劇場公開日 2024年10月11日

ジョーカー フォリ・ア・ドゥのレビュー・感想・評価

全743件中、1~20件目を表示

4.0ノーランの影に苛まれたトッド・フィリップス

2024年10月19日
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鑑賞方法:映画館
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まぬままおま

2.5ずっとミュージカルじゃないか!

2024年10月19日
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鑑賞方法:映画館

単純

難しい

寝られる

公開前から賛否が激しいのは知っていましたが、実際に観て「あーなるほど、これは意見割れるな」と納得しました。

私は名作の続編をあまり悪く思っておらず、一作目とは違った魅力があれば楽しめるタイプです。しかし、ここでは二作目の方向性が曖昧になっており、刑務所と裁判所を往復するだけに留まっていました。さらに、前作から作風が大幅に一変し、つまらないの一言では言い表せないぐらい複雑な感情を抱きました。

中でも戸惑ったのがミュージカル要素です。歌唱シーンが予想以上に多く、「ずっとミュージカルじゃないか!」と思わずツッコんでしまいました。エンタメ路線に特化している印象が強く、曲の入りも衝突すぎて本当に必要だったのか疑問に感じました。

レディー・ガガ演じるリーの立ち位置は漠然としていました。アーサーとの関係性について多少描写があるものの、2人が街に飛び出して大きな犯罪を起こさないので、これと言った見せ場が少なかったのが勿体なかったです。

それと、今作のレーティングがPG12になっているのが気になりました。本編では「f*ck」などの下品なセリフが多数出てきて、血が飛び散るほど過激な場面もありました。これならば、R15のままでよかったのではないかと思いました。

良かった点もいくつかあり、ホアキン・フェニックスの前作に劣らない演技には圧倒されました。作品考察の甲斐があり、終盤ではアーサーの行動が彼自身に返ってきたのではないかと解釈しました。

2024年公開の映画では間違いなく一番の問題作になっていました。今回は珍しく辛口になりましたが、またの機会に観て理解を深めたいと思いました。

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Ken@

3.0いいも悪いも、全てをその目で見届けたい貴方にオススメ🎶

2024年10月16日
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ななやお

1.5「世間を騒がせてごめんなさい」・・・・・・・・・(フフフ)

2024年10月13日
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日本公開を前に、フランシス・フォード・コッポラが本作の全米での興行不振について、トッド・フィリップス監督を慰めた、という報道がなされた。記事だけを観ると、ほぼ同時に公開され、巨額の製作費をかけた自身の最新作「Megalopolis」の不振と合わせての発言かと思いきや、Instagramでは続きがあり、その発言には、もう少し深い同情、共感のコメントがされていた。

オレからすれば、ちょっと笑ってみたりしたもので、「あの作品」を褒めてもらったら、そりゃまあ、コッポラもうれしはずかし、コメントは残すよね。というか、「あの作品」も巨額の製作費をもって、大コケしたわけで、ジジイも勝手に老婆心が走ったんだろうが、それにしても、このジャンルに、当時も今も信じられないくらいの巨額の製作費を充てる(ことができる)のは、全くの謎だ。

ジョーカー フォリ・ア・ドゥ




前作「ジョーカー」でも短く語ったが、「作者ジョーカー」という関係者のスタンスは本作も変わらないことも素晴らしいし、前作はその辺がうまく機能せず、必要以上の支持を得たことへの反省からくる、落とし前の内容と、「妄想」をあえてわかりやすく「ミュージカル」で表現したことへの勇気は買う。

しかも巨額の製作費をぶち込んで、しかも「ワン・フロム・サ・ハート」に敬意を表したなんて、フィリップス監督はキャリアを棒にする覚悟だったと思うが、それ以上にワーナーは頭がどうかしたのか、と思った。

レディ・ガガの役もオレの中では、ずーっと「妄想の産物」=「アーサーの妄想内のジョーカー」という認識は変わらず、「ジョーカー」=「トッド・フィリップス」の落とし前に付き合った結果。

それはそれでいいのだけれど、「否」が多いのは、結局「ミュージカル」が「信者」に合わなかった、というのと、「信者」を裏切ることこそ、「ジョーカー」というのは「信者」もわかっているはずだが、作り手の方では、本作の製作意義において、別の理由のほうが大きくなり、単純に「面白くなかった」ということ。

前作が「タクシードライバー」、「キング・オブ・コメディ」等、70、80年代のオマージュというのは、あくまでその設定において「パクリのレベル(デ・ニーロ免罪符)」で必要だったからであり、本作では「妄想」「逃避」を「ミュージカル」という、分かりやすい舞台を使っただけで、そうである必要はない。

「ワン・フロム・サ・ハート」のトム・ウェイツにゲンナリしたオレでは、この映画のミュージカル・シーンを楽しむことはできなかった。ただ単に、どこをどうして、どう見たら製作費2億ドルになったのか、わからないが、「ミュージカル」ってカネかかるんだな、と思っただけ。

ただね、

真実はわからないし、未来もわからないんだけれど、

「世間を騒がせてごめんなさい」・・・・・・・・・(フフフ)

のようにもオレには見えたので、厄介だ。

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しんざん

3.0ジョーカーではなくアーサーの物語

2024年10月11日
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前作のジョーカーで、これは根っこは同じだけどダークナイトとは違う世界線のジョーカーなんだと割り切っていたので、今作はジョーカーというより「アーサー」の行く末を見に行くつもりで見た。

その結果、ストーリー展開や結末があまりにも自分の予想通り過ぎてしまって、前作のようなインパクトは正直感じることができなかった。

妄想シーンを全てミュージカルにする手法がハマる人は評価が高めになると思うけど、私はどうもその分量が多すぎると思ってしまい、歌わないホフキンの演技をもっと見せてくれー!と思ってしまった。(タイトルが妄想障害という意味のフォリアドゥなので、妄想シーンが多いのはわかるが…)
できれば、ミュージカル以外の手法で、妄想と現実の演出をしてほしかった!

ただ、監督の意図は伝わったし、結局ジョーカーのような犯罪者を英雄視して、ヒーローのように崇める世間は異常なので、そこに対して冷や水ぶっかける感じは良いと思った。

それにしてもアーサーの人生ってなんだったんだろう。
唯一アーサーとして見てくれていたゲイリーと友情を築いていれば、アーサーの人生は変わったのかな…

ありのままの自分を受け入れて愛してほしい男が、皮肉にも世間から祭り上げられたジョーカーという仮面に踊らされる姿は、あまりにも苦しく悲しかった。

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AZU

3.5いろんな意味で目を覚まさせられる一作

2024年10月29日
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本作を観ながら二つの両極端な感情に引き裂かれた。ひとつは抑圧された個の暴走を前作であれほど鬼気迫る熱量で描きながら、続編では「嘘だろ!?」と思うほどのローテンションに終始し、カタルシスを放棄していることへの落胆。そしてもうひとつは、心のどこかでこの展開を「あるべき形」として受け入れている自分への驚きだ。何もかもが恐るべきスピードで移り変わる現代を見渡せば、これが写し鏡であることに気づく。世間によって虚像へと祭り上げられた男は、いつしかたどるべき道を辿るのだ。社会でも政治でもエンタメ界でも、こんなことは日常茶飯事。夢は醒めなければならない。彼を救うヒーローも現れない。なるほどそれはよく分かったし、切ない愛をミュージカル調に紡ぐ感情描写も二作目独自の趣向として見応えはある。が、魔法の効果は限定的だ。これは作り手たちが生み出した「ジョーカー」という現象に対し自らけじめを付けた一作のように思える。

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牛津厚信

4.0大いなる勘違いをしてしまった“自分”を映し出す鏡

2024年10月20日
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“フォリ・ア・ドゥ”とは“ふたり狂い”を意味する言葉。狂信者が共鳴し合い、更に狂うという意味らしい。
だけど、ジョーカーことアーサーも、彼にある想いを秘めて近寄る女性ハーリーンも、微塵も狂ってはおらず、地に足を着けて生きている。
つまり、これは荒唐無稽なヒーロー映画ではなく、殴られれば痛いし、食事の量が減れば痩せ細るし、空想の世界で大好きな映画のことを思い出せば、一瞬ではあるが、どうしようもない世界から解放される。その術を知ってしまった“フォリ”を描く作品なのだ。

作家の同時代性という意味で、IMAX撮影には素晴らしい進化がある。
定説とされる景観を美しく描写することに執心せずに、切実な顔に寄ることで表現できる画面には、IMAXだから伝えられる映像の力が宿る。そのことを圧迫する映像で教えてくれた作品がクリストファー・ノーランの『オッペンハイマー』であり、この映画である。意識的な作家はIMAXに潜在する表現力に気づいている。だからこそ、躊躇せずにクローズアップする。画角が伝える力を信じたその映像が訴えかけることを決して観逃してほしくない。

この映画には、生理的な痛みがある。言い換えれば、それは当たり前の痛みだ。
フランチャイズの呪縛を解いた時、アーサーという、孤独で、どうしようもない男の等身大の姿が露わになる。殴られたり、蹴られたり、裏切られたり、信用できなかったり。期待なんかしていない。でも、、、

心せよ。この映画は大いなる勘違いをしてしまった“自分”を映し出す鏡なのだから…。

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高橋直樹

4.0中々いい映画

2025年2月6日
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楽しい

興奮

私はアメコミファンではないので、ジョーカーというキャラに特別な思い入れはありませんし、アメコミに関する十分な知識も持ち合わせてはおりません。しかし、そのような門外漢でも、前作はシリアスなドラマとして十分楽しむことができ、満足のいく映画体験ができました。こうした前作の思い出が頭のかたすみにあったので、今作の情報が解禁されたときには、公開日を今か今かと待ちわび、期待に胸を躍らせておりました。
結論から言うと、とてもいい映画だったと思います。社会のどん底にくすぶって男が、憎悪という負のパワーを原動力にのし上がっていくという、前作のピカレスクロマン的な趣きから一転して、今作では、自身の作りだしたジョーカーという虚像が、他者を愛することによって皮肉にも崩れ去っていくという、まるで合わせ鏡のような構造になっています。ですので、両作合わせてみると、アーサーという一人の人間の栄光と転落が、悲喜劇としてうまくまとめ上げられていると感じました。またミュージカルという特殊な物語の構造も、彼が頭の中に思い描いた虚実入り乱れた世界観が、映像として大変面白く視覚化されていたと思います。
ただ、前作がどん底から上へ上へとのし上がっていく熱い物語であったのに対して、今作は、頂点から下へ下へと転がり落ちていく物語になっています。ですので、後半に進むにつれて、どうしてもジョーカーのキャラとしての面白さがぼやけ、盛り上がりに欠ける展開になってしまったように思えます。
とは言え、そもそも前作とは趣向を異にした作品ですので、単純に比較することはできません。この映画はこの映画でいいところがたくさんありましたし、なにより、こうしたチャレンジングな作品は、劇場公開のリアルタイムで見てこそ、賛否の評価含めて楽しめるものだと思います。ですので、私としては大変満足のできた作品です。

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荒川ラリー

4.5待望のジョーカー

2025年1月31日
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鑑賞方法:映画館

悲しい

怖い

興奮

色々な意見あると思いますが、やはり面白いですよ。最近はアニメや邦画ばかり。そんな中でこれほどの話題作、あまり無いですよね。もう一度見たいし、また1作目も見たくなる。

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THM

4.0アーサー

2025年1月30日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

悲しい

ジョーカーではなくアーサーを観に行った私には納得のいく作品でした。とても辛いラストだったけど、アーサーは救われたとも言える。

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すんこ

3.0確かに歌が多い…

2025年1月30日
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鑑賞方法:その他

第一作目のジョーカーが映画的にとても好きで、今回2作目はハーレークインも出てくるからとても楽しみにしていました。

薄暗さ、ジョーカーの不気味さと人間らしい一面、どこか寂しくて悲しいところが上手に描かれていたからこその、ここも歌うの?という気持ちになりました。

レディー・ガガもハーレークインにぴったりだと思いましたが、ガガのために歌を多くしたのか?
とも思ってしまいました。

期待していたからこそ、ちょっと期待外れでした、

もう一回みたいとは思うけど、もう一回みるのにもエネルギーが必要な気がします。

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あみ

3.0アイドルの引退

2025年1月23日
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怖い

興奮

難しい

人気で変わり者の人殺しが収監中に自身のファンだと言うガガと恋をする話。
歌唱多め。暴力あり。

良い点
・現実主義

悪い点
・爆発後の光景

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猪古都

5.0ジョーカー、ジョーク

2025年1月16日
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鑑賞方法:映画館

一作目より面白かった
厨二病めいてないところが
ミュージカル映画としても凄く良かった
あくまでジョークなんだよということを懇切丁寧に表現していた
ミュージカルが過多かなと思ったが
ミュージカル映画としては普通くらいかなとも感じた
ジョーカーをめぐる争いがアーサーのあずかり知らぬところで繰り広げられているのがよかった

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悠

2.5そりゃ、そうなるよね

2025年1月9日
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鑑賞方法:映画館

悲しい

単純

 前作は、「何者でもない者」が、偶然や数奇な巡り合わせや追い詰められて行った自身の思い切った(恐らくは誤った)行動の果てに、まるで「何者かである」かのように祭り上げられたドンデン返しのストーリー。あっと驚くラストへの流れにはインパクトがありました。
 続編の新作では、元々、何者でもない犯罪者が我に返って破滅することに。そりゃ、そうなるよね、の物語が、見事なミュージカルシーン(当然、その殆ど全ては想像上の出来事)をふんだんに盛り込んで描かれた訳ですが、続編を作る必要性が全く理解できませんね。結末が必然的で、素直に描かれた物語であるが故に。

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K2

3.0可もなく不可もない

2025年1月4日
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鑑賞方法:映画館

難しい

続編はなさそう。

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たくわん

2.0前作は面白かった

Yさん
2024年12月21日
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難しい

ミュージカル調にしたことは否定しませんが歌っている時間が長すぎて飽きます。序盤はまだ良かったのですが終盤になるとミュージカルが始まった瞬間ため息が出ます

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Y

3.5体力MAXで行くべき

2024年12月17日
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悲しい

単純

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盲田里亭

4.5ハッピーエンド

2024年12月11日
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セッキーかもめ

4.0説教されて反省できるほど我々観客の現実は甘いものではない

2024年12月10日
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笑える

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とびこがれ

2.5前作と別物として観るべし

2024年12月8日
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2人狂いに完全に置いてけぼりを食らってしまった。ガガの歌唱と演技、ホアキンの完璧な役作り(冒頭の骨の浮き出た身体は直視できなかった)は素晴らしかった。が、終始夢と現実の狭間にいるような状態だったのと、看守の仕打ちが酷すぎて見るに堪えなかったのとでストーリーが咀嚼できなかった。前作とは別物。

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may 929