「DVD鑑賞でのレビュー」バービー ななかさんの映画レビュー(感想・評価)
DVD鑑賞でのレビュー
バービーやアメリカのキラキラした世界観が好きで昨年話題になっており、アメリカで賞も受賞。演者も気になっており見たかったので自宅にて鑑賞。
(sns公式の対応を除いて映画に罪はないと思うので)
ピンクの可愛い世界観や前半部分は見ていてわくわくした。
バービーの足が爪先立ちじゃなくなったりセルライトができたり、、、といった描写は悲しかったですがこれが現実。という描写なんだなと思いました。
冒頭の人間世界に迷い込んでいろいろやらかす。という描写はもっとあっても楽しめたかもしれません。
見る前は、バービーが人間界でいろいろやらかすことが中心の映画だと思っていました。ディズニーの魔法にかけられてに近いかな?
個人的にはリアルワールドが男社会すぎてびっくりしました。ケンの暴走の部分と暴走を食い止める後半の部分は少しマンネリしました。ライアンじゃなかったら、見るのやめてたかもしれません。
母親の女性の生きづらさの面は共感しました。
最後、産婦人科病院にかかるという描写が少し謎でした。何か仕事の面接に行くのか?と思ったので。
それが人間なら病院にかかることもある。といった人間になった。という描写だったので、難しいというか、わかりづらいなと感じました。
バービーが女性の社会的地位向上に関する働きをロサンゼルスでする。という話の結末だったら綺麗だったかな。でも何がしたいかわからない。といっていたから、難しいかな。見れてよかったけど、心に残る映画だったか?といわれたら微妙です。そして、シングルマザーで子育てしている母子という設定もわかりづらく、あの男性は誰?恋人?インターン?なのか謎でした。私の読解力が弱いせいかもわかりません。よくわからない人物ということは、登場させなくても良かったかもしれません。あの男性の影が薄かったなと思います。
アメリカでは、自分らしくいていいというメッセージ性があったのでよかった。とありましたが、私はあんまりそういうことは感じなかったです。
例えば、人形好きな男の子が学校でいて、男の子だって人形遊びしていいじゃない。とか、
例えばサーシャが学校で男子と敵対していたりして、バービーが味方をして、男子と対決?というか最終的には和解。バービーありがとう的なストーリーのほうが簡単ですがわかりやすかったかもしれません。
サーシャのバービーヘイトな立ち位置なのに、最終的にはバービーの世界にはまっている。みたいな描写もちょっと雑かな。