「ちょいと出血量の多いコメディ」コカイン・ベア うにたん♪(何観ても文句書きそうな気分)さんの映画レビュー(感想・評価)
ちょいと出血量の多いコメディ
実際にコカイン食って死んだ熊の話を広げて作ったらしい今作品。
作中ではこぞってバカなキャラクターがドンドン死んでいくので、こう言うおバカ映画好きは楽しめる。
ただ「あ、こうなるな」と予測の付く展開が続くので自分は途中でちょっと飽きてしまった
笑わせに来てるのも分かるが自分には合わない笑いだったので残念だった。
コカインの欲に駆られた人間と麻薬中毒になった熊の戦いもお馬鹿映画らしい展開に終止するので小芝居風味が強く緊張感はほとんどない。
麻薬中毒者の感覚に合わせているんだろうか?と思うほどだ。
この作品でもっとも感心したのはこの内容で熊のCGが思ったよりはるかに上等な出来だった事である。
ヒドイB級サメ映画を作り続けてるアサイラムとかの製作費がなんぼ掛かってるか知らないけど、それらは比べ物にならないくらい良い出来である。これは余裕を持って作られたおバカ映画であるとはっきり言えるが、もっとハッキリ言えるのはおバカ映画ファン以外の人は話題の為にムリに観てまで…と思う内容。
私自身は「コカインベアー観た~(笑)」と言いたくて観た気もする(笑)
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