アナログのレビュー・感想・評価
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久し振りに、納得のゆく純愛映画
久し振りに、納得のゆく純愛映画を、見ました
これまでは、純愛映画の巨匠?の2作目とか言っても、ストーリーに納得できないものが多く、釈然としないものが多かったけど、この映画は違和感なく、見終えることが出きました
もうこれで終わりでしょと思っても、まだ、どうやって泣かすの?という展開で、感心しました
「アナログ」の意味も分かったし、成程そうだったのか!と、思うばかりです
あの高橋惠子さんを、ノーメイクで使ったのに驚いていたら、波留さん迄も!
皆さん納得したからなのでしょうが、―――
見終って、照明がついても席を立たない女性が多いのにも、納得できました!
私は恋愛映画みたらあかん
優しい世界で良いお話とは思いますが、私には長く感じてしまった。いちばん良いと思われる海での糸電話のシーンはコントに見えてしまった。←後日友人に荒んでると言われました。
周りの人は泣いてましたが、泣きどころがわからず。
好きな役者さんがたくさん出てましたが、セリフがみなさん本読んでるみたいでなんだか不自然?違和感?でした。
美しく心温まる映画
心が洗われ、愛することの美しさを感じる映画でした。
アナログな繋がりは今はなかなか考えられないけれど、デジタルツールが当たり前となった今、アナログだからこそ、より2人の互いに対する愛情が強く育っていったのかな、と思いました。
あと、悟とみはるの2人の会話の雰囲気、すごく心温まり微笑ましくて好きです。
親友3人でのわちゃわちゃした会話もテンポがよく本当に昔から知ってるかのような空気感が良かった。でも、普段はわちゃわちゃしてるのに、大事な話の時には真剣にしっかりと伝えてくれて、あぁ大人になっても続いていく、まさに親友ってこういう関係だよな、と感じさせてくれる映画です。
Pianoのマスターも言葉は少ないけれど、いつも見守ってくれており 、悟の親友やPianoのマスターの存在が、この物語をより温かなものにしてくれています。
2回目以降は、また違った視点で映画を観れると思うので、また観に行こうと思います。
演技も、二宮和也さん、波瑠さんはじめ、それぞれのキャラクターの味が出ており、すごく良かったです。
ただ1点、個人的にはコマの切り替え?がちょっと気になってしまいました。。
クセになる映画♪
映画館で同じものを3回も観たのは初めてです。
そしてまたすぐに観たくなります。
ベタで日常をものすごく丁寧に表現されていて、誰もがどこかしらに共感でき振り返ることが出来る映画だと思います。そしてその共感ポイントは観るたびに異なります。
今回はお見舞いの和菓子!実家は和菓子屋でしたので、いろんな想いで買って行くお客様お一人お一人にそれぞれのドラマがあったんだな~と感じました。(喫茶店でも焼き鳥屋でも会社でも同じですね)
人間の持っている感性をもっともっと使うためにも、日常を丁寧に…とにかく丁寧に暮らして、たくさん受け取る人生でありたいと思いました。
息子が来春から建築設計の道に進みます。
たぶん、また(今度は息子と)観に行きます(*^^*)
メチャクチャ泣きました。
羨ましい。
おとなの純愛・・・わたし、アナログだから・・・
この映画を一言で言い現わすなら、「おとなの純愛」です。
それだけで言い尽くせます。
でも、それでは言い足りない、もっと秘めた恋愛、国宝級の純愛・・・
美春みゆき(波瑠)は携帯電話を持たない、
だから北島悟(二宮和也)が会うためには、木曜日の夕刻、
行きつけの喫茶店「ピアノ」で待ち合わせるしかない。
一週間に一度のデート。
アナログなみゆき。
普通の若者なら、合間にLINEでやり取り、ビデオ電話、
・・・と会えない時間を埋めてしまう。
悟とみゆきの会えない一週間。
相手のことをただただ思っている。
それが2人の愛を稀有な、上品な、極上な愛に熟成する。
だけどみゆきは会えば好奇心も旺盛だし、
落語も一席語るウィットもある。
波瑠が美しかった。
波瑠が可愛かった。
波瑠がお茶目だった。
何度言っても良い足りない魅力。
白を基調とした服装、
本当にエレガントだった。
夜の海のデート、昼間の長い桟橋や、整備されたビーチ、
海は海辺は2人の重要なスポットでした。
なぜ、みゆきは待ち合わせに来なくなり、消息が途絶えたのか?
私なりに予想してみました。
“もしかしたら彼女は死んでいて幽霊なのだ”
とか、あと2つ推理した。
後の2つは当たっていた。
書かないけれど、その先があった。
ここからの“捻り“が実に良かった。
原作は読んでいないけれど、
北野武・・・ロマンチストなんですね。
お洒落さんですね。
ここが一番の発見。
喫茶店「ピアノ」のマスターのリリーさん。
リリーさんは佇まいだけの無言の芝居も凄いんですね。
これも発見。
大人のラブロマンスの逸品。
この映画を嫌う人はいないと思う。
ラブストーリーとして普遍性を持つに違いない。
ラストの悟がみゆきにかける一言。
思わず涙。
・・・余韻が長く尾を引く・・・
オッサンでも泣けるラブストーリー
大人の純愛
北野武原作の発の恋愛ものと聞いてどんなストーリーかと期待して見に行きました。
いい意味で期待を裏切られました。北野色が強いかと思いきや、全然そんな事はなく、純粋な恋愛映画でした。
北野武原作とは気付かないと思います。
しかしながら、人の描写は他とは違うものを感じました。
キャストも素晴らしいのでしょうけど。
また、恋愛映画でありながら友情も溢れる見どころ満載の映画です。特に50代以上の方には響く気がします。
スマホの無い時代の不便だけど真剣な恋愛が描かれています。
今年一推しの映画でした!
現在ではスマホが普及し体験する事が難しくなった、「すれ違い」が最高に素敵です♪
他の方のレビューに「都合が悪くなったら、お店に連絡することだって出来る」との書き込みがありましたが、そこがこの映画の良いところだと思います。といいますのは、そこまでキッチリと決めた訳ではなく、「二人が会いたいと思えば会える」という言葉から2人の間の暗黙ルールであり、それを守っているのと、また、お店の店長であるリリーフランキーも、暖かく2人を見守ってはいるが、決して深入りしない絶妙なポジションなところ、この二つがこの映画を更に面白くしてるのだと思います。
素直な純愛もの
原作はビートたけしさんとのことですが、漫才も映画も過激な作品が多いにも関わらず、本作の方が意外にご本人の素に近いのかもしれないとか思いました。
タイトルのアナログというのは、登場人物の特徴に由来するのでしょうが、本作のような素直な純愛作品を観ると、映像にCGを多用したり、ストーリーを捻りまくった作品とは対極にあって、紙の本で小説を読んだ時のような落ち着いた感動に浸ることが出来ます。
実に、アナログな喜び。
ある意味、ベタな展開ではありますが、いかにも古風なストーリーから、原作者ビートたけしさんの内面を覗き見させて貰えたようです。
演技も音楽も素晴らしく、しっくり作品世界に溶け込んで、観る方も素直に感動出来ます。
二宮さんは相変わらず恐るべし。話もシンプルですが良かった。
波瑠さんの透明感
普通だとは思うけど…、小道具やセット、ロケーションが良かった。画面の隅々まで観察しながら鑑賞させてもらった。(なかなかありえないかも…と思いながらも)朝ごはんを準備して、美味しそうに食べるシーンから、いいな と思った。
もちろん、スケッチや模型も。
二宮君は肩を落として歩く姿が上手いし、似合ってる。
四十前の男子が、今さらプラトニックかよ…
と最初は思ったけれど……、はまりました。
サンドイッチを褒められて「はさんだだけですから…」と言ったのとか、空気のような普通感が良かった。
あと、浜野謙太さん、桐谷健太さんがよかった。しみじみ。
観おわって、コーヒーがのみたくなって、近所の落ち着いた喫茶店でパンフレットを読みました。
みゆきさん、ピアノで会った水島です
涙のキッス‼️今年2回目‼️
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