ジョーカー フォリ・ア・ドゥのレビュー・感想・評価
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アーサーの涙
感想文にしたらば、長文必至なので、箇条書き。
・『JOKER』でなく、『ARTHUR FLECK』のタイトルにしたら、
誰も文句を言わなかったのに(でも、ほとんど誰も観たがらないなあ)。
・冒頭のアニメで、作品の骨子は説明済み。
ジョーカーの影が独り歩きして、本体だったアーサーことなど、
誰も気にかけていないよ。でも、権力に潰されるのはアーサーだけ。
影は、次のジョーカー役を探せばいいんだよ。
・映画(That’s Entertainment)も、外の世界(That’s Life)も言うことは一緒。
社会のせいにするんじゃないよ。個人責任だろう、と。
ジョーカー的な問題の根源(貧困、格差…etc.)をアーサー個人の問題に狭めようぜ。
・ジョーカー的な存在が生まれざるを得ない社会システムは現前に在る。
アーサーは、たまたま、ジョーカーの役に当たっただけ。犯罪統計学の問題。
何でもかんでも、個人の責任に押し付けるのは無理筋。
・小人さんのゲイリー・パドルズに「君だけはぼくをバカにしなかったのに」と
なじられて、涙ぐんだ時点で、アーサーはジョーカー失格。
ゲイリーは可愛かった。ガガより可愛かった! (★1~2個はゲイリーの分)
・ジョーカー(役)の自己否定。ガガはハーレイ・クインになり損ね、
ハービー・デントは一介の検事のまま(顔は焼けるけど)。DCU全否定w
おやすみ、アーサー
アイデアとサービス精神に溢れた、紛れもなく「あの」ジョーカーの続編で、終わってみれば蛇足でなく必要だったストーリーと思えた。
古い歌に彩られ、その素晴らしい歌詞が本作の世界を増幅させていく。
それらの歌が恋に瞳を輝かせながら書かれたものか、こんなんやってられるかとタバコくわえて肘付いて仕上げたものかは、今ではもうわからない。
人間が生み出してきたエンタメへの憧れと憐れみが、キラキラ舞い踊る埃の無邪気な幽霊のようにアーサーを導く。
こんな作品、AIには撮れない。でも、現場の人は危機感を肌で感じているのだろう、今・人間の・自分たちがつくらなくてはというヒリヒリした思いが伝わってくる。
もう一度観たい!
アーサーかジョーカーか
誰かに愛されたい。というアーサーが、
惜しくもジョーカーという側面だけ愛されてしまった。
その結果、裁判所は爆破され、アーサーは殺されてしまう。
リーや民衆、そしてジョーカーを期待した映画鑑賞者も加害者になり得るだろう。
リーがアーサーに薬をやめさせたが、歌によってジョーカーの登場を助長させていた。
ジョーカーが出てくるタイミングを思い出すとその多くがミュージカルが引き金になっていたと思う。(うろ覚え)
私もミュージカルがやりすぎだと感じたが、それはリーによる狙いだったのだと最後の階段のシーンで感じた。
リーがミュージカルを始めようとしたが、アーサーは拒否。
アーサーはアーサーで、ジョーカーではなくなったので拒否ができたのだろう。
歌とタバコがこの映画での重要な役割だと思った。
リーに会う前はタバコも吸っていなかった。
薬もやめ、タバコも吸い、ジョーカーとしての自分を自信づける歌が始まり映画は進んでいく。
ざっと他の方のレビューやコメントを見ると、
良いレビューは、アーサーという人間の映画としてみた人
悪いレビューは、ジョーカーとしての物足りなさ、そしてミュージカルの嫌悪感。
下記は私のかなり偏った意見だが、
ジョーカーとしての物足りなさを訴える方は極端な話社会に不満を持っていて、ジョーカーに代弁でもしてもらいたいのかと思ってしまう。アーサーを心配する余裕がないともとれる。
ゲイリーの話から、
「ジョーカーになり得てしまう人には必ず理解者が必要である」
というメッセージ。
囚人を絞め殺した看守が、最後アーサーに会釈(仕事を続けられている)する話から、
「現代社会には変えられない闇が一定数存在する」
というメッセージ。
この映画を見終わってエンドロールの時間で、
自分の周りの人間でジョーカーになり得てしまう人がいないか頭の中で探してしまった。
好きな傾向の映画ではないけど面白かった
前作のような雰囲気を求めて行くと正直ガッカリするけど、映画としてはかなり良い出来だと思います。
前作の社会的な影響を考えると、あの終わり方にせざるをえないし、下手に犯罪者万歳みたいな終わり方だけにしなかったところは英断だったように感じます。(ただ洋画で爆発オチ使われるとは思いませんでした。笑いどころじゃないのに笑ってしまった)
ミュージカル調が合わない人もいるかと思いますが、ラストのあの終わり方にするための「溜め」だと考えると良い舞台装置だったなぁ、と個人的には推したい。(最初のアニメもそう言う感じにするよ、って前フリ入れてくれてたし)
ただ、なんも知らないで見に行った率直な感想は、「なんか知らんが汚いララランド始まったな」でした。いや、拒否反応はなかったんですが。
けど、結局あの映画の主軸が「ジョーカーは死刑を回避できるか(脱獄できるか)」なのか「アーサーはジョーカーになれるか?」なのか、そこら辺がよくわかりませんでした。でもサブタイを考えると「リーと幸せになれるか?」なのか…?わからん…。
有識者コメントくれると助かります。
ついてこれるか否か……
冒頭のホアキン・フェニックスの背中が全てを物語っている。この映画は決して穏やかではない、と。
あの背中のシーンだけで震えた。
では、なぜ低評価なのか。
①求めているジョーカー像の相違
②求めているハーレイクインの相違
このどちらかではないだろうか。
①について。前作ではミュージカル調のシーンはなかったのに、なぜ今回はたくさん出てきたのか?
最も賛否があるポイントだと思う。
それは前作は三人称、本作は一人称だから。
元々アーサーの頭の中に音楽が溢れているタイプの人間。前作は三人称のため、そこがあまりフィーチャーされていなかったが、本作では一人称のため目立った。だから比較すると、全く違う印象になる。面白くないと感じた人は、ついてこれていないのだろう。
映画はそもそも観る人の感じ方が全てだから、褒めるもけなすも自由。
制作側はウケる映画を作りたいのか、分かる人に分かればいいのか、どちらかを選ぶ。
トッド・フィリップスとスコット・シルヴァーは後者を選んだ。
だから私は、単純にそのようなジョーカー目線に共感できただけなのだ。
②について。ここも賛否が分かれるところ。私はどちらかというと、こちらが否になるかと思う。
ハーレイ・クインを象徴する天真爛漫な性格を観たかった。元々アンニュイなキャラだと思ってみると、レディガガはすごく当たり役だと思うが、明るいキャラのハーレイをジョーカーがいかに取り込んでいくのかを観たかったと言わざるをえない。その相違がなければこの映画は今年一番ぐらいの評価をしていたかもしれない。
ひとまず続編に期待というところか。
ちょっとダラダラしてる
話のストーリー自体はそれなりに良かったと思うのだが、いかんせんミュージカル要素の悪い部分が出ている。歌にする必要がないところの歌が長ったらしく感じてしまった。続編って作るのが難しいんだなって思った。
前が面白くなかった人は面白いかも
前作を観た時は他にもそういう方がいらっしゃいましたが、私はこの程度でジョーカーになってたら世の中ジョーカーだらけだよと思いあまり楽しめませんでした。ただ妙なオッサンが狂っていくだけの映画に見えて気分が悪くなりました。それに対して今回はやっぱそうなるよねと腑に落ちる内容でした。ほとんど妄想と歌なので前作の様に気持ち悪くなる事も無かったし、レディガガがともかく美しかったです。しかしジョーカーを完全にメンタルに問題を抱えたただのオッサンにしてしまった為に、従来のDCファンからは賛否起こっているのではないかと。ダークナイトとは別方向でジョーカーを煮込んだ感じで個人的には好きなクライム映画でしたが、ジョーカーじゃなくてもよかったんじゃね?という事で星4です。
んんーそーゆー系
悩み悩みまくってレイトショーで観てきました。
人がそこそこ居たのでレイトショーも行けました
さて、待ちに待った第二弾ですが
あぁ、そう言うことなんですね
観終わりの憂鬱感や絶望感は今作の方が大きいけれど
やはり前作は何と言ってもジョーカーになったのですから
なったと言うかなった経緯の話ですから
祭り上げられたのだとしても。
今回こそは、アーサーの心の物語との認識で良いのかな。
そう言う思いで鑑賞すると
悲しい人なんだと理不尽な目にばっかりあって、最後まで哀しい。
もう少し不気味さがあっても良かったかなとは思いましたが
ミュージカルの様な歌が多かったので不気味さが陽気に感じた
それはそれなのかな
レディーガガの歌は流石ですが
アリー誕生の様な歌が感動の方が好き
前作のジョーカーの時の様な陰鬱な感動は少なかったし
ガガの歌もアリー誕生の時の様な感動もない。
期待値だけは、その作品よりも上でしたが。
その辺はちょっと残念かな。
ジョーカーちゃうやーん。。。
哀しきアーサー物語。
裁判所の爆破から逃げたあのシーンが山でした。
そこから吹っ切って前作の様になるのかと思いきや〜
逆に吹っ切ったな
それこそが、絶望感のみせどころだった。
重くてつらくて、 かなしい
あと一週間は引きずりそうです
歌のとおり、ザッツエンターテイメント(ジョーカー)
と
ザッツライフ(アーサー)
もう、歌はいいから話をしよう
と言ったアーサーを受け入れなかったリー
ジョーカー推しの大衆もそう
映画館を出て、雲一つない青空で少し救われました
ストーリーというか、気持ちは、本当によく描けていたとかんじました
PG12…?!
1と別の作品だと思って⭐︎3
あとこれPG12で大丈夫なんだ…
心が荒んできた会社員3年目くらいが観て、
世の中クソだよなーとか
誰も自分を見てくれないよなーとか
でもアーサーより恵まれてるからとりあえず今夜何食べようかな、くらいの気持ちになれる映画ではないかと。
ちょうど自分が見た前の席に小学生くらいの子どもたちを連れた大人がいて、見終わったあとに子どもが
あまり残酷じゃなかったね、と言ってたけど
まだまだこの作品の奥の、闇の部分とか、人間の怖さや汚さとか、アーサーの人生を考えるに至るには、きみは単に早すぎるだけなんだと思った。
逆に言えば、この話すら現実ではないファンタジーに映っていてほしい。
たしかにホアキンフェニックスは素晴らしい演技をする俳優で惹かれる。まだ「ヴィレッジ」くらいを観ていて欲しい。
でも、まだ背伸びをしなくていい時もあるはず。
映画を観た感想
前作は僕が今まで観た映画(まあ年齢的にそんなたくさん観たわけではないですが)の中で最も好きな映画だったので、その続編というのもあり、とても楽しみでした。
まあ、この映画を観るにあたり、賛否両論があるというのは聞いていましたが・・。
観終わった感想としては、今作は難しいなって。
例えるなら美術品を観ているかのような難しさ。監督・脚本は前作に引き続き同じ人が担当しているのに、前作とはまるで違いました。
今作は逮捕後の話であって、アーサー(ホアキン・フェニックス)とリー(レディー・ガガ)の物語。最後まで一貫しているので、人によっては物足りなさがあるかもしれません。
アーサーの頭の中と現実が交互に描かれているので、そこも人によってはごちゃごちゃしていると思うかもしれません。
このアーサーの頭の中がミュージカルで、やはり道化師として、コメディアンに対する未練のようなものがあるのかもしれません。ただ、そのミュージカルも人を楽しませるのではなく、自分が楽しむものですが。
後、ここはさすがレディー・ガガだなと、歌声がとても迫力があって聴き応えがありました。観るなら字幕版の方が良いと思いますね。
そして最後の結末を観て、続編はあるのかないのか、なんとも言えないなと。パート3を制作できなくもないような感じでしたが、これで終わりって感じもしました。
ただ、個人的には前作だけで完結してても良かったのではないかなとも思いました。それだけ前作の出来は良かったし、前作が良すぎたから、その期待が大きすぎて、結果としてちょっと期待はずれ的な感想を抱いてしまったのかもしれません。
全作は納得
映画論とかそういうものは無く、ただ興味があるものを見ています。
本が読めない(じっくり活字に向かっていられない、何か始めちゃう)
人間なので、映画館でその時間に浸からないと最後まで物語を完結できない
そういう映画ファンです、多い時は月3本くらい見ています。
で前作は「差別貧困病気いじめ等、日本でもありうるドロップアウト物語」
として納得できる映画☆4.3評価でしたが、その後の裁判や神格化した応援者
などになるとさすがに・・・。特にミュージカルが苦手なので、妄想とミュージカル
両方入ってきて支離滅裂になっちゃいました。ただ終盤10分~のシーンはさすがに
映画として引き込まれました。なので3.5の評価です。レディガガと気が付いたのは
映画が始まってしばらくたってからw
期待度◎鑑賞後の満足度○ 『JOKER,』とはあるindividual を指していたのではなく、伝播する「狂気」「妄想」というphenomenon を指していたというオチの付け方。
①DCコミックスの「ジョーカー」というのは誰もが知っている確立したキャラクターなのに、あんな最後を迎えさせるとは誰も予想していなかっただろうから、もうトッド・フィリップ監督は確信犯というしかないだろう(前作から意図していたかどうかは分からないけれども)。
後から思うと、冒頭のアニメはこういう結末になることを暗に示していたのかも。
②映画としては、ミュージカルという体裁にしたせいかドラマ的に前作ほどの緊迫感はなくややタルい(前半はまだましだけれども)。
ただ、大好きな『Bewitched, Bothered and Bewildered』をアーサーが歌うシーンには感激したし、『(They Long to Be) Close to You』はどのシーンで使われるのかと思っていたらあそこで使ったのもなかなか良かった。
で、★★★⭐が妥当かと思ったが、上記のシーンの他、『That's Entertainment 』『There Is No Business Like Show Business』『Get Happy(どうしてもジョディ・カーランドが歌い踊るシーンが脳裏に蘇ってしまう) 』等懐かしいミュージカルナンバーがそこかしこで流れるので⭐一つオマケ。
③「狂気」というショーを始めた者がそのショーから降りた時に訪れる末路の姿と、それでも一度始まった「狂気」というショーは続いていく、ということを描いた映画だと思うが、もう少し穿った見方をすれば、あのラストはアーサーの役目(ショーを始める)はショーが始まったのでもう必要なくなり用済みとなった姿であり(結局アーサーに戻ってしまったし)、『JOKER 』という「狂気」の虚像によるショーが止まらなくなった(裁判所の爆破シーンが、その切り替わりを象徴するシーンだと思う)、誰もがJOKERになる、なれる世界が始まったということだと思う。
④も一つ想像を働かすと、リーが生んだ子どもが本当の「JOKER」になるのかも。
更に深読みすると、彼女は実はアーサーの種(DNA)が欲しくて近づいたのかも、つまり本作は“HARLEQUINE=JOKER=JOKERの母 ”の話なのかもしれない。
⑤鑑賞しながら思ったこと。ミュージカルという形態にしたのも悪くないな、と。だって私達の日常もミュージカルみたいなもの、音楽に溢れてるでしょう。少なくとも私にとってはそう。何かするのも大概鼻歌交じりでやってるし。仕事中でも時々鼻歌歌ってます。おおびらっにしないのは一応職場ではやらない方が良いという一般社会通念に合わせてるだけ。許されるなら時々踊りたい。
私の中にもJOKERは居るみたい。
2024年のワースト
マーゴット・ロビーのハーレクインが好きなので、レディガガがキャスティングの時点で若干テンションが低かった。
社会的な弱者がただただかわいそうになる物語で、ジョーカーの続編でやらんでもいいのではと。
お歌のシーンはとにかく退屈でうつらうつらしてしまい辛い。
138分もかけてなんでこんな話を見せられてるのか。
賛否両論とかいう前評をみたけれどどこに賛をつけれるのか謎。
音楽と映像は良かったけど最近の映画でここがだめなものはあまり見ない気がする。
週2くらいで映画館に通ってますが、今年見た作品の中では最も退屈な作品。
アーサーが可哀そうすぎて…。
暗いなりに不思議とカタルシスがあり、そこが怖いところでもあった前作ですが、続編のこちらは前作以上に暗い。「何見せられたんだろう…」という鬱状態になる映画でした。
前作が悲惨な境遇の男がダークヒーローにのし上がる話なら、こちらはダークヒーローが悲惨な境遇の男に戻る話。ミュージカル仕立てで、お祭り騒ぎのような場面が随所に挟まれている分、現実に戻った時の落差がえぐい。ラストシーン付近で、「歌はもういい」というセリフがありましたが、視聴しているこっちの気分がまさにそれ。
ジョーカーから逃げようとしても逃げようとしても、逃げられず、最後はあっけなく殺されてしまうところからの、「これが人生」と歌い上げるアップ調のミュージックとエンドロール。自分の人生から逃げず、チャレンジを促すような明るい歌詞が、ストーリーに対する皮肉っぽく聞こえて本当にしんどかった。アーサーのような境遇だと、チャレンジもできない、人生に立ち向かうこともできないと思うので…。
夢と虚構、現実がまじりあうストーリー構成は悪くないと思ったのですが、支援の手を伸ばしてくれた人がいるにもかかわらず、大衆にそそのかされるようにジョーカー像にしがみついたあげく、結局耐え切れなくなって味方が誰もいなくなってしまうアーサーがひたすら可哀そうな映画でした。旧作の証言してくれた同僚があいかわらず素直ないい人で、唯一の癒しだったかも。
※話はやや脱線するけど、Xシリーズのパールなんかは、異常性まるごと愛してくれるパートナーと添い遂げているので、周りがジョーカーしか見てくれなかったアーサーと比べれば割と幸せな生涯だったんだなと思った。
音楽と妄想
映画冒頭ホアキン・フェニックスのガリガリの身体を見て役作りのためにこんなに痩せて命懸けで演じたアーサー役をしっかり見なくては…と背筋が伸びる。
1.映画開始30分後くらいに黒のスカンクのアニメを観てるシーンからミュージカル要素が出てくる。ミュージカルの場面を見た瞬間「ああ、これはアーサーの妄想だな」と感じる。
2.その後のミュージカルや音楽が流れるシーンは全てアーサーの都合のいい妄想。現実逃避と解釈。
3.後半の長い階段のシーンでレディーガガ演じるリーが歌い出すシーンでアーサーは「もう歌いたくない、歌わないでくれ」と言う。その言葉の意味は「君を妄想にしたくない。妄想じゃない現実の君と話したい」という意味なのかなと思い少し切なくなる。
4.その後、警察に連行され留置所に戻ったシーンで1の場面と同じ黒いスカンクのアニメを観ているシーンに。映画を見た私は「もしかして今まで見せられていたものって全て妄想?」と思う。本当は1の場面から時間は進んでいなくて今まで見ていたものはアーサーの頭の中で自分が幸せになるための妄想だったのかと。
アーサーは自分の頭の中で妄想した世界の中でも幸せになることはできずにいたのか。自分が幸せになる想像ができなかったのか。幸せになるためのやり方が分からなかったのか。自分はジョーカーではなく社会的弱者で頭が悪くて誰にも好かれないと言うことを心のどこかで理解していたから妄想の中でもその要素が出てきてしまったのか。
私には難解すぎて分からない要素がとても多かった映画でした。
最後の絶命したアーサーの顔は笑っているように見えてジョーカーのメイクをしていないのにジョーカーに見えたのが怖かった。
納得
公開が始まったばかりで大きなスクリーンがあてがわれていたにも関わらず、非常にいい席を直前でも確保出来たのは複雑な思いになった。
みんなが酷評する理由は理解出来るが、
私はそこまで酷いとは思わなかった。
けれど、ガガよりホアキン・フェニックスの演技を
もっと観たかった。
この続編は必要だった?
この内容だったら、いらなかったんじゃないかと思ってしまった。
裁判での証言を聞いて、アーサーが『自分を信頼してくれた人を裏切って傷つけた加害者だった自分』に気づくシーンがあって。
結果、彼は自分がやったことを認めて責任をとる覚悟をするんだけど…え?で、これ??
本来、語られるべき物語はその後にあるじゃないのか?と思った。
祀り上げられて、共同幻想に巻き込まれて、自分でも勘違いして…でも自分の責任に気がついて…そこからどう生きるかが問題じゃないのか?
うーん、勘違いするとこまでは前作で伝わったと思うけどな。
あとはハーレイクインが好きじゃなかった。
病院に火を点ける?え?逃げられない人とかいない?拘束されてる人とか?
今まで思ってたキャラとは倫理観が違いすぎてついていけなかった。
歌わないで、語りたいんだ、というのを聞いてもらえないアーサーは切なかった。
必要だったかなぁ
1を観返そうかな
日曜日にイオンシネマで
朝9時35分始まり
公開すぐに観ないと変な時間で組まれてしまう
もちろんover55 シニア料金
ありがとうございます
5年前の今頃に前作を鑑賞し絶賛
その後世の中はコロナで大変なことになった
監督は続編を作るつもりはなかったが
ガガ様がハーレイ役ということで翻意したとか
ガガ様はいい役が続くなぁ
アニメスタートでどうなることかと思いきや
前作のテイストに戻った いやぁ重厚だった
アニメの楽屋の壁のデニーロ肖像画はチト笑えた
アメコミとかティムバートンの世界とは異なる
現世と地続きのジョーカー
徹底的にカッコ悪くて惨め
ファムファタールにいいように翻弄される
こっちが断然いい
アカペラで歌い出して音楽が重なるのがたまらない
こういうナチュラルミュージカルもありだなと
タップダンスのシーンが一番好きだ
あいつは最初から後ろの方で異常な目つきしてたな
なんかしでかすとは思っていたんだ
実はこの2時間半は彼がいまわの際で観た走馬燈だった
という解釈もできるかと
あえて復習はしていなかったのだが
1を観返そうかなという気になった
1のオラのレビュー再録しとこ
絶賛で結構いっぱい書いていたんだな
ほぼちょうど5年前で改めてびっくり
imaxで観たらしい 全然覚えていなかった…
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20191014
映画館でおひとりさま
トーフォー(14)の日と祝日が重なりラッキー
この映画館 なんだかんだで結構観ているので
シネマイレージカードをついに導入
クレジットで買い物すると年会費は無料になると…
ケチケチのオラが動いた
で本作 絶対観たかった一作
この間のタラ作同様IMAXでしかも同じ席をインターネット予約
映画秘宝特集号を購入したのも同じ
ハングオーバーの監督だし
タクシードライバーとかキングオブコメディを
敷きにしているというし ロバートデニーロが出てるし
見ない理由がない
あとマーベルより好きなDC絡みだし
ホアキンフェニックスはリバーフェニックスの弟
町山レビューで初めて知った
今や兄貴を知らないヒト忘れたヒトも多かろう
スタンドバイミーの主役じゃ
で これ 最高
この間のタラ映画とどっこい 短い分こっちに軍配か
好きな世界 ダークだが描かれるのはコメディ
超長い階段
よれよれのブリーフ
妄想と現実が適当に混じっている
・シングルマザーとのロマンス
・デニーロ番組出演
お洒落なのは
設定が70~80年代なのに 現在の社会状況にリンクさせつつ
なおDCの世界にピタッとはめこめるところ
続編がダークナイトでも不自然でないと思う
ジャックニコルソンほど明るくなく
ジャレッドレトほどポップでない マーゴットロビーに惚れられない
クリストファーノーランのヒースレジャージョーカーの誕生譚
ジョーカービギニング ブルースウェインとの邂逅
(あら ノーランバットマンは過去ブログに書いていない)
これがアカデミー賞を獲ったら
同じダークヒーローが複数回受賞なんていう珍事だ
助演と主演で さすがにそれはないか
監督とホアキンフェニックス素晴らしい
同年代 うれしい
松本人志が笑いは悲しみと表裏みたいなことを言っていたなぁ
貧乏とかいじめとかリストラとか失恋とか…あとカウンセリングも
映画館を出たら自分がジョーカーになった気分になった
いい映画を観たあとの傾向だ
追記
酔っぱらったら さらにジョーカー度が増した
フニャフニャしたDance 自分に重ねてしまう
あと ジョーカー=冗談いう人なんだな
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(ここから映画と無関係)
終了後は映画と真逆の青空
公園ベンチで家から持参の缶ビール
自作弁当でhappy
等身大
鑑賞前から全米から異様に評価が低かったので逆に気になって見たくなりました(笑)
評価の別れる理由はこれがDCコミックのジョーカーとして見ると物足りなくて役不足で幻滅してしまいます。ただアーサー・フレックの等身大の物語として視点を変えて見ると面白いかなっと思いました。
アーカムで知り合ったハーレーの影響でアーサーら自分はとてもカリスマ性があって影響力があって偉大な人物だと思い込みます。
現に裁判のシーンでは裁判官やデントや弁護士をおちょくり混沌としていきます。
ただ証人喚問でアーサーの過去を知る隣人のソフィーや同僚のゲイリーの登場で少しずつジョーカーからアーサーに戻り始め、調子乗ったアーサーを看守が3人かがり暴行しリンチされた時はもう元のアーサーに戻ってしまい罪を認めてしまい信者やハーレーを幻滅させて、しまいには最後、盲信していた若い囚人にめった刺しにされて息を引き取ります。
個人的な見所はゲーリーの証人喚問のシーンで「みんな馬鹿にしたけどアーサーだけは優しくしてくれた」と言ってアーサーが正気に戻るシーンが印象的で虚勢でジョーカーを演じて罪悪感があったんだなって思いした。
見た人の評価がかなり分かれる作品なので興味ある人は是非
全514件中、221~240件目を表示