語からよく映画化を思いついたと思うけど、こっちの濡れ衣とあっちの濡れ衣が上手く結び付いていないというか、取って付けたような。
予告編すごく面白そうだったのに。
せっかくの豪華キャストなのに。
いっそのこと、囲碁のシーンと、饒舌な音楽と、造花の桜と、端役エキストラさんたちの場面をカットして、草彅くんと果耶ちゃんと自害した奥さん(誰だったの?)と斎藤工と奥野瑛太のこっち側の濡れ衣リベンジだけにした方が面白くなっただろうに。
あ、碁盤斬りじゃなくなるか。
陰陽師に続いて、どうした木下グループ。
若い人たち育成してるんだ、期待してます。
身代わりの碁盤に見る、武士の誇り
落語の演目からなる物語だと言う事でしたが、映像になった作品を終始見入ってしまいました。
草彅くんの演技力は重々承知ですが、やはり素晴らしかったです。
前半の静かな中にも心に痛みを抱えている様子や、後半の鬼気迫る様まで良く表現出来ていたと思います。娘役の清原果耶ちゃんも、父を想う子の心情を見事に表していましたね。
実直な格之進にとっての武士に二言は無いと言う言葉はやはり曲げられない思い。
亡き妻の恨みを果たすべく本懐を遂げ、自身の疑いが晴れようともそれは変わらないのですね。
一度は本気で首を切ろうとした、源兵衛や弥吉を前にしてはそれは辛かったでしょう。
娘のお絹の幸せを見届けた上での旅立ちは、自身の言葉に嘘をつきたくなかった格之進の武士としての誇りだったのでと思いました。
それにしてもお絹は良く弥吉と一緒になる事を承知しましたね。
また、格之進が良く許したかとも思いますが、それも娘の幸せを願う親の覚悟だったのでしょうか。
柴田兵庫の斎藤工くんも、お庚の小泉キョンキョンも良かったです。源兵衛と弥吉の國村隼さんも中川大志くんも役柄を見事に演じていて素晴らしかった。
映画で時代劇を見る事は少なくなりましたが、心に深く残る、いい映画を見ました
期待通り
善人、悪人、一件落着とわかりやすいストーリー。物静かで品のある主人公が怒りを露わにする姿や眼力は迫力があった。草彅剛はどんな役でもハマるんだな〜。良かったけど草彅剛は若く見えるし、娘の清原伽耶は落ち着いてて大人っぽくて親子に少し違和感。
全体的には見ごたえのある作品
公開初日にミッドランドスクエアシネマで観た。全体的には見ごたえのある作品だった。でも碁が分からないので、多分面白さは半減しているかもね。
草彅剛は堂に入って良かったと思うし、キョンキョンも印象深い役どころだったね。ただたまたま昨日、怪盗ルビイを観たばっかりだったからしょうがないけど首筋などで今の年齢を感じてしまったね。
見ごたえはあったもののちょっと腹に入らない顛末も二三カ所あったな。
弥吉の立場で 仮にも主人の首を賭けられるのか、仮にも疑いをかけた者と懇意に出来るのか、柴田兵庫は賭博場に何故刀を持ち込めたのか、清廉潔白を信条とする者が軸を手にするのかなど。
まあラストシーンも煮え切らなかったけど、熱演に免じて良しとするか。
つよぽんカッコよすぎです!!
久しぶりに時代劇を映画館で観ました。
出演者の方々がみなさん上手でホントいい味出してます。
そして、とにかく草彅さんがいい!かっこいい!!
ぜーったい映画館で見た方がいいやつ。
しみじみします。
碁打ちたくなります。
惜しいのは柴田兵庫がイケメン過ぎてひょっとしていい人?
みたいに見えてしまった所。
くそ憎たらしい嫌みったらしい大男だったら満点だったと
昔の時代劇を見ていたおばちゃんは思うのでした。
想像以上に面白かった
暇つぶし感覚で鑑賞。
初めての時代劇で身構えたけど、思ったより難しくなく思いの外楽しめた。起承転結がしっかりしていて、スッキリする着地の仕方だったので満足感は申し分なかった。
鑑賞前に現在上映している「ミッシング」も観てしまい、本作との内容のギャップのためか余計に楽しめてしまったというのもあるかもしれない。
自分好みの作品と出会う度に、次に観る映画も同程度の満足感が得られればと願ってしまう。
エロは無くとも『白石和彌』
後半の急ぎ足感が無ければ完璧。
のっけからスクリーン全体に醸しだされる『白石和彌』が期待を裏切りません。
時代劇で『草薙剛』を上手く料理しまくって美味しくいただけました。
國村隼との出会い方も見事。
別れも見事。
劇中後に続いていく流れも見ていて飽きません。
中川君はちょっと先が見えちゃうよね(笑)
まぁ数少ないイケメン枠だから仕方がない?
仇役の斎藤工にもやはりダークな魅力があり流石としか…
キョンキョンも良い😍
江戸時代の人情も感じられるいい作品。
安定の草彅君
時代劇は好きじゃないんだけど、草彅君だし、他のキャストも有名どこのラインナップだった為、観ることに。
ストーリーは、バタバタ劇ではなくシンプルで良い意味でゆったりとしたテンポがかなり観やすく面白かった。
これは若い方にもお勧めできる時代劇ですね。
気持ち長めの映画ですが、それも全く気づかないくらいにあっという間に終わった印象。
國村隼さんがインパクト大で、存在感が凄かったし、面白くしてくれた。
草彅君に出会ってからの人変わりにも軽くウルってきて、その後の友情みたいな関係も良かった。
なのに、、、キャストの記載順が低っ!公式もエンドロールも、映画.comも全部。奥野さん、音尾さん、市村さんより前だろ!!先だろ!
なんだったら、草彅君の次でもいい位だよ。ま、宣伝には弱いけど(笑)
余談
國村さんが住んでた家に住みたいね。灯もいいし、提灯もいいし、池にあの風情が良い!セット良かったな。
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