アナログのレビュー・感想・評価
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二宮さんの演技力が光るが、ちょっと泣けなかった。
「ラーゲリより愛を込めて」の時はあまり思わなかったけど、二宮さんの演技が自然体ですごくいい感じ。
笑えるところはしっかり笑わせてくれるし、真剣な場面でも違和感なく見れた。
ただ強引に泣かせにくるような展開にちょっとついていかなかった。
その強引さの中で、二宮さんの演技の自然さが際立ったように思う。
純愛の美しさは感じられるけど、そこへの持っていき方が乱暴で、一気に現実に戻されて冷めてしまった。
見事なBGMが映画により深みを。ニノ、波瑠さすが
あったかい気持ちになります。眠くなりそうな映像やテレビドラマでいいんじゃないかとも思いますが、映画館で観るからこそ気持ちも暖かくなるし、ニノと波瑠の演技もより際立ちます。全てを補うほどのBGMが最高でした。
ラストの伏線回収のテンポ、内容は秀逸でした。
この監督の他の映画も観たくなりました。
映画館で観てほしい映画です。
上質な恋愛をたまには楽しみたい
原作を読んでいたので、たけしさん独特の下ネタ満載の男友達との主人公との絡みはどうなるのか気にしていましたが、その辺りはタカハタ監督は払拭されていて、見やすかったと思います。俳優さん達が丁寧に演じていて二宮さんと波瑠さんの組合せも自然で、笑える所もほっこりする所もあり飽きなかったです。オチについては、昔好きなドラマで見ていたものと似ており既視感は否めませんが、暗い終わり方ではなく希望の見える終わり方で個人的には満足でした。すごく感動するかと言えば微妙ですが、いい時間を過ごせたと思います。
素直に感動の訳は※※※
二ノ宮さんがいい❗️
波瑠さんがイイ❗
タカハタ監督の演出が良かった❗
リリーさんのマスター姿がイイ❗
木曜日、ずーと此れからは木曜日❗
映画・TV 等のメディアドラマはあまりにも「事」を、捻り混み気持ち落ち着かない。
この作品は、「事」や「思う気持ち」を時の流れを使い丁寧に素直に展開して行く。
当たり前の「好意進行」作品の難しいところが詰まっている。
だから、二人の出会いなんかどの様なのか楽しみで仕様が無かった。
とは言え、チョイと恥ずかしく成る様な台詞なんかを自然に嫌み無くこなせるのは二ノ宮さんの演技力の素晴らしさにつきると思う。
ラストの展開等は、映像にすると
陳腐に成りかねないところ、丁寧で言葉の選び方もイイ。
全体的にキャスティングが、うまかったのでは⁉️
こんな出会いいいな〜。
思ってたよりも物語に引き込まれました😭、出会いから仲が深まるまではクスッとする笑いもありで主人公の友達ぐらいの感覚で感情移入して見れた事が引き込まれた理由かな?。
プロポーズ直前で会えなくなるのはもっと違う理由と思ってましたがひっくり返されて驚きました🫢、理由を知る時のシーンは泣きそうになりましたね。
ちょいコメント辛くなりますが、ここで返されたので一番最悪な状態なら感情移入できてたから「えっ」ってなって泣けたかも、それでも充分に楽しめましたが😃。
波瑠さん以前ドラマでヴァイオリンやるやつあったけど、あれは初心者で今回は才能ある役でちょいそこも上映中に思い出した。
こんな出会いしたいですね😌。
雰囲気が良かった。
原作読了。
終盤はホロッと泣いてしまった。
ラーゲリ、VIVANTを見た後で、普通の会社員の二宮君が良かった。いい顔でした。
思えばちょっと前までは携帯なんかなかったんだよなー。
大事な人なのに連絡先がわからないとかなかなか今の時代はないかもだけど、会う約束がより大切になって、アナログも時にはいいかもしれない。
波瑠さんの表情管理が良い
何となく予告編で気になり視聴。
3人の友情を表現するためになのか、現場での絡み(アドリブ含む)を切り取ったようなシーンが多く、ブツブツ切れているのが気になった。ただそれが敢えて仲睦まじい感じを表現しているのかもしれない。けど気になった。
ストーリーはありきたりな感じもありつつ、しっかり感動できる。
波瑠さんの表情管理が上手く、今にでも消えてしまいそうな儚さがあり、どんな過去があったのか序盤から想像しながら楽しめた。
ロケ地のカフェも、この映画とリンクするような所もある、撮影禁止のカフェらしいことを後々知って心打たれた。
まあまあ
アナログとビートたけし原作というところから、よくある恋愛ドラマと連想して、あまり興味はなかったけど友達に推薦されて鑑賞。映画の内容より、映画のカットというか、長いシーンでカメラが切り替わるというか、編集してるというか、よくわからないけど、それが始まってから直ぐにあって、それが気になって集中できなかった。数えだしたら17ヶ所くらいあった。ワンシーンをぶつ切りした感じで、演じているところを所詮撮影してるんだなって感じたら、映画の世界に入り込めず白けてしまった。
マッチングアプリ時代だからこそ!心に染みるのか?!
パートナーをマッチングアプリで探す
会ってみて、違うな…と思ったら
また、検索してみる
…こんな時代だからこそ、
いかにも昭和育ちのおじさんが書いたといわんばかりの
濃厚でベタなラブストーリーが
多くの人の心に染みるんだろうか…
陳腐にならなかったのは
ひとえに、二宮和也の演技力の賜物だと思う
この人の
ふわりと温かみのある人柄がにじみ出たような
「普通の人」の演技は絶品!
結局、
「人を愛する」ってことは
相手と過ごした時間とか
相手が背負ってる過去や未来は
全然関係なくて、
今現在、
自分の人生に存在していてほしいと切に願う
「自分」の気持ちを
貫くことなのかなぁと思った
「相手」に何かを求めるものではないのかもね
深まりゆく秋に
この映画観て泣くのも一興かも!
上映前に原作者の北野武監督の「首」の予告が流れたせいか、16ビート...
上映前に原作者の北野武監督の「首」の予告が流れたせいか、16ビートで、時代劇を撮る人が、こんなロマンチストだとは思わなかった。
泣く人が多いと聞くが、私は涙一粒もこぼさなかったが、ストーリーの豊かさ、終わってみて、こんなに優しい気持ちにさせてくれる映画は少ないと思う。
情報が溢れかえっている、今こそ、この映画は見る価値があると思う。
波留さんの消えてしまうような儚さとニノの不器用だけど素直な表現は素晴らしかった。
もう一度見たい、映画になりました。
いい話だけど
連絡手段がないからいつも同じ場所で待ち合わせ。会えなかったら今日は会えない日だと納得する。
なかなか今の時代には出来ない出会い方で、会えた数時間で愛を育む、優しい作品。
ただ、突然会えなくなった理由がよくあるパターンだったり、宣伝であまりに『泣ける』を連発され過ぎて、泣けなかった私はダメな人間なのかと思ってしまった…
いい話だけど、号泣するほどではないかな。
すがすがしい
果たしてひとはこんなに純粋になることができるのだろうか。
ファンタジーだよねと抵抗するあまのじゃく的な声がかすかに聞こえたのは聞こえたのですが、ラストでは涙を抑えることはできませんでした。多分そんなあまのじゃくな反論をねじふせるような力がこの作品にはあるように思います。
それは、今ではWEB会議やWEB飲み会さえあたりまえのこの時代に、携帯電話はおろか固定電話すらなく、連絡手段が毎週木曜日に「対面で」会うしかないという・・・それって明治時代かよ・・・・とツッコミをいれたくなる設定だったり、PCの3Dソフトではなく手作り模型を使って建築デザインを考えるこだわりであったり、母親の形見のすり切れたオーダーメイドバッグだったり。効率重視のデジタルの世界では、失われつつあるかもしれない、非効率だけど、ゆっくり発酵させるような、人やものとの丁寧なやりとりで紡がれ、うまれてくるもの(感情や愛情を含む)・・・つまり「アナログ」の良い部分と思える部分が満載なのです。
先日ラジオで作家の村上春樹氏が「デジタルでほんとうに便利になったけど、これでよいのかなと思う自分がいる」と言った趣旨のことを言っていましたが、私も含め社会の進化についていけない年寄りの繰り言かもと思いつつ、アナログにもよいとこたくさんあるよねとさりげなく、でも説得力ある形で提示された感じで、それがまたすがすがしいです。
それにしても、二宮の演技、波瑠の上品な美しさは素晴らしかったなあ。
良い作品でした。
誰かに好きだって言いたい
終わったときの感想はタイトルの通りで劇中のセリフ。
・携帯電話で連絡しない
・毎週平日の決まった場所と時間での逢瀬
学生ならまだしも勤め人でこれを成立させるのは難しい。
だからこそ題材になるのだろうけどまぁおとぎ話だよなあと思いながらも悪人が一人も出てこない、ピュアでプラトニックな恋愛とバカで仲間思いな幼馴染みの男友達のやさしい世界のおとぎ話に惹き込まれ120分があっという間。
ところどころにたけしの笑いのエッセンスが散りばめられて泣けて笑えて起伏があると尺に飽きがこない。
あくせくして汚れた世の中と違って映画やお芝居の中ぐらいこんな世界があってもいいよね、と思える素敵な恋愛映画でした。
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