劇場公開日 2024年2月9日

夜明けのすべてのレビュー・感想・評価

全466件中、41~60件目を表示

3.0いい会社だなぁ

2024年12月7日
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鑑賞方法:DVD/BD

最も印象に残ったことは、光石さんの会社のことです。こんな組織をわたしも作りたかったです。誰にでも寛容な組織、みんなで助け合う組織、今の時代難しいのかもしれません。わたしは完成させられませんでした。

多分、わたしはこの監督と合わないんだと思います。前作もそうでした。説明くさいというか、よくわからんのですが、面白くないです。長いし。

こうした障害がある方々、わたしの身近にもたくさんいました。苦しいのは本人です。

大好きな作品に「ぐるりのこと。」があります。あの作品は、精神的な障害がある方を本当にリアルに描いてました。でもでも、随所でクスッと笑えました。今作も、もう少しそうした要素があったらと思いました。

上白石さんは良い女優だと思いますが、個人的には妹さんの方が上手いと思います。

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ウルスアベイユ

4.0あったけえ会社

2024年11月28日
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鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

悲しい

楽しい

幸せ

 普段は穏やかだが、月に一度PMS(月経前症候群)によりイライラがひどい藤沢さん。転職し、同僚がとても理解ある栗田科学で働く。そこに転職してきた無気力な山添君に、強く怒ってしまう。しかし彼はパニック障害だった。
 PMSはなんとなく分かるけど、パニック障害は有名人がなったのを聞くだけで、実際は知りませんでした。二人とも、土日休むときつくなるというのも意外、確かに休みに会社へ来ていた。山添君は、ラーメン食べてて発症し電車に乗れなくなってしまうが、自宅にいるときだけ自分らしく全く普通。人それぞれ症状は違うだろうけど、山添君が会社でも普通にふるまえるようになっていくのが良かった。藤沢さんも、前向きになっていくし。栗田科学が、二人に対する理解がなんともあったかくて、スゴイ会社です。栗田社長や山添君の元上司も、自死家族会の会員で二人の良き理解者であったのも良いです。

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sironabe

4.0静かな日常の中で感じること

2024年11月23日
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PMSに悩まされる女性と突然パニック障害になった男性の2人を中心に静かに物語がすすむ。女性の方は長く付き合ってきた症状になす術もなくその都度苦しみもがいて生きている。男性は突然自分の身にふりかかった災難に戸惑い,受け止めきれないまま新しい職場でも浮いた存在だ。
おそらく2人ともそんな自分が周りとどう向き合えばいいのかわからなかったと思う。出会ったことでお互いの立場や周りの人の気持ちもわかるようになってきて、少しずつ前に進んでいくのだ。
大きな事件はないけれど、この会社の人たちや元上司の自然な優しさにあったかい気持ちになる。
穏やかに生きることの幸せを噛み締める映画だった。

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ニョロ

3.5再鑑賞して

2024年11月23日
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鑑賞方法:CS/BS/ケーブル
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りか

1.0で?

2024年11月23日
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鑑賞方法:DVD/BD

単純

何?

特に何も書くことないなぁ、正直言って。
延々とPMS?やらパニック障害の日常を見せられる。
一体なんなん?
ただでさえイライラする日常を送っているのに、
それを解消したいから観る映画でそれを増幅させられるって…。
主演の女優さんは元々余り好感は持っていなかったが、
この役ぴったりだな、悪い意味で。

TVだったらかなり早い段階で観るのやめてたよ。

他の方々の評価の高さに驚いたので追記。
小中学校の通信簿にはずっと
協調性と社会性皆無
とやんわり書かれていた。
ずっと生きづらかった。
劇中にもあったが、
今なら何らかの病名がついて
もうちょっと楽だったろうか?

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みみず

4.5途方もなく優しい映画

2024年11月3日
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泣ける

幸せ

何故か序盤からずっと泣きそうになっていた。PMSがテーマになってる映画って初めて見たかも。
私自身も藤沢さんほどではないが生理前後の感情の起伏が大きくなることはあったため、気持ちはよく理解できた。
松村北斗くんも役柄とすごく合っていた。徐々に生き生きしていって魅力が増していって。
脇を固める役者さんたちも素晴らしかった。

自分の弱さも他人の弱さも認めよう、と言う話なのかな、と。
劇的に変わることはないけど、夜明け前の空と同じで少しずつ明るくなっていくから。

押し付けがましい希望の話は好きじゃない。
でも絶望ばかりしていても仕方ない。
少しだけ、前を向く。そんな気持ちに自然とさせてくれた。
こんな映画が日本にある、それこそが大きな希望。

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Ao

4.5やさしい映画

2024年11月3日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

優しくてあたたかい映画だった
わりとデリケートな題材を扱っているけれど雰囲気が暗くなりすぎずクスッと笑えるところも
この映画が伝えたかったことも分かりやすかったと思う
主人公達がちゃんと成長して希望も感じられるのも良かった
お涙頂戴ではないのにちょっと泣いてしまった
俳優の方の演技も自然で良かった

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Fun

5.0人生の大切な映画の一本になった

2024年10月27日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

笑える

幸せ

いろんなことがある今の世の中で、ホッとできるお守りみたいな映画。
特別なことは何も起こらない、ただの日常なんだけどそれがとても愛おしい。
原作も読み、原作のあのシーンやってほしかった!と思うこともあるが、逆に原作に無いプラネタリウムのシーンを追加したことが本当に大きな意味があって素晴らしい改変になっている。
特筆すべきは、主演のふたりが恋仲にならないところ。恋仲になりそうな雰囲気すら漂ってこないところが非常に良い。男女がいたら、そのように見えてきてもおかしくないだろうから、とても難しいと思うが、監督と俳優陣がとても丁寧に繊細に演じられたのだろうと思う。
人生に疲れてしまった人、毎日生きるのがしんどい人、明日が来なければいいのにと思う人、そんな人にも優しく寄り添ってくれる映画。全く押し付けがましくなくて、温かい気持ちになれるはず。

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手まり寿司

3.5ちょっと手を差しのべるだけでいい

2024年10月21日
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くまっち

4.0タイトルの意味

2024年10月14日
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見終わった後、このタイトルがしっくりくる
何かが劇的に変わるわけじゃない
全てが解決するわけじゃない
ただちょっと前を向いて歩ける気持ちになる
主演2人とても良かったです
2人が勤務する職場のメンバーも温かい
プライバシーに踏み込まないけど救いの手をいつでも差し伸べてくれ、自然に受けてめてくれる。
プラネタリウムのシーンは私も泣きました
とてもいい作品でした。

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MTK

4.0パニック障害の山添くんと、重度のPMSの藤沢さん どちらも普段は『...

2024年10月6日
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パニック障害の山添くんと、重度のPMSの藤沢さん
どちらも普段は『普通』なので
なかなか他人からは理解されづらい病気。

山添くんの病気に気づいた藤沢さんが
『お互い無理せず頑張ろう』と声をかけるけれど
山添くんは、お互い病気でもしんどさもそれに伴うものも
全然違う、と否定します。

『病気にもランクがあるってことだね』と藤沢さんは
帰ります。

このシーンにハッとしました。
他人の辛さに対してもっと辛い人はいる、と
謎のマウントをとる人っている、、、

辛さの当事者同士であっても自分の方が辛い、
と周りに寄り添えなくなってしまう。

映画はこの山添くんが少しずつ藤沢さんの辛さにも目を向け、『ひとりでイラついててください』と優しく距離をとりながら心に寄り添います。

会社の上司、元上司もそれぞれ
辛い過去を抱えながらまわりの辛さに目を向けます

そこがわざとらしさもなくうまく描かれているなぁと思いました。

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猫柴

3.5たい焼き買ってるだけで感動する映画NO1

2024年10月6日
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マーベルとかの作品がミックスフライ定食だとしたら、こちらは上質なお茶漬け

ストーリーと呼べるほどの起承転結があるわけでもないので、あらすじだけ見ると「それだけ?」ってなるし、実際それだけだから人にわかりやすい魅力を伝えづらい

とにかく「なんか今、生きづらいかも。昔、生きづらかったかも」と感じる方に見てほしい

感動というと親子の劇的な再会とか、恋人の余命宣告とかそんなイメージだけどそう言った展開は無しで感動させてくる
ただホクト氏が自転車乗ってるだけで泣けてくる
たい焼き買ってるだけで泣けてくる。そんな映画は今まで見たことがなかった
だってアイアンマンがたい焼き買ってても全く感動しないもん

ホクト氏とモネ氏がW主演となったらとりあえず恋愛させるのかなと思ったら、ラブロマンス要素を完全に取り除いてくれていて本当にありがとう
この美男美女に恋愛させないのは至難の技だったと思うありがとう

対恋人や対家族などの特別な感情がなくても人は誰かの支えになれる
実際に二人はお互いのこと気にかけつつも、ある意味どうだっていいというか気を遣っていない
大学で週に一回授業で会う程度の距離感
だってモネ氏なんかポテチの最後のカスを流し込んでたからね。2回も

最後の夜についてのメモがまた良かった
「夜があるから自分の外の世界を想像できる」

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真平

3.5人という字は人と人とが支えあって…

2024年10月6日
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鑑賞方法:DVD/BD

幸せ

人という字は人と人とが支えあって…的な金八先生の名言的な作品
今の世の中を象徴してます

松村北斗さんがお酒注ぐシーンは人の成長が見えて感動。自然と涙が溢れました

良くしよう!では無く、相手のペースで人に寄り添う事って大事だなと思いました

そして松村さんみたいな自然な演技出来る人、普通を演じる事が出来る人って素晴らしいと思いました

緩急があまり無く、2時間長いかな?と思ったけどそんな事は無かったです
心暖かくなりたい時見たい作品

しかし、りょうさんが介護される側の母役はショック
美しい方なのに

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椿

5.0夜明け

2024年9月25日
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優しさに包まれて、朝を迎えられたような気分になります。素晴らしい作品です。

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つもろう

5.0素敵な映画

2024年9月22日
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鑑賞方法:VOD

派手さはないが、俳優陣の演技力を感じる作品。主役2人は、役の人物にしか見えなかった。とにかくうまい!松村北斗は、始めと終わりでは、別の人間にみえた。

変なべたっとした恋愛ものではないところが、良かった。人との関わり方を考えられた作品だった。

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らてらて

0.5病院の待合で聞くような他人の病気自慢と、馴れ合い感が苦手だった!!

2024年9月20日
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単純

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𝖒𝖚𝖓𝖆𝖈𝖞

4.0太陽が向こうから近づいてきていると信じている人のレビュー

2024年9月19日
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新しい映画なのにレトロ感がある映像。
劇中に登場するカレンダーを見ると、まさに今の日本が舞台になっている。

藤沢美紗(上白石萌音)が、親元を離れて自立してから始まる夜明け前の苦しみの時期と、のちの夜明けに至るまでをじっくり丁寧に描いている。

藤沢は、薬を見付けて山添(松村北斗)に渡したり、自転車を譲ったり、髪を切ってあげたりするが、今作に登場する男女は誰一人として月と太陽のごとく一線を越えず、お互いを欲したり交わろうとしない。
性欲が存在しない架空の世界なのだろうか。
整列している星の夜空の見えかたからは、プラネタリウムのように空のほうがゆっくり動いている考え方のほうがしっくりくるし、もし誰かが言うように地球が自転公転していたら、物理の法則によると夜明けの度に定期的に地震のような衝撃があるはずである。
世界の仕組みも人の體の仕組みも、すべてが解き明かされてしまわないように、知識の共有を阻む何かがあることを感じざるを得ない。

夜空のように全てが繋がったまま、徐々に明るい方向へ好転していく。
栗田和夫(光石研)の弟が残した数十年前の記録が、内容はともかく時空を超えて未来の誰か(藤沢たち)に届いたのは素敵なことである。
ずっと穏やかなBGMで、刺激的なことは特に無いまま終わったので拍子抜けしたが、なぜか余韻が抜けない作品。

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どん・Giovanni

同情ではなく理解を

2024年9月17日
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鑑賞方法:映画館

 PMS(月経前症候群)の女性とパニック障害の男性が生活の中で職場で居場所を探そうとするお話です。僕が、PMSという言葉を知ったのはほんの1~2年前の事なので、男性として知っておきたいと思える物語でした。しかし、『ケイコ目を澄ませて』の三宅唱監督はそれを力こぶの「障害者映画」にはしませんでした。

 病や障害を持つ人に安易に「同情」するのではなく「理解」する事でこそ自らをも癒し得ることを語るとても穏やかで優しい物語でした。悪い人は出て来ないのですが、「それもいいじゃないか」と僕はスクリーン前で大きく頷きます。そして、安っぽく恋愛映画にしなかったのがとてもよかったなぁ。映像には独特の間(ま)があり、そこで見せる上白石萌音さんの素の表情の演技が素晴らしかったです。

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La Strada

2.5抑揚のない退屈なドラマ

2024年9月14日
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鑑賞方法:映画館

各々精神疾患(PMS(月経前症候群)・パニック障害)を抱えて、人付き合いが下手でぎこちない日々を送る会社の同僚の二人、上白石萌音扮する藤沢さんと松村北斗扮する山添くんを主役に据え、その窮屈でもどかしい互いの日常を粛々と追った作品です。
カメラは彼らに同情的でもなく、フィックスの長回しを多用し、寄せアップも殆どなく、ゆったりとした緩いテンポで淡々と、まるでドキュメンタリーのように映していきます。しかし彼らが抱える、病気による苦悩や悲哀は描かれないので、鋭く問題提起するわけでもなく、終始メリハリのない滔々とした映像が延々と続きます。ラブロマンスはなく、謎解きミステリー要素もなく、サスペンス性もありません。つまり起承転結のない2時間のドラマが本作といえます。

それでも前半は、藤沢さん視点で映されていきます。そこでは山添くんも藤沢視点で胡散臭い客体の一つとして描かれますが、中盤藤沢さんが山添くんの整髪をする長回しカットから山添視点にカメラが移り、藤沢さんも面倒くさい人として映されつつも、暖かく見つめられていることが感じられます。
そして徐々に二人の視点が重なり合っていきますが、決して恋愛関係には至らない淡泊な関係のままエンディングを迎えます。

斯様に抑揚のない退屈なドラマで、その上、登場人物が悉く善人ばかりなので、事件もなくハラハラドキドキすることもなく、ただただ安心して観ていられたに過ぎないのですが、不思議に飽きることなく観賞できたのは、リアルな生活感を実演した役者たちの演技力によるのでしょう。

ただ、つい近所でもありそうな、あまりにも身近な話であり、夢やロマンといった快感は得られず映画的なスケール感は全くありません。巷間、非常に高評価なのが、率直に言って私にはよく理解できません。
一服の清涼感は得られた気はしますが、非日常空間である映画館で観客に披露する作品とは言い難いと思います。
映像作品としては悪くはありませんが、BSでのドキュメンタリー風ドラマが向いているのではないかと思ったしだいです。

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KeithKH

0.5旧国営放送 的 稚拙なファンタジー

2024年9月9日
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マサシ
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