「諦めがついてからの話」夜明けのすべて にあさんの映画レビュー(感想・評価)
諦めがついてからの話
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会社に泊まり込むのが日常なほど
仕事に忙殺されてきた上昇志向の強い人が
町の小さな会社でそこを居場所だと思える
これは容易いことじゃない
そこまでどれほどの葛藤や苦難があるか
PMSであんな頭おかしいキレ方する人間を
受け入れてくれる会社レアすぎる中で
まだ最終決まってもないのに退職願出せるの
あまりにすごすぎて驚く
PMSもパニック障害も自死遺族も
悩んでるそぶりや抱えてるそぶりはあっても
そこに深くは踏み入らない進み方で
表面的に感じた
自死遺族の登場のさせ方とか
人の死を深そうにするための
ちょうど良いエッセンスみたいに使っていて
かなり嫌悪
精神科医がパニック障害の患者に
医師の倫理観に欠ける牽制したり
話ろくに聞かずに薬出して
ちゃんと治療しないところとかは
精神科医の本当に最低だけどリアルで
あそこはとてもよく描かれてるな、と思った
あとは上白石萌歌、へたくその演技上手かった
プラネタリウムのナレーションのとき
素人の頑張ってる感がしっかり出てて
しっかり演技に向き合ってるのを感じた
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