劇場公開日 2024年12月27日

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「アニメーションの良さは出ていた」ロード・オブ・ザ・リング ローハンの戦い つとみさんの映画レビュー(感想・評価)

3.5アニメーションの良さは出ていた

2025年5月20日
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鑑賞方法:DVD/BD

ロード・オブ・ザ・リングはそれほど興味はないのだけれど監督が神山健治ということで観てみることにした。
神山監督が脚本を書いているわけではないので私が考える本来の良さは特に感じなかったけれど、特に悪いところもない、面白かったと言って差し支えない作品だったかと思う。

レビューでよく書くことだが、アニメーション作品の場合、実写映画ではやりにくいことをして欲しいと思っている。
具体的には、あり得ないカメラアングルとか、スクリーンを突き抜けるようなカットのことだ。
そういった点でみてもこの作品は良かったかと思う。カメラが(カメラがないアニメでカメラというのもおかしいが)寄ったり引いたり、駆ける馬の足元に移動したり、よく動いてダイナミックだった。
騎上の人物から馬の足元へカメラが動くなんてものは実写ではまだ難しい。もしくはお金がかかりすぎるから。

中盤過ぎまで魔法もオークなども出てこずちょっとロード・オブ・ザ・リングらしくないなと感じていたけれど、一応少しだけ出てきた。それでも魔法はなし。エルフやホビットなどもなし。
特にファンでもないので気にならないけれどこんな感じでいいのかな?。
逆にロード・オブ・ザ・リングに詳しいファンの方には、後に繋がる歴史のような感じで楽しめるのか?。
それでも、私のようなファンでもない人間が、監督が神山健治というだけで観てしまっているのだから作品としては成功なのかな。

つとみ
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