劇場公開日 2024年2月9日

夜明けのすべてのレビュー・感想・評価

全424件中、41~60件目を表示

4.0初めての感覚

2024年6月30日
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いつも観る作品とは違う作品
いつもは内容が濃いひとつの事について突き止めるみたいな作品をよく見るからこの作品のように日常を再現しているような作品は初めてでいつもよりワクワクして鑑賞できた。

パニック障害やPMSなどはそこまで詳しく知れていなかったからこの作品を通して少しでもしれて良かったと思ってます。
突然いつもあった日常が無くなるのは受け止められないとこもあるなと自分と置き換えて考える所もありました。

人のためや自分のためそこについて考えました
そこで自分にできることはなんだろうかなど様々なことを考えるいい機会になりました。

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tsumugi123622

3.0支え合って生きることの美しさ

2024年6月30日
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鑑賞方法:映画館

例えば、ふつうの健常な人でも、日によって気分の浮き沈みは必ずあるもの。
その浮き沈みの振幅が異常に大きく、それ故。日常生活に支障を来す場合には、疾患として投薬などの治療をしなければならないので、その前提として、具体的な診断名(病名)をつけて診断をしなければならないと聞いたことがあります。

病気を持っている人や、いわゆる障害を抱えているという人たちを、決して特別視する(ましてや差別視などする)理由は何もないことも、また当然かとも思います。

それにつけても、病気をお持ちの方(と言ってしまって良いのか、もっと別の言い方で、少しだけ他の人と比べて個性が目立つとでも言うべきなのか)に対しての「周囲の受け止め」の大切さ、そういう周囲の受け止めの美しさに、改めて気づかさせてもらえた一本になりました。
本作は。

その点でも、十分に佳作としての評価に値する一本と思います。
評論子は。

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talkie

5.0時々メンタルの制御がきかなくなる人々、疾患は人それぞれ。 処方薬を...

2024年6月1日
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難しい

幸せ

時々メンタルの制御がきかなくなる人々、疾患は人それぞれ。
処方薬を服用しないと生活がおぼつかないとか、かつて心当たりがある、身につまされるお話でした。

教科書的には、傾聴 受容 共感 とか、焦らずじっくり付き合う、いうところですね。
物語の中の演者さん、知ってか知らずか、疾患患者さんとの接し方が、丁寧にできているように見えました。

こちら、いち鑑賞者にすぎませんが、この映画を見させていただいて、
心が軽くなる、荒れたものが解けてゆく感覚を抱きました。

心が軽くなった後、題目の夜明けってなんだ? と気になりだした頃、
ラストのプラネタリウムのお話が。
純朴にあこがれを抱いて聞けました。
丁寧に描かれた、すてきなお話でした。

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woodstock

3.5栗田工業が潰れませんように、ずっと存続してくれますように

2024年5月24日
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かばこ

4.0啓発映画かも

2024年5月23日
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知的

出てくる人が全員優しい稀有な作品です。
またPMSやパニック障害についての啓発映画でもあります。
パニック障害に関しては有名人などの告白もあり、比較的よく知られてはいますが、実際自分の周りにそういうつらい思いをしている人がどれくらいいるでしょう。PMSに関しては、昔なら「ヒステリー」で片付けられてたかもしれませんが、生理のある女性なら大なり小なりこういう症状があって当然のようで、この映画のヒロインはとても極端なのかもしれませんが。それこそ人格が変わるくらいの変貌ぶりでした。

 原作とはちょっと違う職場のようですが、子どもたちに科学を楽しんでもらうキット制作販売会社というのがとても良かったです。また、光石研演じる社長を始め社員のみんなが心の問題を抱える主人公二人にとても優しいのが良かったです。もっとも社長が、一緒に仕事を頑張ってきた弟が自死を選んだことが原因で、社長自らが大切な人を自死で失った人達が集まるサークルで長年の活動をしていることも、心の病に関してとても理解されていたようです。

 松村北斗演じるパニック障害を持つ男の子の前の会社の上司役である渋川清彦も、こんなに優しい彼はなかなか珍しいです。「ゴールデンスランバー」でのトラック運転手以来かな?(笑)

 で、正直言うと一番ショックだったのは5年間で母親があんなふうになってしまったこと・・・
何が彼女を襲ったのか?

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邦画好き

3.0俺はエヌイーイーティーだ

2024年5月21日
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単純

幸せ

寝られる

精神が時折不安定の二人が周りとともに支え合う話。

良い点
とくになし

悪い点
とくになし

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猪古都

3.5理想郷のような職場

2024年5月16日
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幸せ

生きることに困難さを抱える主人公2人だけれど、彼らが働く職場は、まさに居心地の良い理想郷のような場所でした。
2人を見守る社員の皆さんの視線が柔らかくてさりげなくて、ここで働くことができて本当によかったなぁって、映画を見ながらずっと感じていました。
映画を見ながら、一緒に仕事をしている気分でした。幸せでした。

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ごましお

4.5優しくなりたい

2024年5月2日
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U-3153

3.0啓発

2024年4月30日
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幸せ

病気の啓発てきな作品で最後までトラブル続きの話になるかと想ったら、そんなことはなくて中盤からずっと安心して見てられる話だった。

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あふ

4.0静かな映画

2024年4月29日
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あの二人はあれでよいのかしら?

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michi

2.5抑揚のない退屈なドラマ

2024年4月24日
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各々精神疾患(PMS(月経前症候群)・パニック障害)を抱えて、人付き合いが下手でぎこちない日々を送る会社の同僚の二人、上白石萌音扮する藤沢さんと松村北斗扮する山添くんを主役に据え、その窮屈でもどかしい互いの日常を粛々と追った作品です。
カメラは彼らに同情的でもなく、フィックスの長回しを多用し、寄せアップも殆どなく、ゆったりとした緩いテンポで淡々と、まるでドキュメンタリーのように映していきます。しかし彼らが抱える、病気による苦悩や悲哀は描かれないので、鋭く問題提起するわけでもなく、終始メリハリのない滔々とした映像が延々と続きます。ラブロマンスはなく、謎解きミステリー要素もなく、サスペンス性もありません。つまり起承転結のない2時間のドラマが本作といえます。

それでも前半は、藤沢さん視点で映されていきます。そこでは山添くんも藤沢視点で胡散臭い客体の一つとして描かれますが、中盤藤沢さんが山添くんの整髪をする長回しカットから山添視点にカメラが移り、藤沢さんも面倒くさい人として映されつつも、暖かく見つめられていることが感じられます。
そして徐々に二人の視点が重なり合っていきますが、決して恋愛関係には至らない淡泊な関係のままエンディングを迎えます。

斯様に抑揚のない退屈なドラマで、その上、登場人物が悉く善人ばかりなので、事件もなくハラハラドキドキすることもなく、ただただ安心して観ていられたに過ぎないのですが、不思議に飽きることなく観賞できたのは、リアルな生活感を実演した役者たちの演技力によるのでしょう。

ただ、つい近所でもありそうな、あまりにも身近な話であり、夢やロマンといった快感は得られず映画的なスケール感は全くありません。巷間、非常に高評価なのが、率直に言って私にはよく理解できません。
一服の清涼感は得られた気はしますが、非日常空間である映画館で観客に披露する作品とは言い難いと思います。
映像作品としては悪くはありませんが、BSでのドキュメンタリー風ドラマが向いているのではないかと思ったしだいです。

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keithKH

5.0温かい世界観

2024年4月21日
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泣ける

幸せ

原作者である瀬尾まいこさん特有のあの温かな世界観がそのまま映像化されていて本当に嬉しかった。
瀬尾まいこさんの作品に触れると陽だまりの中にいるかのような気持ちになり読み終わると心にじんわりと温かなものが残る。映画では陽の光をとても繊細に映していて、作品を読んだときのようなぽかぽかした気持ちをそのまま視覚化してくれたかのような新鮮な気持ちになった。
原作とは随分と話の展開が異なっていたけれど、この物語の芯となる部分はぶれずにちゃんと伝わったし映像だからこそ感動できる素敵な演出も沢山あってよかった
自分の気づかないところでみんないろんなものを抱え込んで生きていると思うし自分自身もまた、他人には言えずに抱えているものは確かにある。
自分で自分を助けられなくても、自分が助けられる人たちは周りにいるはずだ。
この作品の温かさをちゃんと心に温存して今日から自分が生きる世界に持っていきたい。

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フロマ

5.0ADHDとPSMを持つ私より。

2024年4月19日
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あの世界は理想郷だけど、この映画と出会えたことは理想郷への入り口だった気がする

生きづらさを描く作品が増えてきて、天邪鬼もあり観るのを先送り。

その人の苦しみに共感でも、受け入れるでもなく「寄り添う」。静かに、誠実に、温かく物語が描かれているからこそ、胸の奥にストンと登場人物の言葉が落ちてくる。

PMSしんどいよ、どうしても強く当たってしまう。
ADHDしんどいよ、どうしても集中できない。
強く当たってはいけないことを覚えておけない。
今にも崩れそうななかで、どうにか踏ん張ってる。

そんな私に、そんな誰かに、この映画自体が寄り添ってくれる。本当にありがとう。周りが敵に見えても、きっとこの映画だけは味方でいてくれる。

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microSD 8TB

4.0人それぞれ事情アリ

2024年4月16日
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同性同士でも難アリなことなのに、通常は難しいだろう‥理解されるには‥
男性側の症状も人類史でいつ頃からあったのだろう、また“発見”されたのだろか?
また観に行こうかな〜

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雨の夜はヤバイゼ

4.5太陽と星と差し入れ

2024年4月9日
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上白石萌音さんを初めて見たのは、映画「舞妓はレディ」でした。その頃から演技も歌もダンスも上手だった。今回のこの映画でさらに素敵に深く大人になったなあと思いました。

ストーリーとしては恋愛系にならなかったことが良かったし現実的だったし、主役の二人だけでなく登場人物のそれぞれが痛みや悲しみを抱えていることにとても共感できた。

上白石萌音さん演じる藤沢さんのような、自分自身お菓子が大好きで差し入れもマメで上手な人は凄いなあと尊敬します。方向音痴でも空を見上げて、昼間は太陽の位置で、夜は星を見て自分がいる場所、向かう場所がわかる・・・はずなのにできない自分に少しがっかりします。

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talisman

4.0プラネタリウムを観ているような

2024年4月3日
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星のように小さくて、時々消えそうな
だけど自らちゃんと輝いている
人を照らしてる

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***

5.0日常を重視した新たなリアリズム

2024年3月31日
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しばぞう

4.5私にとっては大切になった時間

2024年3月28日
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幸せ

誰もが同じ気持ちになる、そんな映画ではないように思えて。
逆にこの映画でしか受け取れない独自性は、その芯に確固たるものとしてある。
そんな印象を受けました。

淡々とした生活の中でも、それぞれに生きづらさを感じる所はきっとあるけれど、
それを他人と共有する場合もそうではない場合も、何か生きづらさを感じていることを
分かってもらえたら嬉しい。

社会の一員として存在するからには、さすがに個人的な事情や感情ばかりを
表に出すことはもちろんできないのだけれど、
それでもお互いに補い合うことが出来る。
理想論かもしれないけれど、それでもそういう世界が、存在していたなら。
物としての豊かさよりも、心の豊かさや人との繋がりを改めて温かく感じることが出来た
素敵な映画でした。

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ひなたんく

4.5暗くなるテーマなのに全く暗くない

2024年3月28日
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でも松村北斗がプラネタリウムに元上司を誘う場面の顔、あれどういう顔なの。
悔しいのか悲しいのか、嬉しいのか全くわからなかった。なんで泣いてるの?とか言われてね。むかついてるのかと感じたよ上司が。

そこだけ理解できなかったな。
まあ悲しい顔だったのかな、、。
松村の再就職先を嘘で繋いでたけど、そんなの用意できるわけねーのに口先だけで言っていたわけだしね。

全般的にかなり面白かったし、物語全般で選択のミスをしている藤沢が最後の最後もミスしたっぽいのが皮肉くさい。
私なら藤沢の転職を確実に止める失敗しか見えないから。でも個人の選択としてはこれでいいのだろう。

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ma

3.0優しい映画

2024年3月27日
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監督の人を見る目の優しさが映画全編に流れてる。ただ私は、世の中ここまで人に優しい人間ばかりではないと、少しおとぎ話的に観ていたのでリアリティはそれほど感じなかった。
自分は汚れてしまった人間なんだなぁ、と。
純粋な人たちが観る為のいい映画だと思った。

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パンナコッタ