「"トランプの塔"は伏線⁉」ノートルダム 炎の大聖堂 MARさんの映画レビュー(感想・評価)
"トランプの塔"は伏線⁉
2019年、フランスのノートルダム大聖堂で火災が発生し、消火にあたる消防隊や文化財を守ろうとする聖堂の人々を描いた作品。
序盤はドキュメンタリータッチで進行。
新人警備から管理人、ミサの様子など、誰が主人公というわけでも無い描き方で観せていく。
そして火災発生。ホント、マッチ一本なんちゃらとは言いますがね…不注意もそうだし、色々設備にも問題があったのかな。
その後は、迫力ある炎の映像とともに、消防隊員達の命懸けの闘いが始まっていく。
あまり消防の仕組みをわかってないが、鍵が無いって、そういう場合最初から斧とかでやる訳じゃ無いのかな?
そして守るべき文化財達…鍵を開けるための鍵を開けるための鍵を開けるための鍵か…やはりそれくらい強固にしないといけないものですもんね。このあたりは不謹慎ながら、宝を探すアドベンチャーみたいでちょっとワクワクしてしまった。
そして…決死隊の場面はグッと来ましたね。皆命を顧みず。
この火災で大きな傷は出来たけど、歴史ある建物が全壊せずに本当に良かった。そしてタバコ吸ってた連中の処遇はどうなったんだろう…考えるだけで恐ろしい。。
気になったのは、最後悲しげに去る彼の姿…彼はやるべきことをやったわけだし、責任を感じてなければ良いが。
ワタクシも、恐らく皆さんも会社で初期消火訓練とかやってると思いますが、正直その場限りになりがちですよね。
命を懸ける隊員の皆さんに感謝ですね!!
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