「その当たり前、今気付いた?」バービー movie mammaさんの映画レビュー(感想・評価)
その当たり前、今気付いた?
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アグリーベティの女優さん!
現実女性の代弁者。
でもマテル社の上層部ってかなりうまく歩んでる方かなと。
バービーが理想の頂点であり続け、
女性は現実の中でバービーのような理想像を追い求め、そうすると男性の立場が弱くなってきた。
女性は女性で疲弊もするし、求められる理想を完璧にこなさないと意見できる立場に就けないから必死。
「男性」「女性」に結局囚われてしまっている。
ただ単に、属性にとらわれない自分を表現して、感情を使って、自分の気持ちと相手の気持ち両方を尊重できれば良いだけ。
弱音を吐いても良いし、誰かと感情を分かちあって、助け合って良い。
そういう人間らしさが、バービーからは抜け落ちてしまっていたから、いつしかルックス至上主義頭弱い系の象徴アイコンのようになってしまった。
多分いつの時代も、心に正直なイキイキした女性像をマテル社は表現したいだけなのだと思う。
君は君、僕は僕。今言う?
その上でその先の共存方法を知りたいんだけどなぁ。
子供も見るから、踏み込んだ内容はなかなか難しいのもわかるが、あまり表現が上手くない。
しかも、作中まるまる、限定モデルだなんだのヴィンテージ物にまで及ぶ宣伝てんこもり。
赤ちゃん人形の破壊、いる?
マテル社には勤めたくないと思った。遅い!
内容も50代以上の感覚では?
今の若者、SNSで自己発信したり、割と上手に自由を満喫できている気がする。
バービーは1959年から。
1950年から連載開始したスヌーピーの方が余程、個の尊重に優れているのは面白い。
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