劇場公開日 2024年2月9日

夜明けのすべてのレビュー・感想・評価

全432件中、401~420件目を表示

3.0日常が淡々と流れていくようなそんな映画

2024年2月10日
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邦画野郎

5.0温かなまちの住人たち

2024年2月10日
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この映画の中で何か劇的なことが起こるとか、ハッピーエンドが訪れるとか、そういうことはないけれど、人生の希望を諦めてしまったかのような、無関心をまとった表情から力みが抜けていき、うっすら微笑みが浮かんだり、柔らかな眼差しになったり。 そんな変化を見守ることができる、本当に素敵な映画です。

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つんころころ

4.5じんわり優しくなれる映画

2024年2月10日
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待望の三池監督作品。淡々と流れる普通の会社の日常と少し特性のある若手の社員2人の物語。登場人物全てが優しくて刺激が強い映画が多いこの頃、久しぶりにほっとする映画を見たなぁと言う感じだった。 それにしても脚本が本当に素晴らしい。近頃ドラマでも映画でも原作と意図の違う変更を問題視されてるけど、この映画は原作と違うところはあってもちゃんと根っこを理解してるから原作ファンもすんなり受け入れるだろうし、観終わった後素晴らしい感動をくれる。 特に派手な演技や音楽が無くても観てるうちにいつの間にか涙が流れてた。 俳優陣も素晴らしくてキャスティングした人に賞をあげたい。ありがとうあなたのおかげで素敵な実写の藤沢さんや山添くん栗田社長に会えました。 一つだけ言わしてもらえるならばクイーンファンの私はボヘミアンラプソディのくだりも入れてくれると嬉しかったなー

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マツコです

3.5自分ではどうしようもないことを受け入れるということ

2024年2月10日
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TS

もっと暗く重い話だと思っていたが全然ちがった。心が温まり優しい気持ちになる。相手を気づかうような気づかわないような感じの会話が良い。「パーフェクトデイズ」程ではないが日常的な出来事しか起きない。

2024年2月9日
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マサヒロ

4.5苦しみへの援助ではなく、ただ隣にいるということ

2024年2月9日
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幸せ

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もい

1.0原作を読んだ上で見ましたが…

2024年2月9日
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情報が解禁されてから原作を読み込み、今か今かと公開初日を待ち侘びていましたが、蓋を開けてみると意図がよく分からない謎の原作改変ばかり。私の好きなシーンもほぼ全カット。原作通りの藤沢さんと山添くんを望んでいた私にとっては、望んでいたものとかなりかけ離れている映画になりました。二人の友達でも恋人でもない関係性がじっくりと構築されていくところを描いた原作から、どうしてあんなものができあがってしまったのでしょうか。見ていてとても悲しかったです。キャストのお二方の演技はすごく自然で素晴らしかったので、それもあってとても惜しい!すべて原作通りにしろとは思っていませんが、いくらなんでも原作とかけ離れすぎていたのでこのような評価とさせて頂きました。

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やまい

4.0それでも生きていく

2024年2月9日
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fin

3.5「互いに助け合うこと」の大切さ

2024年2月9日
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tomato

5.0他人をさり気なく思いやる気持ち

2024年2月9日
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映画観ました。あたたかく穏やかな日常って実は難しいからうらやましく眩しく感じるのかも。

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ミナ

4.5タイトルなし

2024年2月9日
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誰にも等しく夜明けはやってくる。特別でない当たり前の日常を切り取って映す。独特の雰囲気を纏った松村北斗と安定の上白石萌音。周りを固める役者陣も素晴らしい。優しく寄り添ってくれる作品。

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こち

4.0映像の質感と俳優が演じるリアリティが醸し出す極上のヒューマンドラマ

2024年2月9日
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三宅唱監督作品とあっては観なければなるまい!というモチベーションで鑑賞。 予告を目にしたときから、確実に期待に応えてくれそうな予感がしていた。 PMS(月経前症候群)で月1でイライラを抑えられなくなる藤沢さんと パニック障害を抱える山添くんの中心に描いているのだが、 まずもってこの二人の恋愛ドラマという単純な作品ではないことに 感銘を受けた。 というのも、お互いの病に向かい合い、「治療する」ではなく、 「助けになることがある」という山添くんのセリフが そして実際にお互いのことを考え、行動している姿が この作品の全てを象徴している。 藤沢さんとお母さん、友達、との関わり合いも、実にリアルだし、 友達に恵まれていることも救いだろう。 山添くんも元会社の先輩の存在も大きかったことと思う。 何より、本作の中心の舞台でもある職場の人・環境も素晴らしく、 そして優しい。 そう。なんと優しい映画なのだろうと思う。 また、映像の質感が素晴らしい。 色味。特に夜景が美しくため息が出るほどだ。 映像から感じられる空気感・雰囲気も本作に見事にマッチしている。 私としては、上白石萌音の演技が圧巻であり、 特に月1イライラ直前・最中の表情や話し方が激変することに 感動を覚えた。 数々のキャリアを打ち立てている俳優だが、本作は間違いなく彼女の代表作になるに違いない。 多くの方に観ていただきたい、まさに"今"観るべき映画だと思う。

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ひでちゃぴん

2.0こんな話だったっけ?

2024年2月9日
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数年前に原作を読了。 映画化されると発表になり、期待していたけれど、見事に裏切られたなぁ。 自転車の件は、バッサーっと切られた。 プラネタリウム? 介護? 松村北斗しか観ていない人には問題ないだろうけど、残念だ。

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ちゃ坊主

5.0何度でも観たいあたたかさ。

2024年2月9日
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押し付けがましくなく、日常を優しく生きるその日々が描かれている。 上白石萌音と松村北斗の自然さが心地よく、表情や声の変化が秀逸。 何度でも観たくなる心に寄り添ってくれる映画。重いテーマが根底にあるが、クスッと笑える要素も多く、曲や風景描写で柔らかい気持ちにしてくれる

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はるはな

夜明けのすべて

2024年2月9日
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幸せ

そこには山添くんと藤沢さんが確かにいた。 終始優しい映像と音楽。 表には出さなくても、みんな何かしらの悲しみを抱えている、、、 人に優しくありたいと想った。

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みかずき

5.0共感度120%!主人公の心境と夜空の景色の対比が鮮やかだ

2024年2月9日
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鑑賞方法:映画館

幸せ

内容は「PERFECT DAYS」のように淡々と進んでいきます。 主人公の藤沢(上白石萌音)はPMS、山添(松村北斗)はパニック障害に苦しんでおり、現代のストレス社会では多くの人が何らかの病気や症状を抱えており、職場等でトラブルが起きやすくなります。自分自身もいろいろ思い出すことがあって大変共感できる内容でした。 このような病気や症状を持っている人は、どうしても自分の殻に閉じこもりがちになり、窮屈な小さい世界で過ごすことが多いと思います。 山添と藤沢がお互いに向き合うことで、 小さな世界から夜空やプラネタリウムの大きな世界に流れていく対比は鮮やかで、開放的な気分になりました。 「太陽は動かない」と劇中で語るように 自分中心でなく、世界を広げて物事を見 ていくことが重要だと感じました。

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ゆきとう

5.0夜明けのすべて

2024年2月9日
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鑑賞方法:映画館

幸せ

原作本を読んで、本作を観ました。ストーリーは原作と変えている部分はありましたが、原作で感じたまんまの山添君と藤沢さんでした。映画に関わった皆さんの瀬尾さんへのリスペクトが感じられる素敵な映画でした。主演のお二人のナチュラルな演技に心が浄化されるようで、今まで感じたことのない余韻に浸っています。

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Rei

4.5仄かな希望、生きるチカラを、胸の裡にそっと宿らせてくれる傑作。

2024年2月9日
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鑑賞方法:試写会

生きるということは「どうにもならないこと」。どんなに頑張ってもなかなか思いどおりにならない。そんな「制御できないもの」といかに折り合い、遊ぶか。本作は、そこのところを焦らずに語っていく。 ファーストシーンは、意表をついて藤沢さん(上白石萌音)の長いナレーションから始まる。加えて、彼女のこみあげる怒りや恥じ入る謝罪のことば…。ときに深いため息までも交えたそれらの「声・音」に、いつしか耳そばだてている自分に気づかされる。 「声・音」に続いて印象的なのが、数々の「映画的記憶」とでもいうものだ。 劇中「おじいちゃんたちが宇宙に行く話」「月に向けて親指を立てる話」といった映画絡みのセリフも出てくる(『スペ●●● ●●●●●』『ア●●●』のこと?)が、そんなフレーズだけでなく、むしろここで言いたいのは16ミリフィルムで撮られた豊かな映像が喚起してくれる個人的な妄想のたぐいだ。 たとえば、室内から扉の間口越しに映し出された戸外は、思いがけずジョン・フォードの『捜索者』や小津安二郎の『晩春』を連想させる。また何度も挿入される列車の遠景シーンは侯孝賢の『珈琲時光』を思い出させてくれる。それは、いずれも純粋に映画そのものを推進する“チカラ”としてひたすら美しく、心地よい。 特に中盤の、山並みを背に画面左から右へと走り抜けていく列車のロングショットでは、大好きな『東京物語』の尾道のシーンと不意に「記憶」がダブり、泣いてしまった。このあたりから涙腺の緩みは加速してゆく…。 山添くん(松村北斗)が、早退した藤沢さんに忘れ物を届けるため、職場の制服をごく自然に羽織り、チャリをゆるゆる転がして(このシーン、山添くんの表情と自転車のスピード感が絶妙!)坂道を下るあたりで涙腺決壊。以後ラストシーンまで波状的に涙がこみ上げ…。映画でこれほど涙してしまったのは『わが谷は緑なりき』以来かも(苦笑)。 一方、藤沢さんがサンドウィッチや蜜柑をほおばりながら歩く、あるいは部屋でポテチの缶に口をあてて一気食いするといったシーンでは、彼女の人となりがさりげなくあふれ、思わずにっこりほっこりしたりもする。 このふたりの関係は、『はじまりのうた』のキーラ・ナイトレイとマーク・ラファロの結びつきに近いか。親友とも恋人とも違う。ここで三宅監督のことばを借りると、やはり「同志」と呼ぶのが一番しっくりくる。自分とは異質の人とどんなコトバを交わし、異なる生活感や価値観にどう橋を架けるか。そんなふたりの会話が実にスリリングだ。その向こうにゆるやかな連帯感が広がる。映画のラスト、ふたりの関係性は時や場所を超えて、山添くんのナレーションでゆるやかに閉じていく。 三宅監督はインタビューなどで、本作を「『特別な人』の『特別な話』にならないようにしたかった」と語っている。「主人公たちはいずれも前進しようとする人」で「相手が困っている時、何かできることがあるんじゃないかと小さなアクションを起こす。それは必ずしも正解と限らないがチャーミング」なのだと。 けっして他人事でも例外的なことでもない。日々暮らすうえで、私たちが否応なく感じさせられる無力感や幻滅。それにどう向かい合い、かすかなりとも希望を見出していくか。本作は、そこを考えるチカラを与えてくれる、私たちの心にそっと寄り添いながら。 映画終盤、「移動式プラネタリウム」に主な登場人物が一堂に会する“見せ場”があって、ここでも泣いてしまったのだが、その時ふと思い出したのが木下順二の戯曲『子午線の祀り』。壇ノ浦の戦いであえなく散った平家武将らの姿を、天空の運行と対比させつつダイナミックに描いた叙事詩だ。 そしてもう一つ。この「移動式プラネタリウム」内で“天空”を捉えたショットは、無限な宇宙の「拡がり」よりも、カメラが収める「狭さ」をむしろ感じさせた。この印象は、映画『晩春』で室内から窓越しに捉えられた裏山の景観を観た時に感じたものと同じだ。 私たちがふだん眺める光景はごく限られた狭いものに過ぎない。そこに、人の意思とは無縁の“天空からの視点”を加えることで、新たな風景・人々そして自分の立ち位置が立ち上がってくる。それは歴史的人物であろうと無名の自分だろうと変わりはない。 本作を観終わった後は、だれしも自分のキモチがちょっぴり変わったことに気づくだろう。映画に心から「ありがとう」と言いたくなった。 ※監督のティーチイン付き試写会にて鑑賞(あまりにも泣いてしまったので、もう1回、劇場で観直します)。

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いたりきたり

5.0じんわりと沁みる温かさ

2024年2月9日
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梣

4.0無題

2024年2月9日
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鑑賞方法:映画館

映画館で観た番宣で 興味を惹かれ観に行きました。 素敵な役者さんが揃った映画です。 人によって、生きづらい事はなにかしらあり 重い軽いで分けられないもの… 最近、佐藤二郎さんも共生していくと お話があったな…と。 PERFECTDAYSほど 淡々とした映画ではない印象です。 観終わって 自分を大切に生きて行こうと 感じました。(#´ᗜ`#) 是非映画館で観てください。

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おかちゃん