「火気厳禁」ノートルダム 炎の大聖堂 ゆり。さんの映画レビュー(感想・評価)
火気厳禁
ノートルダムには行ったことがあるので、興味がありました。
本作は現実の火災の話だから、見ごたえがありました。迫力もあって飽きませんが、イライラもしました。
世界中に知られる歴史的な建造物なのにきちんとした防災計画がなされていなかったこと(これは他人事では無い)、指揮系統も混乱したこと、交通規制や周辺の封鎖が上手く行かなかったこと(これにはびっくり)。
消防車はスピーカーを積んでいなくて、助手席から周囲に声をかけながら通行するも、道は狭いわ、人々は好き勝手に行動するわで進めない。日本とは国民性の違いなのかとヤキモキしました。
大変悲しい事件だったのに、何となくユーモアが漂うんですね。
そんな中でも消防隊員の仕事ぶりには頭が下がります。密閉された狭いらせん階段を上っていくのはとてつもなく勇気が要ります。
マクロン大統領はゲスト出演者として再現シーンをやってくれたんでしょうか。
ゆり。さん、確かにいばらの冠だって偽物かも、まあ疑い出したらキリが無い。でも本物とされてる冠はあんなに鍵がたくさんかけられてるんだから、消防士に頼んだって無理なのに、なんで頼んだんでしょうね。
消防士さんたちは命がけですね。改めてその事を一番感じました。
以前「死傷者3名」という記事を見たような気がして、そのため、ずっと最後までドキドキして見ていました。
「バックドラフト」や「タワーリングインフェルノ」など見たことがありますが、手に力が入ったのはこの作品が一番でした。ドラマ「ファイアーボーイズ」もとても好きだったのですが、この作品はそれも上回りました。
みんな、意外と評価が高くなく、とても不思議な気持ちです。
ノートルダムに行かれたことがあるんですね。そこに住んだことはなくても、一度でも登られた建物が火災になったことはとてもショックだったことでしょうね。パリの人たちのショックも想像するにあまりあります。
NOBUさんありがとうございます。うまく繋いだんですね。火事のシーンは全部が再現ではないだろうとは思いましたが、どれが実際の映像でどれが新たに撮ったのか分からない位よく出来ていました!
今晩は。
これは資料からの判断ですが、今作は実際に大聖堂のセットを使ったシーンと、当時のシーンとをミックスドアップしたとあるので、私はマクロン大統領のシーンは当時の実際に激励したシーンだと思って観ていました。では。返信は不要ですよ。