「評価は落ちないけど、ほぼほぼドキュメンタリー映画。」ノートルダム 炎の大聖堂 yukispicaさんの映画レビュー(感想・評価)
評価は落ちないけど、ほぼほぼドキュメンタリー映画。
今年127本目(合計778本目/今月(2023年4月度)22本目)。
さて、こちらの映画です。
実際、映画内ではドキュメンタリー映画であることの明示はされませんが、実質的にドキュメンタリー映画であるので、好き嫌いはかなり分かれるのではないか…と思えます。
また、舞台となった場所の関係上、キリスト教に関する単語などが結構飛び交うので、そこの知識もないと厳しいかな…というように思えます。
一方で、消防に関することは日仏であまり変わりはないのか、この辺はもちろん一般的に消防行政にかかわりうるという方は珍しいと思いますが(リアル消防士の方など除く)、一般的なのでそこまでの知識は求められないところです。
総じて事実を淡々と描写している映画である点は確かではあるので(その意味で、映画館でやるよりも美術館か何かでやったほうがよさそうなタイプ)、好き嫌いは結構分かれるかなと思いますが、個人的には悪くはないかな…というところです。
採点対象としては、そこまでの減点幅が見当たらないのでフルスコアにしています。
(減点なし/参考/謎の右下の表示)
インド映画だと、たばこを吸うシーンやアルコールを飲むシーンでおなじみの、「タバコはダメよ」の謎の警告表示が容赦なく出ますが(ただ、RRRなど最近はインドの映画を扱う行政も結構甘く見てくれているのか最近は見ない…)、この映画、一か所だけなぜか「右下に」謎のアイコンが出る場所があります。
映画の趣旨的に史実そのものですが、おそらくこの部分だけ実際のニュース動画などを用いているため、その著作権関係ではなかろうか…と思います(その部分だけ「タバコはだめよ」という趣旨だとすると全部出ることになるが、全部出ずに1か所だけ出てくることからの解釈)。