「裏、バグダッド・カフェ。」ノーバディーズ・ヒーロー やさんの映画レビュー(感想・評価)
裏、バグダッド・カフェ。
愛の形の定義付けに忙しい昨今、穴があったら入れてみたい、じゃ駄目なのか?
景色良し、治安良し、申し分ないロケーションでも、そこに住む連中にとっては「つまらない日常」なのかもしれない。
そんなルーチンぶっ壊し案件がタマタマ偶然重なり合う奇跡、
人種も職業も性別も越えて、そこにある中途半端な正義感がくんずほぐれつ一つになっちゃってさぁ大変。なんか皆イキイキ、こんな時必要なのは英雄ではないのかもしれない。
最終戦は、イケない男とイケてない男の肉弾戦、そこに銃=力はいらないのだ。
どっちもカッコ悪い、それで良し。
不思議だね、気分爽快なの。
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