ジョーカー フォリ・ア・ドゥのレビュー・感想・評価
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すごくね?
悪になりきれなかったジョーカー。
大衆はそれを望まず。
全てを失って呆気なく終わる。
全部がつまらないただのジョークだった。
エンタメ界とこの映画自体のメタファーともとれるし、悪の虚しい最後にもなってて、すごくね!?
内容の賛否は分かれると思うけど、
演者も音楽も構成もストーリーも妥協点一切なし。本気のジョーカー2である事は間違いないっしょ!
ハードルの高さが…
ディズニー映画もびっくりのミュージカル。これに尽きる。
歌が終わったと思ったらちょっと話してまた歌。そのせいで非常にストーリー進行が遅くなり、上映時間の半分はミュージカル成分でかさ増ししてる印象。
前作で燃え上がった視聴層には決して刺さらない映画だと思えるが、ジョーカーというカリスマ的ヴィランの重圧に勝てなかった一人の男が辿る結末として皮肉の効いたストーリーは一考の価値はあると思う。
自分は好きではなかったが、監督が意識して忍ばせたメッセージ性とかを考察するのが好きな人には刺さるかもしれないので絶対に見るなとは言い切れない作品だと思った。
これはこれで良い映画でした
バットマンに繋がるジョーカー誕生の話だと思ってたけど違った
違うとわかって見たらこれはこれで良い映画
でした
妄想シーン多用されてたけど、あれはアーサーが「こうであって欲しい」という気持ちを表したものであって、
現実では出来ないのだからそこを表現するには妄想のミュージカル調にするしかなかったのでしょう
現にアーサーが裁判で「自分はジョーカーではない」と発言してから妄想シーンはなかった
(最後ちょっとあったけどあれは刺された伏線みたいな感じだし)
悪のカリスマジョーカーなる存在がいたとしても、そのジョーカー自身にも様々な葛藤が有りジョーカーになりたくてなったわけではないし、ジョーカーを真似る群衆を見てもジョーカー自身「いやいやそんな持ち上げられてもオレそんな器じゃないし...勝手にカリスマ扱いされても...」という負い目のような感情があったのだと思う
なんだかアーサーの気持ちがスゴい伝わってきました
最後「もう歌は聴きたくないオレと話してくれ」と階段でリーに懇願してたアーサーの気持ちがよくわかる(´;ω;`)
ジョーカー2はジョーカーが悪のボスになり暴れ回る続編だと世界中の人が期待してた(無論、自分もそう期待してました)からこその低評価なのでしょうけど、まさにそこのイメージこそアーサーが危惧したというか不満に思っていた部分であって
この映画はそこを表現した映画であってバットマンに繋がりはしないけれど、これはこれでジョーカー1の正統な続編で公開されて良かった作品だと思いました
ジョーカー真似る犯罪者が増えるから意図的にカオス部分を抑制した、という意見もあるようですが、そうではないと自分は思いました
ひとつ言うならPVで流れたシーンカットされてたのは残念でした.....
そこは残念でした....w
アーサー(ジョーカー)
ミュージカルではない部分の圧迫感や恐怖感はさすがの迫力。
ミュージカル部分で緊張感は緩む
ラストは、新しいジョーカーが生まれたって理解でいいのかな
発生し続ける的な?
可愛そおじの話
結局のところだれもアーサー自身のことを愛してくれてなくて、ジョーカーを求めてたって話。
前作のヒットで、作中・現実世界共々でジョーカーは祭り上げられたけど、振り返ってみれば誰もアーサー自身は求めてなくてアーサーがジョーカーになってぶっ壊すのが世間にウケた。
で今作は裁判の議論の大きな軸としてジョーカーという別人格がいるかどうかという話になってたけど、最後にアーサーがジョーカーは居ませんっていうからガガ様からも振られるし、アサイラムの中で信者に刺されて死ぬしで、ぶっ壊したとしたら前作を観て「またハチャメチャみれるぞ!」と期待してた観客の心だけ。
でもそこが現実世界の映画の評価とマッチしてたからとても面白く感じた。作中でも映画を見てる人たちからもアーサーは求められていなかったみたいです……🥺
悪の向けどころ
続編の知識も入れず見に行った(ガガが出ることも知らなかった)が、一作目よりジョーカーでなくアーサーの物語として見えていた自分には特に違和感もなく、むしろしかるべき内容、結末だった。
徹底して情けない男に描かれていた。
彼はジョーカーではない、ジョーカーにはなれない。
アーサーの罪状は初作で描かれたもので全てで、すべて個人の遺恨で完結していた。
仮に彼が捕まらなくてもその後の余罪は小さなものか、大きくてもムーブメント化してファンに祭り上げられた結果だったように思う。
アーサーはただ自身の耐えきれない物に突発的に爆発しただけで、大衆が望むいわゆるアンチヒーローでは無かった。
ラストシーンでアーサーを刺し自らの口を裂いた青年は、「憧れのジョーカー」を宿すことで個人から少し反れた悪へと進化する。
そうやって何代も個人の遺恨から反れた「憧れのジョーカー」のみを宿した実態の無い悪が作り上げられた先に、ジョーカーはいるのかなと感じた。
青年のたどたどしい言葉を立ち止まり聞くアーサーの優しい表情がハイライトだった。
レディー・ガガいらない
みこしのうえ
暫く悩んだがやはり満点で。前後編としてのアーサーの物語としても納得したし、トッド・フィリップス監督がバットマンシリーズ(原作も映像も)への敬意をちゃんと持っている事も端々に感じられて、オマージュの楽しさとジョーカーのジョーカーたる所以満載の作品だったのではないかなぁ、と。前作で含みを持たせたラストからの今作なので、困惑したりがっかりするのもわかる。「タクシードライバー」と「キングオブコメディ」へのオマージュバリバリだった前作からすると、その意味ではわかり辛いし(正直ミュージカルは疎いので私もわかりません汗)、ジョーカーに魅せられたい方々にはちょっと、ねぇ。ある意味そういう方々はリーの側から観ていたのでしょうね。ラスト付近では完全に彼女と同期していたのかも。そうなると"残念"もさもありなん。僕は途中で見付けた"一人"から目が離せなくなり、結果〆に納得(どころか歓喜)出来たので大好物となりました。前作よりも好きだな(前作観てないとイマイチだろうけども)。
唯一持っているアメコミはバットマン関連。映像はティム版からの映画館鑑賞。でも好きなバットマンは?と尋ねられると「レゴバットマン」か「ニンジャバットマン」かなと笑顔で答えるトンチキなので、話半分でおねがいしますね笑
ジョーカーという映画の"ジョーカー"を観に行ったらタコ殴りにされた。
畳み掛けられる残酷な真実に、鑑賞直後は
「あんな後日談、知らんでも、観なくても良かった!」と思ったが
時間が経ち「あぁ、"ジョーカー"を観に行ったら頭から殴られたんだ」と思った。
いうなれば、映画の中の登場人物は皆"ジョーカー"しか見てなかった。
アーサー自身を見る人は誰一人いなかった。
それは映画を観に行った観客もそうだ。
ジョーカーという映画の"ジョーカー"を観に行って、監督にタコ殴りにされた。
リー含む、映画の内の登場人物は、観客と同じである。
なんとも皮肉。監督め…(2回目)なんて嫌な奴なんだ。
結果アーサーはジョーカーではなかった。
元々優しい人間だったから、真の悪にはなりきれなかった。
最後の最後まで、優しい孤独なおじさんだった。
初めて自分を好きになってくれた(嘘)女性のため、意図的にジョーカーを演じてみたが結果は散々。
自分を慕ってくれた若い囚人は殺され、自分は裸に剥かれ暴行され、心が折れた。
「ジョーカーはいない」
アーサー自身をみてくれた人物は、小さなお友達だけ。
アーサーが優しい人だ。という事はゲイリーだけが知っている。
2人寄り添い合い、語り合っていれば、こんな結末にならなかったかもしれない。
悲惨さでいうと、1よりも遥かに残酷。母親の件に関しても、あんな真実知りたくなかった。
負け犬になるな。やられたらやり返せ。
↑これが1で、期待して2を見たとしたら……。そりゃあ低評価になるわ。
賛否あるだろうとは思いますが、監督の、精一杯の皮肉が詰まった作品だと解釈しました。
ただやはり、ミュージカル演出のたびに、映画への集中がぶつぶつ切れてしまったので-1です。
あと、こんな悲惨な続編見んでも良かったわ!で-0.5。
思い返して、考えれば考えるほど、残酷な映画だった。
メンタル弱ってる時には観ないほうが精神衛生上良いと思う。
ぼくとぼくの影
あの頻発するアーサーの夢想が本当に厄介で、こちらが没入して見ようとする気分をいちいち削いでくる印象でした。
ガガが出演してる訳だし本来なら嬉しい限りですが、これが映画のいちキャラクターとなると話はべつな気がします。
役柄を越えて高らかに心境を歌われると説明過多だし、なぜかどんどんこちらの気持ちが引いてしまい…
ミュージカルや歌謡ショーをすることが、前作からの魅力の継承だったのでしょうか?
殉教者?として崇められ収監されたアーサー。
思えば、、彼は房内(~病棟)の重なるいじめで同情を誘うものの、何かを成すでもなく何もしてなかった印象でした。
リーとの出逢いからの進展、中盤の脱走(未遂)も性交に至るまで主導はリーだったのが残念です。
そんなマグロのアーサーは冒頭のまんが映画よろしく、別人格の「影」の愚行を信じ(ようとし)て終始虚ろです。
たとえ作品の狙いだったにしろ、魂抜きされたアーサーに魅力はありませんでした。
唯一白眉だったのは、弁護士を解雇して自身を弁護し出したところからでしょうか。
ジョーカーはいない…
そう告白したところでした、あのメイクを施して。
(人権派弁護士が吹聴し続けた)精神疾患の(影の)せいにすることなく、全ての罪を認めたところは唯一作品の頂きでした。
別人(と信じていた)だった影とその僕とが、ようやく一体になったように見えました。
その主体を持ったアーサーがジョーカーを否定した瞬間、本来のジョーカーが立ち現れてくる…、
その派生した逆説というか、パラドックスめいた演出が非常に興味深かったです。
以降の展開も棚ぼた過ぎて、というかずっと二人ともグダグダなのですが、
きっと彼一流のジョークを映画にしたんでしょう。
まあ、前向きに捉えるようにして、、
前作から続く長い長いエピローグとして鑑賞すれば、コレもまた愛おしい作品でした。
子を宿したハーレイクイン、、
断然次回に期待が高まります。
2億ドルの蛇足
トッド・フィリップス
1970年生まれのアメリカ出身
主にコメディ映画で2000年代から
頭角を現し2009年「ハングオーバー!
消えた花ムコと史上最悪の二日酔い」
でコメディながら2億ドルを超える
大ヒットを記録しブレイク
そして2019年に「ジョーカー」
のメガホンを取りR指定にもかかわらず
世界で10億ドルを稼ぎ出した
でそのジョーカーはそれまでの
DCコミックシリーズのヴィランと
して登場してきたブルース・ウェイン
の異母兄弟でピュアな悪の権化・象徴
という道化のキャラクターから一転
生活面も知的にも社会に対してハンデを
抱えた一人の男アーサー・フレックが
理不尽な社会の抑圧からついに
凶行を行っていく過程を
つぶさに描写
コメディアンに憧れたアーサーが
ピエロのメイクをすることで
ジョーカーとなり凶行の
高揚のあまり踊りだしてしまう
シーンはあまりに強烈であり
ながら観る側には背徳にも似た
開放感をもたらした衝撃的な
作品である
そんな続編の今作だが
正直前作を観賞し評価した観客の
大多数の見方は「あれ続編いる?」
だったと思う
それくらい前作はラストで
アーサーがムショにぶち込まれるが
全く懲りずにヘラヘラ笑っている
悲しい時もつい笑いだしてしまう
精神疾患を抱えた男が本当に
解放されて笑い出してしまった
ジョーカーとなった
それで終わりでいいじゃんと
誰もが思ったところである
監督すら思っていたのでは
ないだろうか
ただ映画会社的には
バットマンという人気IPで
予算5500万ドルで10億ドル稼ぎ出した
わけだから続編作れとなるのも
まぁわからんでもない
(DC系の映画がイマイチ
コケまくってるのもあるんでしょうか)
じゃあ今度のジョーカーは
ハーレイとゴッサムで大暴れ!
バットマンと対決だ!
とかやるんですか?というと
今作のジョーカーはとてもそんな
要領を持ったキャラクターではありません
フィリップス監督は有名なヴィランを
主人公にするにあたって
等身大の人間が狂気に変貌するという
スケールで描くのみに留まりました
これで続編を作れと言われたら
じゃあ俺の責任でこのシリーズを
畳みますという感じになったのが
今作な気がします
前作はその公開から
模倣した犯罪などがありました
日本でも電車で人を襲ったバカが
いてジョーカーに影響されたとか
ほざいてましたっけ
そうした世界中のアホタレ向けに
フィリップス監督はきわめて
わかりやすくジョーカーを「終わらせる」
事にした感じでしょうか
そもそも前作で
ジョーカーは別になんもカッコよく
描かれていません
妄想の中で世界が自分の解放を賛美し
変わっていく様をシーンの中で
作り手は嘲笑っていたはずです
それはテレビスターのマレーを
放送中に射〇しパトカーで護送される
ジョーカーが暴動にまみれた
街を走っていくシーンで
きわめてベタな「ホワイトルーム」
がかかった時に感じました
完全に「カッコつけの勘違い野郎」
と演出してジョーカーを
突き放しているのです
でもこれを本気でカッコよく
思っちゃった人が多かったんでしょうね
だからフィリップス監督はそんな
カッコいいと思ってしまった観客を
今作でガガ様のハーレイに見立て
悪のカリスマ・ジョーカーを崇め
アーサーには目もくれない人々を
描写したのでしょう
アーサーは一人じゃない
理解者が現れたと喜びますが
ストーリー的にはジョーカーは
罪状のわかり切っている
裁判にかけられるだけで
ストーリー的には何も進まない
ハッキリ言って続編にもかかわらず
「やることがない」のです
妄想の中ではミュージカルしたり
裁判所の全員をぶっ〇したりしますが
ラストには「ジョーカーはいない」と
独白しハーレイ(観客)に見放され
刑務所でむかえる哀れな最期
ここまで露骨にやりゃわかんだろ?
とでも言いたげです
低評価もわかりますが
低評価を出した人は
もっと暴れろよ!だったのか
やっぱりこうなるよね・・だったのか
色々あると思いますが
仕方がなく作った感が
否めませんでした
これはさすがに
蛇足と言わざるを得なかったです
ただライティングとかはほんと
素晴らしいんでスクリーンでどうにか
観られる感じでしょうか
ただ前作の4倍の2億ドルかけた
らしいですがそんなにかかってる感は
画面からは感じられませんでした
ホアキンとガガのギャラに消えたのかな?
「イニシェリン島の精霊」にも出てた
ビル・マーレイといつも見間違える
看守役のブレンダン・グリーソンは
相変わらず味があっていいですね
本当のあなたを見せて
こないだ鑑賞してきました🎬
手違いで内容をちょっと知ってから観たのですが…これは賛否両論あるのも頷けますね🤔
今回は宿敵のブの字もありません。
主演2人以外には、あの検事が出てくるのみ。
ホアキンはまたかなりの減量をしてアーサーを演じています。
笑いの発作も健在ですが、前作より控えめ🤔
今作ではジョーカーというより、アーサー・フレックという一人の人間にスポットが当たる感じです。
この二人の狭間で苦悩する、ある意味繊細な演技が見どころですね🙂
リーを演じるのはレディー・ガガ😀
ジョーカーとしてのアーサーに興味を持ち、近づく彼女。
歌唱パートは流石、完璧な歌声を披露してくれます🙂
ハーレイメイクも違和感なく、似合ってました😀
結末を考えると、これはアメコミ映画ではありませんね。
前作の続編なのは変わりないですが、現実的な展開も多く、リアルよりな作風。
樺沢先生も言ってましたが、日本の予告編はミスリードもいいとこで、期待してると面食らう可能性も🤔
ヒット映画の2作目の宿命に呑まれてしまった部分も否めません。
とはいえホアキン演じるアーサーと、レディー・ガガ演じるリーの共演だけでも、スクリーンで観る価値はあります😀
気になる方は是非映画館へ🫡
リアルと妄想の境界が曖昧。そして、狂気に満ちた作品。
前作と同様に、リアルなのか、妄想なのか、夢なのか、
敢えて、曖昧にしているところがあるので、人によっては、大変分かりにくい。
一番、最初のアニメが全てを語っているような気がするので、
これから観る人は、台詞を含めて、しっかり観ておくと良いです。ノックノック。
また、宣伝文句につられて、デートで観に来てしまった方々に、
ドンマイと言いたくなるくらい、狂気と暴力、差別に満ち満ちているので、
一緒に行く人は選ぶと良いでしょう。
前作は、怒りや悲しみ、無力さが引き金になって、
アーサーを狂気に駆り立てた。と個人的に感じましたが、
今回は封印していた狂気が、他人から引っ張り出されたり、
利用された感じに見えました。
何となく、それが分かっていても、
孤独から解放されるため、愛のため、自分を正当化するため、
乗っかってしまうところに主人公の弱さ、深い悲しみがあるように感じました。
後半の懺悔するシーン。
例のメイクをしてますが、泣いてるように見える、あの演技は秀逸でした。
メイクがどんどん薄く取れていく演出、歌いたくない。の台詞も良かった。
映画友達が「前回はジョーカーになっていく作品、今回はアーサーに戻っていく作品」と
評しておりましたが、非常に共感できました。
タバコを吸いながら、アーサーの心に共感しましょう。
それこそが人生。
続編じゃなければ…
つまらないということは無いですし、映画館で観てよかったなという作品ではありました。
しかし「これがジョーカーの続編…!?」という想いは拭えないですね。
1が傑作過ぎたのもありますが、
あのラストにするなら脱獄してカリスマムーヴしてドンパチしたあとに捕まって裁判して…の流れの方がおもしろかったかなあと思います。
ラスト自傷してる人は首切ってるのかな?と思ってましたが、あれはどうやら口を切っているようであいつがダークナイトのジョーカーなのではという意見を見て(なるほど〜!)となりました。
真実は如何に…。
なんにせよミュージカル調すぎましたね。
つまらなくはないけどうーん…?が総評です。
続編と思わずに観るべし?
そもそもミュージカルが得意じゃありません。
まぁガガ様が出てくれたならば、
こんな演出にしなきゃ
勿体ないし、贅沢で良いとは思います。
ガガ様、可愛いかったし(笑)
恋する女子みたいだったけど、
結局アーサーじゃなくジョーカーに恋してただけね。
なんだか終始アーサーが不憫でなりません。
惚れた女に利用され、裏切られ、ジョーカーを
勝手にカリスマ的存在に祀りあげた奴らは
これまた勝手に失望して、最後にアレですか。
絶対的な悪ジョーカー、実は虚像でしかなかったのかなぁ。
ジョーカーではない
面白かった。
映画としては、とても面白かった。
でも、バットマンのジョーカーではない。
1作目は、アーサーという哀しい男を描きつつ、本当にうまくバットマンの世界と融合させてるなと思った。
でも、今作は『ゴッサム・シティのジョーカー』じゃなくて『ニューヨークのジョーカー』だった。
ジョーカーという名前じゃなくて、クラウンでも成り立つ物語やん。
世界中でアイコンとなっているジョーカーを使うなら、最後までジョーカーとして描ききって欲しかったな。
とは言うものの、ホアキン・フェニックスはめちゃくちゃ良かった。
映画としては、本当に面白かった。
ただそれが、アーサーの物語として、面白かったというところが、なんとも難しい部分だなと思います。
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