「嘘のような実話」ノートルダム 炎の大聖堂 大吉さんの映画レビュー(感想・評価)
嘘のような実話
ノートルダム大聖堂が火災に遭い、消防士たちが決死の消火活動を行う、この事実に下手なドラマを付け加える必要はない。まるでドキュメンタリー映画のような作品になっているがこれが正解だろう。
大聖堂が焼け落ちるのを観ていると涙が止まらない。
消防士たちの活躍には胸が熱くなる。
それにしても、世界で最も訪れる人が多いというノートルダム寺院の杜撰な体制。初めてきた新人の警備員ひとりに任せてしまう、警報器が何年も壊れたまま、禁煙場所で作業員が平気で喫煙している、などちょっと考えられない。まるで嘘のようだが実話である。
まぁ、沖縄の首里城や韓国の南大門だって燃えてしまったんだから、油断と不運が重なったんだなぁ。
歴史的建造物を使用しながら維持していくことの大変さを痛感した。気をつけなきゃいけないな。
パリの人たちやキリスト教徒の人たちはあらためて観るの辛いだろうなぁ。
IMAXで観ればよかった。
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ゆり。さんのコメント
2023年4月13日
私は火事のニュースを見たとき泣きそうになりましたが、映画ではちょっとイライラしながら観ておりました。年金の受給開始年齢が2年遅くなったからと暴動の一歩手前のデモが起きる国です(日本では起きてませんよね)そんな国でもやはり消防士は命がけで仕事をするんだなと感動しました。