「木造建築への消火活動が鳥肌」ノートルダム 炎の大聖堂 りあのさんの映画レビュー(感想・評価)
木造建築への消火活動が鳥肌
2019年4月15日、パリのノートルダム大聖堂で火災が発生した。警報器が火災を検知したが、大聖堂の関係者たちは誤報だと思い込み初動が遅れたため、火は燃え広がっていった。消防隊が到着した頃には大聖堂は激しく炎上し、灰色の煙と火柱がが立ち昇っていた。大聖堂は築700年以上と古く、複雑な通路が入り組んでいて、多くの扉に鍵がかけられていたため、消火活動は難航した。また、貴重なキリストの聖遺物は厳重な管理により救出に困難を極めた。消防士たちはマクロン大統領の許可を得て、直接大鐘に放水するための突入作戦を決行し、・・・という実際に起きた火災を再現した作品。
実際に大規模なセットを作り、炎上させて撮影した映像とVFX映像を融合させたそうで、リアリティが凄く、緊張感たっぷりだった。
至る所に扉があり、ご丁寧に殆どの扉に鍵がかかっているのには笑えた。
あの大鐘が燃え落ちていたらもっと大変なことになったのかも。
いばらの冠を購入したためフランスは国家財政が大変だったとか。今はルーブル美術館へ移されたそうで、展示されているのか興味が湧いた。もし展示されてるのなら、一度観てみたいと思った。
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