「サイコーのコンセプトを超えてくる」コカイン・ベア 青空ぷらすさんの映画レビュー(感想・評価)
サイコーのコンセプトを超えてくる
Amazonレンタルで鑑賞。
ギャングが飛行機から落としたコカインを食べたクマがラリって、次々に人間を襲うというコンセプトだけでももう面白いのに、ゴア表現も割としっかりあるし恐ろしくも可愛いクマちゃんの映像や物語のテンポもよくてただでさえサイコーなコンセプトを超えてくる。
しかもこれ、実話ベースだというから驚き。といっても実際にコカインを食べたクマは過剰摂取で死んじゃったのだとか。
つまり、この作品は、タランティーノの「イングロリアス・バスターズ」や「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド」と同じく、人間のせいで不遇な最後を遂げたクマが映画の中で復讐する映画なんだよね(違?)
クマに殺られるのは、大体殺られても心が痛まないキャラなので、中盤以降は「いいぞクマちゃんもっとやれ!」ってなる。
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