「ドキュメンタリーではあるが、、、」プーチンより愛を込めて スキピオさんの映画レビュー(感想・評価)
ドキュメンタリーではあるが、、、
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映画は1999年の大晦日、ソ連崩壊後のロシア大統領だったボリス・エリティンが突然辞任し、プーチンを後継指名。翌年大統領選挙を経てプーチンが権力の基盤を掌握するまでの1年間を、選挙活動や広報用に撮影された素材を使ったドキュメンタリー。
ちょうど大学生から社会人になる頃のことだったので、なんとなく覚えている。もうエリティンがレームダックで、チェチェンは泥沼でロシア通貨危機が起き、ついに世紀末が訪れる。そんな暗い時期に40歳代でロシアを背負うプーチンは、頑張るな〜、という印象でした。ほんと、エリティンがダメダメだった印象です。
「プーチンって元々もこんな人柄だったんだぜ」という反プーチンとして観ることもできるし、当時のことを思い出しながら観ると「プーチンもえらいもの背負ってしまったんだな」とも観れる。ギリギリ、マイケル・ムーアのドキュメンタリー「風」プロパガンダ映画にはなっていないのが幸いです。
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