ロード・オブ・ザ・リング ローハンの戦いのレビュー・感想・評価
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これは、自分、ダメっす・・・
指輪物語に特に思い入れがないので、作品自体良くなければダメかなーと思っていたのですが、予想以上にダメでした。
動きとカメラワークというか、なんか、ヤバくないすっかね、これ。絵自体も、緻密さにかけるというか、背景以外手抜き感が半端なくて・・・それよりも色んなものの比率が・・・
絵ばかりではありません、酷いのは。戦をしている敵将に向かって「人殺しー」っていう台詞、どうなんでしょう。
そもそもの復讐って・・・公然で正当な決闘だったと思ったのですが・・・というかあれで死ぬ!?とまぁいろいろと・・・ヤバいっす。
なぜためらう!もう殺さないでなんていう部分は要らないでしょう絶対!
ごめんなさい、これ以上感想を記そうとすると悪口しか出てこないので、もうやめます。
どうしてアニメーションにしたのだろう?
「ロード・オブ・ザ・リング」の前日譚ということだが、それを感じさせるような要素はほとんどない。
オークが出てくるシーンが僅かにあったり、ラストで、一瞬、サルマンが顔を見せたり、最後の最後に、指輪を探しているガンダルフの話が出てきたりするものの、ホビットも、ドワーフも、エルフも出てこないし、魔法使いが活躍する訳でも、サウロンの脅威が語られる訳でもない。
ここで描かれるのは、あくまでも人間同士の内輪揉めと小競り合いで、そんな、ファンタジー色も薄く、スケールも感じられない話なのに、どうしてアニメーションにしたのだろうという素朴な疑問が湧いてしまった。
ドラマとしても、敵を甘く見た王が窮地に陥り、男勝りの王女が国の危機を救うという、使い古されたような「よくある話」で、これといった新鮮味も、あっと驚くような新機軸もない。
あまり悩みや葛藤が感じられない王女にしても、人間離れした腕力を持つ王にしても、部下の進言をことごとく却下する無能な敵にしても、キャラクターとしての深みに欠けると言わざるを得ない。
巨大な鷲とか、象を飲み込む池の怪物とか、オークや敵の軍勢を素手で倒す王とかの、アニメーションとしての見せ場はそれなりにあるものの、逆に、それらの場面で、「絵の動き」の魅力が十分に発揮されているとも思えない。
むしろ、集団による合戦にしても、一対一の決闘にしても、生身の人間が演じるアクションが見たかったと思ってしまうし、その方が、迫力のあるシーンになったのではないかと思えるのである。
素晴らしい映画
字幕版で見るのはかなり厳しいか…(本文参照)
今年451本目(合計1,542本目/今月(2024年12月度)30本目)。
※ (前期)今年237本目(合計1,329本目/今月(2024年6月度)37本目)。
このロールプレイングゲーム的な小説は、のちの電源ありRPGや、いわゆるTTRPGほかにも影響を与えたというのはご存じの方も多いと思います。その要素は映画では少な目ですが、それでも独特な固有名詞が結構な量出てくるので、字幕で見る場合、かなり苦労するかなといった感じです。
もともと、原作小説なり台本なりを字幕にするわけですが、それをそのまま直訳すると字幕欄に収まりきらなくなるため、「字幕欄に収まりつつ、かつ意味が分かるように翻訳する」、つまり、「映画の字幕翻訳」というのは、一般の翻訳業とは別に分かれています。
こういった事情があるので、字幕版は原作小説ほかは読んでいることが前提で、字幕で書かれていない以上のことを読み取るには英語の聞き取りが必要になります。英語の聞き取りというと、重要なものとして「名詞」(誰が)「動詞)「何をする」という2つがあり、ついで「形容詞」「副詞」が抑えるポイントになってきます。
ただし、この映画で名詞はほぼほぼ重要ポイントは固有名詞で(砦(城)を争う城攻めを扱うので、それらの単語も出てくる)、逆に聞き取りのポイントとなる字幕以外の単語となると、ほぼほぼ英検準1か1級か、それを超えるレベルの単語がマシマシで登場するのが厳しいです(普通に準1くらいの単語は飛びまくるし、あるいは古臭い表現も出てくる)。
こういった事情があるので、元ネタがファンタジー小説であることは前提としても(ただ、現在では日本ではアマゾン他では買えるとはいっても、一般の中高生が読むというのは難しい。そうした子がそれらの本を読むのは、例えば去年の映画事情で言えば「D&Dアウトロー~」など、本小説が影響を与えたRPGやTTRPG等の知識を得るための「踏み台」として使うのが一般的)、小説も現在では使わないような単語が飛びまくるので、本映画に関しては、日本語吹き替え版も普通にありなのかなという気がします(そうしても、マニアック単語が出てくるだけで結局理解不能になる?)。
ほぼほぼ原作小説を読んでいることが前提で、いわゆる自己紹介パート他はほぼないものの(最低限必要な部分はありますが)、「頑張ればなんとかついていける」レベルです(この点、2023年だったか、「D&Dアウトロー~」が理解できたかどうかが一つの分かれ目か)。
採点に関しては以下まで考慮しています。
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(減点0.3/日本においてこの小説を読むことが一般的でない事情で字幕版は厳しい)
小説の原作それ自体や、あるいは脚本それ自体を翻訳すれば全て解決しますが、実際にはそのようなことはなされないので、書かれていないことは全て聞き取る必要がありますが、普通に英検準1~1級レベルの単語をバンバン出してくるので、結構な方が詰まるのではないかな…といったところです(ビジネス英語をターゲットにするTOEICではとてもではないが語彙レベルがまるで足りない)。
※ (杖や剣などで)相手を「殴打する」という意味の動詞 smite が登場しますが、ほぼ20,000語レベルの単語で、しかも、日常会話ほかでは一般的に使い道がまるでないので(この単語を他のアメリカ映画や小説ほかで見るような状況が、一般的に想定しがたい)、実質、字幕以上のことを知ろうと思うとほぼ英語力勝負(というより、英検準1か1級の単語熟語パートのだけを集めてきて「この単語知ってる?」状態と化している)で、そこがどうかな…といったところです(もっとも、原作小説ありなのは明らかだし、字幕に文句をいうなら日本語吹き替え版で見ろ、という反論も理解はしうる)。
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(減点なし/映画館帰責事由/クーポンをひたすら渡される理由が謎すぎる)
まぁ、例の「デリバリークーポン」ですね。今日(27日)はなんと宝くじのビンゴ系のタイプがあったと思いますが、それを模したものになっていました(ただ、どれをスクラッチしても2等になる模様)。
この点、当該クーポン会社との契約関係で全部渡してになっているのはまぁ理解はしますが、一度しか使えないものであり(スマホを買い替えれば話は別だが、そこまでして元が取れるものではないし、そうした行為も法律上怪しい)、「明らかに同じ客に対して」2回渡すような対応(なんばパークスシネマは、2回目を見る場合でも必ず一度外に出るルール)はどうなのかな…といったところです。
(減点なし/映画館帰責事由/流されるCMが微妙にヘンテコ)
もともとファンタジー小説をテーマにした映画であるため、映画の「タイプ」ごとに流されるCMは決まっているようで、ドラクエ10やスマホゲーム他のCMが流されるのはまぁ理解しても「高知県に来ませんか?」の観光案内CMはかなり謎です(この映画は高知県の観光とコラボしているのではない。バグっているのかと思えるほどヘンテコ)。
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