おまえの罪を自白しろのレビュー・感想・評価
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キャスト、内容が素晴らしかったからこそ…!
テンポよく、中弛みすることなく、物語が進んでいきました。キャスト、配役は文句なしかと。個人的に池田エライザさんの演技は初めて拝見しましたが、娘を誘拐された母親の焦燥感を見事に演じられていたと思います。子役の女の子も上手でした。
ただ、この内容とキャストならもっと長尺で見たかった。心理描写を掘り下げてほしいな、という箇所がいくつかありました。物足りないというわけではなく、素晴らしかったからこそもっと見たかった、味わいたかった、というのが本音です。
イメージとは違ったけど面白い
最初の印象は前半と後半でまるで違う映画のよう。政治家の腹黒いやり取りをどうクリアするかという話かと思っていたが、実は家族と一般市民の話だったと感じました。よくよく見ると前半からずっと家族の話でもあり、緑や色味とか服装もなのかな?で映像でもそれがちゃんと描写されていて映画そのものに改めて興味を持ちました。シンプルなエンタメとしては小説の方が面白いと思うけど、考えさせられることは映画の方が多かった。どんな状況で父の清次郎は市民を見られなくなってしまったのか、これから息子は父と同じ轍を踏むのか、最後の笑っているのか笑っていないのか、曖昧な表情がとても印象的でした。政治家狸たちのしょうもない上っ面の会話と、母の悲痛で本気の会話がとても対比で描かれていたのも印象的です。ただ、公園で待機児童に困っているママ友や私たち一般市民は無力で、狸たちが実際には待機児童解消できる唯一の人たちなのかな、なんて政治と生活のグラデーションを考えたりしました。俳優の皆さんに迫力があって良かったです。
ラストのシーンがゾクゾクする!!
原作未読です。
とてもテンポ良く話は進みます。
よくありがちな癒着や利権争いなどが出てきますが、テンポが良いため(多少端折ってるのも気になるが)中弛みが苦手な私にはとても観やすかったです。
豪華なバイプレイヤーのオンパレードで、あら!あなたも!と出てくるたびに楽しませてもらいました。
ラストの晄司と木美塚先生の対峙は、ゾクゾクわくわくしましたねー!
中島健人さんは若い頃は青春ラブコメ等に出てるイメージでしたが、年を重ねてこういった骨太な作品の主演をされているのが驚きました。
晄司の若さゆえの反骨精神や狡猾さを上手く表現されていて良かったです。
そして、堤さんの細かい表情の演技はさすがでした!
池田エライザさんもパブリックイメージとは違って、演技お上手なんだなと発見できました。
1度では理解しきれないところもあるので、何度も観たくなる作品です。
、
テンポが良くて観やすい
中々面白かったです。
テンポの良く展開していきますし程よい説明パートがあったりするのでモヤモヤと残る感じはありませんでした。
俳優陣の演技も良かったと思います。個人的には主要な女性陣3名がそれぞれ良い味を出していて素晴らしかったなと。また宇田家長男・次男それぞれの父との関係や想いみたいなものも多くは語られはせずとも目線や表情などから伝わってくる感じが良かった。欲を言えばそこはもう少し掘り下げても良かったのかも。最後のシーンにも説得力が増しそう。ともあれラストは結構好きな感じでした。もし続編があったら観たいと思える作品でした。原作読んでみたいかも。
なかなかおもしろかった
いい意味で期待を裏切られた
スピード感があって、最後まであっという間に見れました。まさかそんな展開になっていくとは思わなかったので、いい意味で期待を裏切られました。
主人公が父になぜあんなことを言ったのかと思いましたが、その言葉により、政治家宇田清治郎が家庭人に戻っていく後半の様は見事でした。
中島健人さんが、まっすぐで熱く、時にしたたかな主人公によくハマっており、また池田エライザの演技には泣かされました。
人は何かに染まって生きてるんだね。まさにダークレインボー。
水田監督らしく観やすいエンターテイメント作品
スピード感あふれる熱い作品です!!
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