「心地よい翻弄」告白、あるいは完璧な弁護 hiwaさんの映画レビュー(感想・評価)
心地よい翻弄
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思い込みをうまく利用して、会話の相手も、スクリーンのこちら側の観客も翻弄してくれる。
良い人に見えたり、極悪人になったり、気の強い若い女が良心的な被害者、味方に見えたり。
ヤンの印象の変わり方は、自分を疑いたくなるほど。
騙す方の問題か、思い込む方の問題か。
翻弄された挙句、すっぱりと迎えるエンドロール。
白と黒がはっきりしたっていうのに、悲しみが残る。
鑑賞というより、体験。ぜひ振り回されてみてほしいです。
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