「アップデートしないダリオ・アルジェントのスリラー映画」ダークグラス カツベン二郎さんの映画レビュー(感想・評価)
アップデートしないダリオ・アルジェントのスリラー映画
70年代映画のリマスター版かと思うほどカメラワーク、音響、編集そして特殊メイクなど全てにおいてオールドファッションで、もしアルジェントが意図的にそう演出した訳ではないとしたら、現役の映画監督としてはいかがなものかと思わせるほどがっかりした。
アルジェントは脚本も兼務しているが、謎解き要素も薄く、ストーリーも陳腐極まりなく、ある意味伝説になるかもしれないと思わせてくれた。
また盲目である事や日食、水ヘビ?がどこかしらで伏線的に回収されることを勝手に期待してしまったが。こういうのって映画を観過ぎてしまった後遺症なのかも知れないと自分を責めてみる。
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