「丸太で殴り合うパワー型サスペンス」告白、あるいは完璧な弁護 今日は休館日さんの映画レビュー(感想・評価)
丸太で殴り合うパワー型サスペンス
サスペンスなんで、話は二転三転するわけですが、緻密に積み重ねられた伏線が驚くような展開を見せ……というのではなく、ドーン!ドカーン!バッコーン!ズゴーン!っつー、ぶっとい丸太を思いっきり振り回すような話のひっくり返りぶり。
パワー型です。パワー型サスペンスです。会話中心の物語ですが、そのスペクタクルな転換ぶりは、まるでアメコミ映画を見ているかのよう。激しいっ。
大味と言ってしまうこともできますが、わかりやすいエンタメサスペンスとも言える。あんまりないですね、こういう感じは。雰囲気や演出はしっかり本格派なので「小難しいサスペンスはついていけないので苦手」みたいな人にはピッタリではなかろうか。
途中「流石にやりすぎ」って感じで笑けたりもしましたが。
同行者は「伏線が丸見えで展開が読めるけどおもろかった」とのこと。私はあんまり伏線とか気付かないタイプなのですが、同じくおもろかったです。
なので多分ちゃんとおもろい映画です。
※一点だけ。ちょっと字幕の日本語が妙だった。普段気になることとかないけど、ちょっと気になりました。
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