ロード・オブ・ザ・リング ローハンの戦いのレビュー・感想・評価
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マツドマツクス怒りのデスロード‼️❓
めちゃ良かった!!
アニメで古代の戦争を見せられただけ
ウルフの逆恨み
ローハンはヘルム王が統治し平和な国だったが、ある日、幼なじみのウルフの父がヘルム王に決闘を申し出て敗れ亡くなってしまった。ローハンを追放されたウルフは、父の死を受け入れられず、逆恨みし、軍を組織し、復讐のためローハンを攻めてきた。ウルフの攻撃を受け、王子の兄2人と父のヘルム王を殺された王女ヘラは、ウルフとの戦う事になった。そんな話。
ロードオブザリング3部作の200年前の話らしいが、その3部作を未鑑賞で、果たして話が分かるのか、不安ながらの鑑賞となった。
一言で言って、ウルフの身勝手な逆恨みでしかない。
元々、ウルフの父が死んだのも、正当な決闘の末だし、そもそもその決闘を申し出たのもウルフの父だし。素手で一発殴られて死ぬとは、あまりにあっけなかったが。
4本牙のマンモスみたいなのが出てきたり、それを飲み込む沼にいたタコ?植物?が居たり、巨大な鷲が居たりするが、特に物語に関係したのは・・・巨大な鷲くらいかなぁ。何かキーになるのかと思ってたが、それほどでもなかった。
ヘラは魅力的なだったけど、その他は・・・最後に王になった青年が良かったくらいかな。
長くて中弛み感あり、これくらいのストーリーなら90分くらいにまとめられないものか。
王女ヘラ役の小芝風花は声だけでも良かった。、ウルフの声を担当した津田健次郎は声に貫禄ありすぎてちょっと違和感だった。
アニメーションとしての質は良い
ストーリーに引っ張られ過ぎている割には
斬新なアイディアが込められている訳ではなくオーソドックス
お話的には絶望的な状況に追い詰められるところまでがピーク
ただ画作りは良いと思いました
キャラクターの掘り下げが浅いのでなぜそんな行動取るのかイマイチ伝わらず
ヘルム王、ウルフともにこだわりポイントが不明
指輪物語的にはなぜ人間の話?
しかもゴンドールではなくてローハン
付け足しのようにサウロンの名とサルーマンがでてくる
ガンダルフの名を出すなら
白のサルーマンに対して灰色のガンダルフではないのかとか思ってしまった
そこにこだわりがないのかもですね
しかし少しローハンの歴史にも目配せしているのが中途半端な感想を持ってしまった
悪くないのですがもう少し肩の力を抜いた話にもできたはずです
日本アニメ×ハリウッド
LotRは未鑑賞ながら、本作に挑戦しました。
日本アニメーションの力を感じる作品でしたね。
しかも全部手描きだそうで、半端じゃないこだわりですよね。
これは日本にしかできないと思われます。
ストーリーは素晴らしいと思うものの、人物や動物の造形は
私には魅力的に感じられず、したがって、感情移入もできなかったため、
割と客観的に鑑賞した感じです。
一方、背景や建物などの造形は丁寧に描かれていて、驚きました。すごくリアルでしたね。
また、アニメーションの動きはモーションキャプチャーにより、これまた非常にリアルでした。
やはりLotRの世界観ぐらいは知っていないと、ちょっと初見だと辛いかもと
感じましたね。
一方で、過去作とホビット3作は観ておきたいと思いました。
アニメも良いけれど、やはり実写×CGが私には刺さるかなと。
Dolby Atmosで鑑賞しましたので、スクリーンの大きさ×音響は最高の環境でした。
キャラの魅力が今ひとつ
本作は、名作小説を実写映画化したファンタジー大作「ロード・オブ・ザ・リング」3部作の前日譚を描くということですが、実は原作未読で映画3部作も未鑑賞です。しかし、前日譚を描くということなら、予備知識なしでも理解できるのではないかと思い、公開初日に鑑賞してきました。
ストーリーは、ローハンを治めるヘルム王のもとに現れた、野心を抱く辺境の領主フレカが、息子ウルフの嫁に王の娘ヘラを欲しいと迫るが、これを拒むヘルム王がフレカとの一騎打ちを持ちかけ、ウルフの眼前でフレカを殴り殺してしまい、復讐を誓うウルフは力を蓄えてローハンへの戦いを挑み、ヘルム王を追い詰めていく中で、ローハンの平和を守るべく、ヘラは幼馴染として仲良く育ったウルフと対峙していくというもの。
前日譚ということで、予想どおり予備情報なしでも、ストーリーは問題なく理解できてよかったです。ファンタジー作品にありがちな、主要国と周辺諸国とのパワーバランス、国内の王族まわりの人間関係、独特の設定などに混乱するかと思いきや、このあたりが意外にあっさりしていて助かります。というより、父の敵討ちに執念を燃やす男から国を守るために奮闘する姫の物語という極めてシンプルなストーリーに、ちょっと拍子抜けです。でも、おかげで作品世界に没入しやすかったです。
さて、ここから実写3部作にどのように繋がっていくのか、がぜん興味が湧いてきます。このあとの物語に続くのかもしれませんが、竪琴、花嫁衣装、大鷲、オークの集める指輪、最終盤で登場したガンダルフなど、意味ありげに描かれてはいるものの、その意味をつかみかねるものが多く、ちょっと気になります。時間を見つけて実写3部作も観てみたくなりました。
ただ、気になる点も多く、これが鑑賞後の満足感をやや下げています。まずは肝心のキャラクターです。背景こそ緻密に描かれ、世界観をうまく演出していると感じますが、その中で動くキャラの魅力は今ひとつです。一昔前のキャラデザは背景にマッチしてないし、たまに理解しがたい言動やムダな身振り手振りがあって、どうにも気になってしまいます。そもそもウルフの逆恨みとも思える心情に共感できないのは致命的だし、事態を悪化させているようなヘラの無鉄砲な行動も受け入れにくいです。
また、夜戦や悪天候の中での戦いが多く、見にくかったのももったいないです。他にも、凍てつく砦での籠城戦で、薪も食糧も少ないというのに、みんな薄着で元気に過ごしていたのも気になりましたし、ヘルム王にいたってはもはやラオウです。しかし、これを見れば確かに伝説として語りたくもなるのも頷けます。
吹替版のキャストは、市村正親さん、小芝風花さん、津田健次郎さん、山寺宏一さん、本田貴子さん、中村悠一さん、森川智之さんら。本職声優陣に囲まれる中、市村さんと小芝さんが全く引けを取らない演技で魅せているのがすばらしいです。
-救国の姫君の物語-
LOTRファンなら十分楽しい
鑑賞する価値はあり無駄では無かった。
ナウシカとかラピュタとか、また北斗の拳ラオウとか‥‥
自分は実写洋画はほぼ見ません。実は欧米作品独特の “掛け合い” に馴染めず、加えて字幕が無理で、読むことに意識が集中して映像に没頭できず、映像を注視すれば台詞が欠けて物語が全く入ってきません。鑑賞するとしても吹き替え版のみ。
元作『ロード・オブ・ザ・リング』も当然未観賞。本サイトでは過去作は高評価で4点台の人気作の様ですが、本作は観客10人以下と閑散‥‥ 実写映画ファンはアニメに興味がないのかも? 自分はアニヲタなので観に行ったのですが、本作は完全オリジナルで原作者の手によるものではない様です。
前置きが長くなりましたが、本作の評価は星の数通り微妙です。
ただし、これは『日本式アニメ作品』として見たのと、欧米作品が苦手な事が影響しています(ソレを差し引けば★2以下)。神山作品とはいえ脚本は海外作家によるものであり、致し方ない部分もありつつ多少期待もあっただけに、ガッカリ感少なからず(でも個人的に神山作品は毎度微妙ですw)。
本作の難点は安易なストーリー、類型的勧善懲悪と、敵役のいかにも『悪者らしい』誇示表現にあります。ローハン戦いの発端は親の仇ですが、その並列された動機が女々しく、原因となった事件の顛末がナニコレ的。
確かに、戦の原因なんてそんなモンかもですが、ソコを軽薄な作話・描写にしたら壮大な戦シーンに微妙感が拭えなくなります。その辺のシッカリした練込み・鍛錬を欠いた印象でした。
ソレに加えて、最大の敵『ウルフ』が愚かさ満点のチンピラ小物描写。日本アニメは敵にも相応の大義と魅力が描かれるモンですが、本作はそれが皆無で、全体的にキャラが魅力薄で深みがないのが最大の難点かと。
あと、何だかポリコレ感もそこはかとなく‥‥ ソレはまぁイイや。
そして『トンネル』ネタもまた、もう何回も煮出された出がらしの茶葉。描写された瞬間「知ってたw」と突っ込み。てか穴があるのなら、大鷲さんの働きがイササカ陰ってしまうのでは? 他にも王様徘徊とか城内を駆ける馬とかイミフな展開など、シッカリした仕込みが感じられない粗が目立つファストなご都合シーンも散見されました。
悪態つき過ぎたので良かった所。
ビジュアル・映像美は劇場レベルに達していました。これは神山監督の功績かもですが、それでもCGとの連携がイマイチ、でもこれ観ていくうちに慣れました。
中の人問題、コレも無難でした、ヘラがチョッと不安定でしたがマズマズ。ソレ以外はプロですし、ヘルム市村もサスガで、舞台・芝居のソレとアニメの中の人は通じる何かがあるのでしょう。
そう言えば『指輪物語』、昭和の昔に米国でロトスコでアニメ化されてたらしく、手塚治虫は大絶賛、宮崎駿は酷評だったそうな(ウィキ情報)。
※文中敬称略
中つ国版コマンドー
「これが考え抜いた策?」
「いい策とは言ってない」
ビルボ・バギンズが"一つの指輪"を思いがけず手に入れた時から遡ること200年、西方の騎馬民族の国ローハンに生きた王女ヘラの物語を伝承形式で綴る。ピーター・ジャクソン製作総指揮のもと、「攻殻機動隊SAC_2045」の神山健治がアニメーション化。
大反省。色々としくじった。まず、私事だが上映時間を勘違いしてチケットを買い直す羽目になった。また、神山さん制作のアニメと聞いていたので吹替版で鑑賞したのだがこれが大失敗。別に吹替版声優の演技がどうということではなく、LOTR三部作を字幕で鑑賞していたため、本作の語り部の正体にエンドロールまで気付かない大失態を犯してしまった。因みに言ってしまうが、本作の語り部はミランダ・オットー、LOTRでのローハンの女騎士エオウィンである。また、本シリーズ屈指の名コンビであるビリー・ボイドとドミニク・モナハンも(ピピンとメリーではないが)ゲスト出演しており、自分の下手によってLOTR三部作と別物と割り切ってしまうような見方をしてしまったのは痛恨だった。アイゼンガルドの魔法使いとしてサルマンが少しだけ登場するが、こちらもクリストファー・リーの声をAI生成して声に充てたらしく、字幕版で観ればよかったと後悔している。
で、本編なんだけど、「まあ、いいんじゃね?」と思いつつも腑に落ちなかったのがローハン王ヘルムである。LOTR三部作をご覧の方はご存知の通り、「二つの塔」の主戦場となったヘルム峡谷はこの王の名前に由来するのだが、どうにもこのジイさんが武闘派オブ武闘派でとんでもなく強いのである。顔面を一発殴っただけで大の男を死なせるやら、戦闘で深手を負って「もう動けない」とか言っていたかと思いきや知らん間に大勢の敵兵を始末していたりと、その姿はまさに世紀末覇王そのものである。ジジイになればなるほど武闘派になるのがトールキン以来のお約束だが、さすがにやりすぎ感が否めなかったし、あまりに突然チート化したのでその後の話がイマイチ入ってこなかった。
また、登場こそしないものの、冥王サウロンはオークを遣わせて血眼になって指輪を集めている。スメアゴルが指輪を拾ってビルボの手に渡るまで500年かかっているから、「これだと時系列矛盾するんじゃないの?」と思ったが、鋳造ではなく落とした指輪を探していただけだったのね。
やっぱりLOTR三部作ありきではあると思うが、今回に関してはこちらの落ち度もあるので本来であればもっと面白く観られたと思う。
2024年、三部作でローハン王セオデンを演じたバーナード・ヒルが亡くなった。エンドロールには彼の名前があり、ジーンときた。
丸呑みの迫力
ローハンの戦い
これはロード・オブ・ザ・リングと殆ど無関係な、
「ローハンの戦い」でしかない。
ローハンの戦いと言うアニメなら見に行かなかった。
そして、
見てしまった結果、
雪の冷たさも
戦火の熱さも
汗の臭いも感じない、
出来の悪いアニメだった。
ロード・オブ・ザ・リングの前日譚だとしても、何処が?
何が関連していたのか不明…
主題は、
愛を理解されなかった男と愛を受けつけないファザコン王女の惨劇!
( ・∇・)
ロード・オブ・ザ・リング ローハンの戦い
劇場公開日:2024年12月27日 134分
J・R・R・トールキンの名作小説をピーター・ジャクソン監督が実写映画化したファンタジー大作「ロード・オブ・ザ・リング」3部作の前日譚を描く長編アニメーション。
小説「指輪物語 追補編」に書かれた騎士の国ローハン最強のヘルム王についての記述をふくらませた
オリジナルストーリーで、実写版3部作の183年前に起こった伝説の戦いを描く。
誇り高き騎士の国ローハンは偉大なるヘルム王に護られてきたが、
突然の攻撃を受け平和は崩れ去ってしまう。
王国の運命を託された若き王女ヘラ
は国民の未来を守るべく、
かつてともに育った幼なじみでもある最大の敵・ウルフとの戦いに身を投じていく。
監督には日本から「攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX」シリーズの神山健治が抜てきされ、「攻殻機動隊 SAC_2045 持続可能戦争」のStudio Sola Entertainmentがアニメーション制作を担当。
実写3部作を手がけたピーター・ジャクソンやフラン・ウォルシュ、フィリッパ・ボウエンがプロデューサーとして参加。
日本語版では市村正親がヘルム王、小芝風花が王女ヘラ、津田健次郎が最大の敵ウルフの声を担当。
ロード・オブ・ザ・リング ローハンの戦い
劇場公開日:2024年12月27日 134分
ロード・オブ・ザ・リング ?
主要人物の掘り下げが浅く、それぞれが劇の役名で演技しているだけの印象を受けました。せめて主人公のヘラ姫くらいは彼女の内面や苦悩を丁寧に描いて欲しい。とくに因縁ある敵役の描かれ方は雑です。あまりに雑すぎて彼の行動の大半に、え?なんで?と疑問符がつきます。
クライマックスはなかなかの見どころですが、アクション大作としては構図がありきたりで全体的に古臭い感じ。もっとカメラ(視点)ワークを駆使して突き抜けた躍動感のある画が欲しい。物足りないです。
蛇足(1) 米国Pの制作意図を汲みつつ日本人のクリエイティビティを引き出すのは難しいのかなと感じさせる
蛇足(2) エンドロールだけで尺が10分以上あります。数十のスタジオと何百人(千人以上かも)が携わったみたいです。ご苦労様でした
世界中にファンを持ち、アカデミー賞も受賞した『ロード・オブ・ザ・リング』シリーズの正統姉妹編をハリウッドから依頼を受け『攻殻機動隊S.A.C』の神山健治監督が見事に映像化
素晴らしい仕上がりに驚嘆!
日本アニメーションのルックということもあって敢えて吹替版で鑑賞
アニメーションということを忘れるぐらいに引き込まれる見ごたえ満点のストーリーと魅力的なキャラクターの作り込みが素晴らしく、あっという間の134分でした
“ハリウッド生まれの日本育ち”ともいえる本作、ニュー・ライン・シネマとワーナー・ブラザースはジャパニーズテイストのアニメーションでの製作を希望、熟考の末、神山監督にオファーし口説き落として実現されたとのこと
素晴らしい圧巻の映像美、アニメーションなのに『ロード・オブ・ザ・リング』(2000〜)シリーズのピーター・ジャクソン監督が創り上げた世界観が完璧に表現されており、日本アニメーションの実力を誇らしく思いました
中でも最も素晴らしいと感じたのは、主人公でローハンの姫ヘラのキャラクターデザイン
メチャクチャ綺麗でスタイル抜群な上に剣や盾も使って肉弾戦もこなせるカッコよさ、さらにVCの小芝風花さんの凛とした声が完璧にマッチしていて最高に魅力的でした
と、世界に誇る素晴らしい日本アニメーションの実力を味わい尽くせる傑作の誕生です
映像は素晴らしいと思いました
映像もきれいでダイナミックだと思います。でもどうも今ひとつ心に響く物が無かった感じなんですよね。
登場人物たちの関係性がまず良く分からないのですが、話しの展開もちょっと不思議でした。
ヘルム王に一発殴られただけで死んでしまったウルフの父親ですが、パンチ一発で死んじゃうって何故?よほど当たりどころが悪かったのかな。その前にヘルム王の方がもっと殴られていたのに。
ウルフもそれを恨みに思って戦を仕掛けるなんて逆恨みですよね。
そもそも王女ヘラに結婚を断わられたことからの出来事で、勝手な親子が理解出来ませんでした。
ウルフも稀に見る恐るべき卑怯な男として描いていますが、戦のきっかけやウルフ親子の人間性ももう少し工夫があっても良かったかなと思います。
ヘルム王も息子を失った悲しみから弱り切ってしまったかと思えば突然亡霊のように強く蘇ってしまうのがあまりに急でファンタジーの世界とは言え不自然に感じでしまいました。
王女ヘラはとても魅力溢れる女性として素敵でしたが、彼女の人物像ももう少し鮮明にした方がより物語に深みが出たのではないでしょうか。それと描写が薄い割に上映時間少し長かったかな。
とは言え映像は迫力あるシーンが満載で王女ヘラは本当に美しかったです。
いい映画を見ました
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