バービーのレビュー・感想・評価
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うっせえよ
女性が思う男性の鬱陶しさ(ギターの弾き語りとか)が清々しく言語化されていて爽快でした。そもそもバービーもそうですが、作られた時というのは男性の趣味が入っていなかったはずではないかな?それが、段々と変化したんですかねえ。
人形もそうですが、女子アナとか女性アイドルとか、男性社会によって女性が均一化されすぎて気持ちが悪いと思ってます。そういえば、女性だけではなく、ジャニーズもそうでしたね。ジャニーズを作ったのも特権階級の男性ですし。
劇中、女子学生が性的な女性=バービーが古臭くなったみたいなことを言っていて、時代が変わったなあ&頼もしいなあと思いました。男性社会の中では性的な女性は、圧倒的に有利な時代があったんですよ。日本は今でもそうかもしれませんが。
ラスト、バービーが婦人科にいたということは、出産を暗示していたのでしょうか。新しい価値観の次世代がどんどん生まれれば、こんな嬉しいことはありません。
ライアン・ゴスリング本当最高だった❤️
号泣😭 ファンシーピンクの下で実はごっつい映画
引くほど泣いた。変わること、怖くて涙が出るけれど、誰かのいいようにされることはやっぱり許せないから言いたいことは言うし、賢く切り抜ける必要も時にはあるし、じっと動きたくない時もあるけれど、こうあるべき、などは本当にどこにもないから、誰かに許しを乞いたり確認したりする必要はない、一歩進む決意は自分がする。
LAでバービーがローラースケート中に行き交う人に笑われたり、警察官からでさえも性的にしか見られていないという描写1つとっても、リアルそうで的確で、でもウィットな調子だから軽く装っていて本当に秀逸。
現実世界のフェミニズムが大きなテーマ/隠喩としてあるにせよ、女性だけを盲目的に見つめて描かれている訳ではないからあらゆる角度への眼差しがすごい。
ケンがバービーランドで強いられていた苦境・不満を原動として、より男性がリスペクトされる世界にしたくてケンダムを打ち立てる「ただのオマケキャラのケン」にフォーカスした描写もそう。いつも素敵なバービーもケンの気持ちを全然気にしていない事実(ガールズナイトだからケンの誘いを断るとか)とか、変てこって言ってファンキーなバービーを区別したりとか、知らずに誰かを傷つけていることを優しく悟る描写もよかった。
そういう各当事者への配慮バランスのおかげか、ほとばしるお母さんのスピーチの場面など、ヒリヒリと迫るように女性に力を与えてくれるシーンで、“女性よがり”になりすぎていないから、より安心してメッセージに没入できたのだと思う。
たとえば“勧善懲悪”モノの善側の人は、絶対的に隙なく正しいっていうキャラしかいないドラマも多くてげんなりすることもたまにあるけれど、この映画では各人の良さと反省すべき点が垣間見れるからこそ、色々なタイプの鑑賞者の琴線に触れているのだと思う。
だからこそ、楽しい“バービー”を観ようとしたら、とんだとばっちり、という鑑賞体験そのものが壮大な皮肉になっている人、シュガーコーティングされたものばかり食べている女の子で、バービーも軽くて甘いと思っていたら実はホットソースが飛び出してきたりガチガチに咀嚼する必要もあったりするびっくり箱で信じられないくらいエネルギーをもらった人など、極端な鑑賞体験の差が各地で起きているだろうことも映画バービーのすごいところ。
頭がゆるめでお人形なマーゴット・ロビーだけを見たくてそれしか見えてない男性鑑賞者も中にはいると思うけれど、劇中で“男”に対して急に畳み掛けられる皮肉と頼りなさとクズな描写に、その人は多分ボコボコにやられて見ていて段々嫌気がさし、とにかく後味がよくわからないまま気づいたら終わってて、なんだかなあと思いながら的外れで至らない意見やレビューで終了する人がいる一方で、同じ男性であれ全然違った感銘を受けている人のコントラストがすごく顕著だと思う。
自分が誰かの意見をジャッジする権利は全くないし、どの感想もリスペクトされるべきで、各人の性自認などによってこの映画に共感する点への偏りというのもあるけれど、あまりにも斜めからの見方をキープし続けたまま見終わる人もいるんだなということを他の方の感想を各所で見て愕然とした(娯楽だしどのように消費するのかも本当に個人の自由だけれども)。鑑賞後の二次的な効果がこんなにも大きい映画、ということからもこの映画の巧みさが伺えると思う。
あと完全に偏見だけど、バービー鑑賞後にキューブリックの宇宙の旅のパロディそれだけを得意気に言及してお前は知らないだろ、っていう調子で悠々語るマウント彼氏とか大量発生してそう笑
それからオッペンハイマーとの一連の騒動自体は日本人として嫌悪感を抱いていつつも、だから作品そのものをボイコットするには勿体なさすぎる映画。バービーの劇場公開が続々終了する中、サブスクやらで今度はフライデーナイトにポップコーン片手に観るか、っていう層が予想外に喰らうであろう衝撃の方が劇場でみた人より多いのかもしれないなと思った。
とても感動するくらいの作品と笑いあり涙ありの映画にもなっておりました!
初めてバービーという映画を見ましたが見た感想はめちゃめちゃ笑いありの作品でもあり涙する場面もありストーリーとしてバービーの世界観と人間の世界観があるぐらいなものに出来上がっていてその真実が一体何なのかはたまたおもちゃってどんなに大事にしても必ず忘れてしまうのかって思うぐらいにおもちゃを大事にしたい気持ちがたくさんあふれ出てしまいました。
ぬいぐるみもそうですたとえ楽しく遊んでいても楽しい時間があっても必ず忘れてしまうその思いがいつか自分の悲しみとまた寂しくなる気持ちがたくさん出てしまうのもわかる気持ちがいっぱいでした。
そんなバービーがバービーとして自分の真実を探す物語でもありその真実を知ったところから新たなる物語が始まるという感覚でもありました!
人間の世界にあふれてる創造と違うぐらいな人間ってこんなにも優しくなくて意地悪で悪者扱いだとも思いますが実はそうでも無くてみんなそれぞれ夢があったのにいつの間にか忘れてしまうこともあってみんながみんなで悪い奴じゃないって思うこともありました。
バービーもそうだしケンにも夢がありみんな夢があるからこそいろいろ考えて生きていきたいと思うぐらいなものがあるのもすごくわかりました!
この物語はあなたの人生で一番幸せだったものかそしてはたまた違う世界で生きてきた存在でもあるかそれを考えて自分になりたかったことを考えてくれるような物語でもありそれぞれの世界がいつか一つになるという思いもあり
自分のなりたかった夢をかなえるための場所を探す物語でもあります!
みんなはどんな夢になりたかったですかその夢をかなえることができましたか?それをよく考えて自分がなりたかったことを考えてくれるようなものを見つけてくれる作品でもあるため是非とも見てください!皆様方にも是非とも見て欲しい!
それぐらいに思うぐらいに感動する話でもありました!
吹き替えは高畑充希でバービーの声を演じております!みんながそれぞれ人気の声優さんたちでもあるためすごく面白い部分と笑える部分と感動する部分もあるため
そこも注目しながら見てください!
映像はピンクファンタジー その影に語られるナカミは
バービー映画といっても、バービー人形とだけしか知識がないが、劇場チラシで、「ようこそ、〈夢〉のようなバービーランドへ!」見て、出演マーゴット・ロビー「ハーレークイーン」の・・ あってるかも・・ライアン・ゴズリング・・いいかも・・。で、観たもので、キャピキャピのビンク・ファンタジー・コメディじゃないの!?
の行き違いから、鑑賞モード.リセットしてのためか前半、乗り遅れ感を引きづって、後半にはなんとか楽しめるようになりましたが、消化不良でした。
マーゴットのバービー、はまってましたし、ケンのドラマ中での、あたふた感、キラキラなビンクの世界での存在キャラでOKだったのが、人間社会で見たり体験して、今までのバービーでいるのではなく、自分にある新しい自我に目覚め、同時にビンクファンタジーのケンとともに、新たな社会情勢、価値観を得ていく映画でした。
★Digital5.1ch鑑賞
★重低音 1
★音圧 1
★移動音 2
★分離度 3
サイド(左右、後、活躍度)1
★サラウンド 2
ほぼ、スクリーン側での音出し
左右、後方は、残響成分がメイン
華やかなオブラートに包んだ社会性メッセージ
バービー人形はずっと昔からコレクションしてるので、一年前から楽しみにしていました。もうサイコーでしたよ!レビューサイトで酷評が多いのは、炎上した広報部の失敗はおいといて、バービーの理解度の違いかなぁと思いました。
アメリカ人にとってバービーは、子どもの頃から親しんだ文化。そのキャラクターたちのパロディを、体験を思い出してゲラゲラ笑う映画ですから。歴代バービーのオマージュも散りばめられて楽しい。けど日本はリカちゃんだったから、バービーの理解は難しい。
もちろんそれだけじゃ映画は成立しないので、フェミニズム、ジェンダー、アイデンティティなどを、うまくストーリーを仕込んでます。
レトロポップなドールの世界を具現化した、ピンクのセットとコスチューム。センスのいい編集で、全体に作品の質が高い。演者も名優マーゴット・ロビーはもはやバービーにしか見えないし、ライアン・ゴズリングの自虐的な芝居も上手い。心底、楽しめましたよ。
そして最大の魅力は、自己のアイデンティティを追い求める辛さを、華やかなオブラートに包んでいること。キラキラしている洋服をまとって、実はとってもメッセージ性のある作品なのでした😊
コメディーだからさ…
気分が晴れ晴れとしたピンク色になれる映画
自分らしさとは何かというのを主軸に置きつつ、社会風刺や皮肉をコミカ...
結構ツボ
ほぼ、30歳超えの俳優のみなさんが、
真面目に人形の世界を演じられてるということだけで、結構ツボりましたし、
人形たちが住む理想の世界(といっても結構偏ってる気もしますが…)と、
現実世界の落差からの多様性や女性の立場などの問題提起は、巧みだと思いました。
ラスト、バービーが勇気を出して行った場所、
わたしは、仕事の面接かと思っていたら、
婦人科!とは、なんだかアメリカっぽいなーと思ってしまいました。
一歩先を行かれた!みたいな 笑
また、マーゴット・ロビーは、
バービーにピッタリで、彼女以外は考えられないぐらいでした。
ケンは、正直、影が薄かった…笑
とは言え、バービーは買って貰えず、リカちゃんの髪を切って、
へんな化粧をしていたタイプなので、
変てこバービーの姿に、少し心が痛みました。
この場を借りて、ごめんなさい。
前評判に引っ張られてしまったかも
バービーという映画における教科書的な表現について
大袈裟に大傑作!とは言えないんですよ、この映画。
厳しい意見を仰る方の気持ちも、まぁわからんでもないですよ。
でも、私はこの映画を高めに評価したいんです。
テーマとかは一旦置いといてですね、この映画何がすごいって洗練された構成と編集ですよ。
1個1個のモンタージュがとても丁寧で、ショットの切り替えが目まぐるしいのに、混乱せずに見てられるんです。
映画なんだからそんなの当たり前でしょう、ってのはクソ映画に出会ってない幸運な人です。もっとクソ映画見ましょう。
ほぼ全部のシーンが、ちゃんと意味があって、エンディングに至るまでの道筋のために、構成もとい道の舗装されています。
ストーリーの道が舗装されてないのはラスト周辺あたりだけですかね、だからこそすごい構成なんですけど。
後、目が大変楽しいですよね。大人数がいるシーンやピンクまみれ!なシーンはどこ見ても、色んな情報が飛び交ってて、観客は飽きが来ません。
そして本題にある、教科書的な部分というのは、上記の全てが当てはまります。
そもそも、シナリオの時点でこの映画ほとんど完成されてるんですよ。つまり、演者によって映画の結末が大きく変わることは無いと言い切れるほど、仕上がってるんです。もちろん、演者の方々の演技すごいし、その舞台はこっちがドキドキするくらい表現が簡素なシーンもあります。
映画としての価値として、とても勉強になると感じます。
色々考えながら、わろた。
美術に凝ったおバカ映画をたのしもー、、
と思ったら案外ジェンダーの話やら、フェミニズム、そも人間とは?という面倒臭い話の流れで後半離脱しそうになったがユーモアをたやさず映像的に楽しめたおかげで完走出来ました。正直少々自分の中に未消化な部分を残しつつも、楽しかったからいいや、、という事にします。
マーゴットロビーは当然最高です。
この企画は彼女自身のプロダクション「ラッキーチャップ」制作でマテルやワーナーとの打ち合わせに本人も参加してた模様。マーゴットロビーに直接口説かれたからかもだけど、まるっとこの脚本に許可を出したマテル社なかなかの太っ腹だと思う。
(初めのキャスティングはガルガデットだったそうです)
そして今回はじめてライアンゴズリング良いと思えた。
彼の芋臭さが良い意味で後半炸裂します。
その他のバービーもめちゃ豪華です。
あとマテルの社長はレッチリのDrチャドに似てる件で無意味にずっとスティック持ってるし。
小ネタ過ぎてわろたわ。
演出というか脚本というか、後半長台詞多くなってテンポ悪かったよ。なんとなく解決が付かない問題の言い訳見たく感じた。バービーという存在自体がフェミニズムと真逆な存在で、時代のなかで変化してきたとはいえ、ノーマルタイプのマーゴットロビーの立ち位置がこの話のねじれというか分かりにくさの原因かなと思う。
あと男性なら一度は見るバービーの下半身、女性はどう感じながら見るのかな?この映画酷い!下品だ!と思った女性バービーファンもいたんじゃないかと思う。
オチも考え落ちで、少し考えてから、、、じわじわ笑顔になりました。
バカ映画の皮を被った狼
勇気が欲しい時に見たいサプリのような作品。
バービーの世界観を味わいたくて
公開をずっと楽しみにしていた作品。
(絶対に好きな映画と固唾を飲んで
公開日を迎えたが日本では公開直後紆余曲折あり
少しばかしクールダウンした状態で劇場に足を運んだ)
可愛いが溢れて気分が上がりっぱなし♡
リアルバービーハウス作りたいと思った。
可愛さをモチベーションに行ったが
内容が想像を超える深み。
物語が進むにつれて現代社会を生きている上で
感じた壁や閉塞感について改めて考えさせれる
描写が多くバービーの気持ちに感情移入して
心に刺さり、気づいたら号泣。
一番の見どころだと感じたのは、
秘書のママのセリフのところ。
同調勢力、所属意識の強い日本人にとっても
響いたと思う
感じてきた言葉にならない思いが
うまく言語化されていた。
らしさ、役割、固定概念を外して
鎧は外して何にでもなれる存在なんだと
背中を押してくれる作品だと思う。
バービーを楽しむ子供向けの作品ではなく
現代を生きる大人が見るべき作品だと思う。
アメリカ映画の良さ
冒頭の「2001年~」のパロディで爆笑しました。
そりゃそうだよね、オンナは子供のお人形遊びからして「赤ちゃんのお世話」に洗濯に家事。本人自身の楽しみというより、母性を自覚させ、主婦予備軍、奉仕者として刷り込まれる感じ。
女の子の世界に「なりたいものになれる」意識革命をもたらしたバービーは、まさにモノリス級の画期的存在、ってのにものすごく納得した。
この掴みだけで、この映画が只者ではないのが分かる。
そして、ちゃんと楽しいので、アンチな盛り上がりに乗って観ないとしたらもったいない。
アメリカ映画は架空の世界を借りてガチンコでは言いづらい現実社会の実情とか問題を語るのが上手い。最初の「アバター」もそうだった。
的確な現状認識と深い洞察、問題点を掴む鋭い目が、「バービー」にはあると思う。
視点が多角的なので、どの立場のだれに共感するか反感持つか、どの解決策なら許容できるかも含めて見る側に委ねられる多角性がある。
私は、ケンダムランドの後始末のところ、今の女性の位置と思った。急に持ち上げられて重要な立場に抜擢されてもお飾りか付け焼き刃で歴史がなく経験もないから上手く行かない、それをみて「だから男はダメだ」と言われがち。なので、これから力をつけて、すこしづつ上に行こうというのに、大きく頷きました。
バービーたちがケンの扱いを反省し、今後は改めると言うのは、世の夫たちにこうあってほしいという願望を見ました。
アメリカ人でも女性の社会的立場がまだまだ、というか日本と大差ないみたいなのが意外だったが、日本の女性にはグロリアが語ることに加えて、外で働くのは当然なのに家事や育児、介護はオンナの仕事で、しかも手を抜くなとか、夫の家族に尽くせ、みたいな圧力があったりする。
それから、夫は自分のことしか興味なし、娘も反抗期でさびしく、仕事も半端、癒やされたいのはママだったというのはよく分かる。子供が小さい頃は大変だけど、かーちゃん、かーちゃんって寄ってくるのは幸せなんだよね。こういうところも排除しないし。結局、娘は頭脳明晰しっかりした女性に育っててママを愛していて、ママも幸せを再確認できるし。
単純に、バービーの(ピンクの!)世界を見られるのが楽しい。
マーゴット・ロビーがリアル・バービー。おちょくられがちなケン、(「トイ・ストーリー」とかでも!)ライアン・ゴスリング、よくやったと思う。
グッズ見るのもよいし、いつも快晴、階段は使わないとか、飲み食いは真似だけ、へんてこバービーは、やりがちで大笑い。髪の毛切っちゃったり顔に落書きしたり、脚のジョイントの問題で縦に大開脚するんだよ、確か。色々なタイプのバービーがいて、職業様々、有色人種や太った彼女もいるんか、と思うし、廃版キャラたちも見られて興味深い。
結局定番タイプのバービーのみが「なりたいものになれる」(そりゃそうでしょう。)、だからって人間になっちゃうなんて! ピノキオ!?
バービー産みの母の延々説教はどうかと思った。
でもって、ヒトになるには、まず、それ!?
ヒトにあるものが無いんだから確かに外せない問題よね。専門家に相談を。
基本コメディで、軽く見られるのが良いと思う。
ただし、その分女性に権利を主張されたら都合が悪い国や地域では上映禁止になったりするんだろうとは思う。
それにしてもリアル・マテル社の皆さん、太っ腹!
男ってさ、強くならなきゃとか
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