ミッキー17のレビュー・感想・評価
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ナウシカ味や貞子味を楽しむ
思ってたより全然面白かった。グエムル、スノーピアサー、オクジャ系だろうと思ってそれほど期待してなかった。なんとなくポンジュノを大林宣彦や森田芳光のように今度は何塁打かな、という風にみているが、よくよく考えてもハリウッドでこんな変な癖のある映画を予算かけて撮れてるだけでも大したもんだ。
前半ちょっと眠くなるところもあるけど、後半、映画にナウシカ味が出てくる頃になると着地が気になって、というか、ナウシカとか実写化できんじゃね?くらい想像しながら見てるとスターシップトルーパーズとリング貞子味まで出てくるので、この映画の中にはいろんな娯楽映画のカルチャーが混じってるなぁと感心したり。
全体がコメディであるのが構えとしてはよかった。ただコメディはそんなには面白く感じはしない。途中からマーク・ラファロとトニコレットの俗物コンビがどうやって消滅してくれるか待っているとなるほど、、という終わり方である。ポンジュノは後日談まで語り尽くすぞという監督だったのを思い出した。
SFディストピア映画ではあるものの、半地下に比べるとかなりエンタメ...
哲学的で‼️❓壮大なSF‼️❓歴史に残る名作‼️❓
ポン・ジュノのアメリカン🇺🇸な快作
ロバート・パティンソン(ミッキー)、そして「ホイットニー・ヒューストン I WANNA DANCE WITH SOMEBODY」のナオミ・アッキー(ナーシャ)をメインに置いてのブラックなSFエンターテイメント。
これは面白かった。
傑作ではなかろうか。
宇宙船に乗って遠く離れた惑星に移住する人々。新天地に向かう人々を先導するのはマーク・ラファロとトニ・コレットの怪し過ぎる最狂カップル😱
そう、この4人のキャスティングが最強だった‼︎
死んだ都度リプリントされるという契約を結んで宇宙船に乗り込んだミッキー。過酷な任務を課せられ、ひたすら死んでは生き返るミッキー。
ミッキーとナーシャのフィジカルな関係が好きだった。肉食のナーシャが好きだった。二人の間に存在する確固とした愛が好きだった。彼らの「反撃」が好きだった。
ハリウッドのポン・ジュノ、調子に乗ってきた感じ。ハリウッドでしか作れない快作を撮った。「殺人の追憶」や「母なる証明」を思うと複雑ではあるのだけど。
評価された監督
トニ・コレットの伝統顔芸
ある時点から誰もが期待するラストに向けて物語は進んでいく。
意外性はないが、大スクリーンならではの迫力と音響を感じながら予定されるお仕置きへのカウントダウンを心の中で数え始める。
人体を複製して記憶をアップロードするというプロットは、古典的SFの匂いがするが、原作は2022年出版と知って意外に感じた。
このテクノロジーがあるんだったら、強靭な肉体を持つ人間をスキャンだけして、複製を宇宙に連れて行けばよさそうだけど、それを言ったら話が始まらない。
トニ・コレットとマーク・ラファロのバカ夫婦のやり取りを見ているといろんな騒動を起こした人たちを思い出さずにはいられない。トニ・コレットの顔芸は、相変わらず無形文化財級の面白さ。
地鳴りをあげてうねる先住生物の大群は、ナウシカのあるシーンを思い出す。海外にも主という概念があるのかはわからないが、主の怒りは恐い。
映像と音で楽しむ作品なので、IMAXをお薦めします。
ミッキー迷走
バーホーベンかブロムカンプか
月に囚われなかった男
『月に囚われた男』を意識したのかしてないのかわからないけれど、どうしても比べちゃうよね。
聞こえてくる予算、監督の評判から、まあ超えては来るだろうし、どうせ大作っぽい味付けがされるなら、ストレートなラストでスカッとできればいいな、そんな感じで頭を空っぽにして、鑑賞。
面白かった!けど想像の粋は出ず、スカッと感もぼんやり。
当然超えても来なかった。
初見だったら面白かっただろうなー。いや、何度も言うけどテーマが似てるだけでリバイバル作品ではないだろうから、初見に違いないのだけど。
それもこれも『月に囚われなかった男』を見てしまったから。大好きな映画との出会いは、呪いにも似ているのかもしれないな。
結論としては、面白くて人に勧めたいのは『ミッキー17』、大好きかつ10年後にふと思い出して見たくなるのは『月に囚われた男』。
深み無く生命を題材にした娯楽作
幸せの赤いボタン
不老不死が実現した世界は
ユートピアかディストピアか。
近い未来、人類は「リプリント」の技術を完成させる。
身体は、
「ZOZOスーツ」をごてっとしたような採寸用スーツで。
記憶は脳から直にコピーし、煉瓦状のメモリに格納。
当人が死亡したら、保管されているデータから
先ずは身体を出力する。
このシーンが滅法可笑しい。
ガコンガコンとプリンタ(?)内を行き来し、
うに~といった擬音が聞こえそうに押し出される。
まるで前時代の複写機のよう。
直近までの記憶を脳に移植し完成も、
造られた個人は
同一人物のハズなのに、何故か性格に違いが出ることを
『ミッキー17』と『ミッキー18』で
我々は目の当たりにする。
以前の個体については、
恋人『ナシャー(ナオミ・アッキー)』の言に依るばかりだが、
四年の間に産みだされた十六人にも相当の差異はあったよう。
では、なぜ彼『ミッキー・バーンズ(ロバート・パティンソン)』は
短期間に死と再生を何回も繰り返したのか。
それは、一種の人間モルモットにされたため。
新薬の開発や未知のウイルスへの耐性を調べるには、
なるほど実験動物よりも生身の人間の方が都合は良い。
夢の技術の「リプリント」は、
なぜかしら個人を不幸にすることに機能している。
未来の地球は荒廃し、人類は新しい惑星に移植を開始。
主人公は借金を返せぬことでサディストの資産家から付け狙われ、
逃れるように移民船に乗り込む。
乗船の条件が、「リプリント」による身体的な貢献だったわけだ。
また生き返られると分かっていても、
死への恐怖は普通に襲ってくる。
生と死は常に一直線上に在り、
同一人物が同時に複数存在することは法律で禁じられている。
が、思わぬ出来事から『17』と『18』が併存したことから、
物語りは大きく動き始める。
『ヒトラー』を彷彿とさせる、
移民団を率いる政治家に反撃の狼煙を上げるのだ。
「タイムリープ」ものでは直接の共闘が不可だし、
〔TENET テネット(2020年)〕でも
互いに触れることはできない。
しかし本作の設定なら、それも可能に。
死と再生の繰り返しは
〔オール・ユー・ニード・イズ・キル(2014年)〕でも。
先作はスキルアップが引き継がれ、
次第に強靭な人間に変わって行くが、
本作ではコピーされた時に弱っちければ以降はそのまま。
そうひた設定も上手く考えられている。
自分がもう一人居たらとは、
誰もが一度は持つ妄想も、
「いやまてよ」と、ハタと気づくに違いない。
やりたくないことは押し付け合い、
結局は自身が一番大切で、
まるっきり同一個体でも究極の他人。
とは言え、二人同時に危機に陥った時は、
遺伝子の持つ本能が発露する。
『ミッキー』の最大のトラウマは、
幼い頃に母親が運転する車の助手席で
目の前に在った赤いボタンが気になり
つい押してしまったことが事故に繋がり、
母を亡くした原体験。
長じてもそれを引きずり、
贖罪と諦念に囚われ続けている。
身体が変わっても
負の感情が薄れることはない。
彼はそれを払拭できるのか。
辿り着いた惑星での体験が鍵を握っているのも見どころの一つ。
2週連続、全然、予想と違うやん🤣
ポン・ジュノらしさはあるが……
『パラサイト 半地下の家族』で各国映画賞を総なめにしたポン・ジュノ監督が、ハリウッドで撮った作品。原作はエドワード・アシュトンの『ミッキー7』で読了済み。基本的な設定は原作を踏襲している。
ただ、映画冒頭でいきなり(誰、こいつ?)と思わせてしまったのはまずい。そこから先も、原作には出てこなかったり、名前が変えられたり、役割が違った登場人物が多数登場する。
キャラクターだけでなくストーリーも改変されている。ミッキーの悲惨な任務ばかり強調されているが、原作はそこまでひどくはなかったし、もっとユーモラスだった。
本と映画は別物であることは承知しているが、原作ファンの思いを踏みにじるようなことがあってはならない。その意味で、ポン・ジュノは(やっちまった……)感が強く残った。原作を読んでいない方には逆に、特段の目新しさも感じられない映画だったのではなかろうか。
原作から離れて(難しいが)映画単体として考えると、グロテスクさをユーモアで包んだポン・ジュノ監督らしい作品ではある。だが、使い捨て人間(エクスペンダブル)の使われ方が異様すぎて、ギャグとして捉えるには無理があった。恋人との奇妙な関係も笑えなかった。独裁者然とした司令官がひたすら不快で、どこかの国の大統領を見ているようだった。
原作(の翻訳版)ではムカデと訳されていたクリーチャーは、宮崎アニメのアレにしか見えず、クライマックスもまた同様だった。ここだけなぜかマイルドになっていた。
全体に消化不良な印象で、期待した出来にはほど遠かった。
70点ぐらい。漫画的、ゲーム的、な映画
自分を取り戻す物語
さて週末である✨
勤め先のコロナとノロがどうにか落ち着き、まぁ映画館に行ってもええやろ、とスペシャルな自己判断の下にマ王は労働の後に脇目も振らず愛車へと乗り込んだ🚗
で、本日の映画館オススメは2作品あったのよ✌️
「ミッキー17」と「ベターマン」である😁
直前までどっちを観ようかと悩んでたんだが「ミッキー17」を選んだ理由は「ベターマン」はミュージカル🎶
マ王の中でのミュージカル映画って味濃いめで胃もたれしちゃう感じがするのよね(映画「ウィキッド」から日が浅いのもあった)
だったらSFで楽しそうなの、との考えから「ミッキー17」の鑑賞に至るワケだわ😆
と思っての鑑賞だったが、観た人なら判るんだけどコレは予告編が良くない🌀
もう一つ、子供向けでもなければカップル向けでもない😐
見せてる事は単純な物語であるが、実はかなり哲学的なストーリーなので予告編で感じた、楽しさ、を期待すると意外な角度からパンチを貰ってしまい上映時間137分を迷走してしまう🤜
また『我が家は映画一家だ』とか『この映画好きカップルをナメるな』とかまで豪語出来るなら問題は無いかもだが、内容は前述通りの人生哲学が特盛汁ダクなので鑑賞後に気不味くなる可能性が高いのよね💦
最近のハリウッドにしては面白い映画(脚本)だったけど、奇を衒い過ぎてる感が否めず映画全体の起伏が少ない部分は昨年、賛否両論の嵐を呼んだ映画「ジョーカー フォリ・ア・ドゥ」を思い出してしまったが、それでもSF映画のフォーマットをシッカリ使用しての映画なので近年よく見掛ける、コレってSFじゃなくてもよくないか?ではないので、マ王的には合格点という結果になりました✨
ただし、構成面ではあまり正解とは感じなかった(オープニングがクドくて長い)
監督のポン・ジュノだがマ王は有名な作品「パラサイト 半地下の家族」を観ていない😶
代わりに「スノーピアサー」を昔に観ている🤚
内容からして全く違うけど雰囲気というかスピリットは今作と共通する部分があるかなと🤔
徹底的弱者が最高権力者に楯突く辺りは似ていると感じた🥸
監督自身も反骨精神みたいなのがあるのかもしれない💨
本作のネタバレにはしたくないが主人公のミッキーは弱者だ。
弱者が紆余曲折して最後に自分のアイデンティティを得るというストーリーは巨大な権力や支配力を前にして弱者が奮闘し(コレもすると言うよりさせられる)大団円を迎えるラストに溜飲が下がる感覚がある。
ただし、若干の棚ボタ感覚が臭う点でもあるのが本作の面白味なんだけど、その点は今の時代に合わせて作ったろう苦労が伺えたりもあったりでね。
ポン・ジュノ監督のテイストを存分に味わいたい方なら納得の映画なのは間違いないけど、それ以外は半年以内にはオンデマンドに落ちてくると思われるので待ってみるのも悪くはないね🤣
映画館での鑑賞オススメ度★★☆☆☆
意外に血が多いぞ度★★★☆☆
韓国映画風味滲み出てる度★★★★☆
倫理観無視のまま、もっとぶっ飛んでほしかった。
人生負け組のミッキーが、地球を脱出する為に契約した職業は「使い捨てワーカー」。
人間プリンターによって何度でも蘇ることができるようになったミッキー。
しかし、死んでは生き返り、死んでは生き返るという死ぬ事が仕事というとんでもなくブラックな仕事であった。
ある時、死んだと思われたミッキーが生きていた事で、新たにプリントされたミッキーと2人存在することになり・・・
ブラックユーモアを盛り込んだSF作品。
人間に有害なものか試されるミッキー。
どんなふうに死んでいくのか試されるミッキー。
何度でも生き返る事ができる為、命を軽んじられた人体実験要員です。
倫理観的に問題ありありな作品ですが、映画だからこそこの設定は面白い!
途中まではワクワクしながら観ていたのですが、徐々にマトモな展開に落ち着いていってしまい、テンションダウン⤵
パラサイトの監督さんと言う事で、ちょっと期待しすぎちゃいました。
個人的には、もっとイカれた展開のまま突き進んでほしかったですね。
ちなみにクライマックスは、何かナウシカっぽいなぁ・・・と思いながら観てました☺
全344件中、281~300件目を表示












