aftersun アフターサンのレビュー・感想・評価
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ラストの高揚感は、そこまでの苦行に値するのか?
私小説から地の文を削って映像化したアート作品。余白だらけで、よく言えば想像が物語を補完する。想像を掻き立てられるエモーショナルなシーンは、合計10分くらいで、残りは、退屈で早送りしたくなるシーンが延々と続く。 退屈なシーンの中で、父親が抱えている経済的苦境や精神的な悩みが少しずつ明らかになって、ラストへと繋がって行く。ラスト5分間は、目が覚めるような美しい映像と音楽に包まれる。 ラストの高揚感が、そこまでの苦行に値するかと問われると、他人にはおすすめできない。
常磐ハワイアンセンター
子供にとっては最高とは言い難いリゾートホテル、そんなひなびた場所で過ごす父親と娘のひと夏。 もしかしたら、私自身の感覚で例えるなら常磐ハワイアンセンターみたいな感じなのかもしれない。 ビデオ映像で振り帰ると、キラキラと眩しい思い出になる過去。 子供の頃に連れて行ってもらった観光地って、こんな位置付けかもしれない。 子供の勘で父親の闇を見ないフリをしている感じと相まって、懐かしくもほろ苦い感じがこそばゆい。 子供の頃、ひなびたリゾートに家族旅行に行った際、当時大ブームだった、村上春樹のノルウェーの森とダンスダンスダンスのハードカバーを買い込んだ父。 開いた痕跡もなく本棚に並んだ、日焼けした背表紙を思い出していた。
脆くて儚い、いつか消えてしまう大切な─
普通の思い出を、複雑かつかなり分かりづらい構成で、とかくノスタルジックに仕上げられた作品。なので、多分ずっと退屈な感じだと思います。説明も全くないし、決まった筋もありません。でも、不思議と内容は結構理解できたような気がします。正直つまらんなぁと思ったりもしましたが、色々と見せ方がうまいと思ったし、何にもないのに何度か感情を持っていかれたし、終いには誰しもが持っている思い出に少しでも引っかかるんじゃないかなぁなんて思っちゃいました。 個人的には、最後のunder pressureがかなりのツボでした。聴いたことのないバージョンでもあったし。なかなかイカした演出ホロリとした次第です。
好きな人は好きだろうな
洋画好きの家族とともに見に行った。事前情報も何も、一切知らずに。 二時間、苦痛だった。 正確に言えば、結果的に苦痛だった。最終的になにかがわかるのかもしれないと期待してた節があったが、結果的に何もわからなかった。エンドロールの途中で涙が出てきた。あまりにもなにもわからないまま、ただ二時間と千数円をここに溶かしたのかと思うと悔しくてたまらなかった。自分の理解力のなさゆえなのだろうか。(高評価が多いのでおそらくそうだと思う。)メッセージ性を無理やり考察するとすれば、LGBTQ⁺という面の主張があるのだろう。ほのめかす程度に同性のパートナー同士のいわゆるイチャイチャや、惹かれるようなシーンがあった。主人公の女の子はサンオイルを塗りあうカップルに惹かれていたのではなく、サンオイルを塗られている少女に惹かれていたのかもしれない。ただ、勝手な考察に過ぎない。これで「ね?正解でしょ?」となるかと言われれば、また、すっきりしたりいい気持ちになったりするかと言われればならない。 冷静になって考えると「好きな人は好きだろうな」という感想だった。こういう映画が好きな人はきっと、これを見終わったら「エモい」気持ちになるだろう。私の無理やりの浅いそれとは違い、深く考え考察しているかもしれない。私の好みには合わなかった。それだけなのだ。ポップな大衆向けアニメ映画でも見て感動するのが一番いいとわかっただけでもきっと収穫だ。作った人は楽しかっただろうなというのは伝わってきたので星1とした。
観たい度○鑑賞後の満足度◎ 映像で綴る短編小説のよう。素直に映画って本来こういうものだな、と思わせる。新人監督ながら映画をよく分かっていると云うことで(新人)監督賞を取ったのかな。
①映像(ただ撮っているだけではない)・構成・編集・音楽そして少ない台詞(私達だって、“私はね、私はね”と自己主張する時、議論する時、口論する時なんか以外は、日常、家族や友人と話をする時は必要最小限しか話さないものね)で、でも伝えるべきものは伝えて(表現して)いる。そういう意味でとても映画らしい映画。 内容よりも其方の方に感心する。 ②11歳の少女にとっての世界は大好きなパパとママと親族と友達と学校(先生も含め)。自分もそうだった。反抗期や今までただ好きだった人の欠点が見えてきたり否定したくなる年頃の少し前。 そんな頃の一コマを捉えた父親が撮ったビデオを観ている、ビデオの中の父親と同じ年齢になった娘。 ただ、それだけの物語。 でもまだ若い父が自分を愛していてくれた事はビデオを観れぱ分かる。 ③31歳で11歳の娘がいると云うことは20歳で父親になったということ。 若すぎる結婚、出来ちゃた婚?駆け落ち?娘と暮らせない何かがあるんだろうね。 その辺り何の説明もないけれども、伝わるものはちゃんと伝わってくる。 二人の最後の夜に流れるボウイとクイーンのコラボ曲「Under Pressure 」の歌詞が実に意味深。 ④他の映画と比べることはあまりよくないとは思うけど、こういう映画に出会うと一昨日観た『波紋』なんかは如何にもあざとい、作り物の映画に思えてしまう。
映像はいいが何をいいたいのか?
幼い娘との夏休み、風景やエピソードが愛おしい。 子役の名演も、愛おしさ++。 ただ、何を訴えたいのか不明。 こんな夏休みでした、しかわからない。 良い映像なので、父て私のその後のエピソードでも挟めば面白さ++。
ソフィちゃん凄く可愛かったけど歌下手すぎ。
11歳になった時、母と離婚とて別居している父とトルコ旅行に行ったソフィ、その時の父は31歳。音楽から想像して、80年代の話だと思うのでスマホはないから、ソフィはビデオカメラで父親を撮っている。20年後その映像を観ながら当時の事を思い出す話なんだけど、現在のシーンはほとんどなし。ん?ソフィ、同性愛者なのか?あれ?父親のカラムも男とキスしてた?それにしても最初から最後まで2人の楽しい旅行シーン。あれ?自分が想像してたのは死んでしまった父親が死の原因になる変な行動をしていた事を娘が昔の映像から探り出す話だったのに、何も起こらないぞ。ビデオのシーンと記憶のシーン、両方とも子供のソフィ目線なので、父親の気持ちはさっぱり分からず。過去と現在、記憶と映像が行ったり来たりで、時間の流れがちょっと分かりにくかったかな。元々来週には帰るって言ってたんだけど、色々ありすぎて、毎年同じ所に来てんのかと思っちゃった。最後も。あれ?これで終わり?オチがないじゃん。懐かしい音楽が楽しかったけど、ただの思い出話しだったのねって感じで、ちょっと残念でした。
何の変哲もないダラダラ
父親と同じ年齢になった主人公が何を思い………を期待したがいっこうに現れずが肩透かしもいいところ。 撮り方やカット割りが工夫はあったがシナリオが全く平坦でつまらなく残念な映画。企画段階で間違えているのでは? エンドロールが流れて、え!!これで終わるの?間違いでしょって感じた。
記憶が想い出に変わる時
両親が離婚し、母親とエジンバラに住む 『ソフィー(フランキー・コリオ)』。 十一歳になった夏休み 離れて暮らす父『(ポール・メスカル)』と トルコに在るリゾートで数日のバカンスを過ごす。 日頃、連絡は取り合っているものの、 一緒に過ごすのは(たぶん)久方振り。 楽しいこともある一方、 ちょっとしたすれ違いや諍いも当然のように起き。 また、ひと夏の すこし大人びた体験もしてみたり。 通してみれば、彼女にとっては、 ある夏の美しい記憶。 本作では、それから二十年が経ち、 当時の父親と同じ年齢になった彼女が その時に撮ったビデオを見ながら 昔の記憶をよみがえらせる。 ビデオの撮り手は、時に娘、時に父と入れ替わり。 また描写の主体も、第三者的な視点も含め 都度都度変化する。 鑑賞者は度毎に夫々に感情移入、 自分などはとりわけ父親の側に立った見方になってしまう。 とは言え、同年齢になったことで、 また、ビデオを見直すことで 以前には気付かなった父の思いにふれ、 意識していなかった側面に娘は気付く。 百分ほどの短尺ながら、 ドラマチックな展開があるわけではなく、 淡々と綴られる日々はやや冗長にも感じられる。 ただ、眩しい陽光のなかや夕闇のなかで交わされる親子の情は、 観ていても切なくなってしまう。 ほんの些細な出来事でも 互いへの思いやりがひししと感じられ。 それはおそらく、ラストシーンから予見される未来が あまりにも悲しいから。 ふたりはこの先、二度と逢うことはなかっただろう、 それを踏まえ冒頭からを反芻すれば、 更に心を揺さぶられる想いが込み上げて来る。 父親が右手にギプスをしている。 娘に「貧乏なくせに」と冗談めかして言われるのに リゾートで数日間を過ごし 加えて高価なビデオや絨毯を購入する。 ベットに腰掛け、独りさめざめと泣く、 等の劇中の不可解なエピソードが かちっと嵌る瞬間でもある。
何も起こらない、何も語らない、なのにどこか愛おしい映画
父親と2人で行った思い出のトルコ旅行を、ノスタルジックな映像と共に淡々と描いた作品。当時10代前半と思われる、思春期真只中のソフィーの視点が印象的。 ソフィー役のフランキー・コリオはこれがデビュー作とのこと。自然体の演技が素晴らしかった。 それから、本作の思い出の舞台となっている20年〜25年ほど前、スマホが無い時代。あの当時、ほとんどのことは今と同じように満たされていたけど、困った時に片手で検索すれば何でも答えが得られるほど便利な時代では無かった。同じく、今ほど価値観の多様性が許容されている時代でもなかった。 一方で、ほどよい不便さや生きにくさが、今思い返せば、何故かそこはかとなく愛おしい時代でもあった。 青を基調としたノスタルジックな映像を眺めながら、つい自分の思い出にも重ねていた。 何も起こらないし、何も語らない。 それなのに、どこか愛おしい作品でした。
きつい
2023年劇場鑑賞118本目。 内容知らないまま観て内容分からないまま終わってしまった作品。 もうほんと何も起きない。監督が同性愛者というバックボーンを知っていればまだ理解できるみたいですが、だったら冒頭で私は同性愛者ですって監督のメッセージビデオでもないと成立しないよ・・・。
同じ空の下で太陽を見ているぼくらを、太陽(=楽しいバカンス)のあとに何が待っているのか?パパのニンジャムーブではなくパパの愛
"空"が印象的、今にも消えそうな2人が象徴的な本作。父カラムと娘ソフィのホームビデオのようなこの作品は、この愛すべき2人をいつまでも見ていたくなり、最後にどうなるのか気になる旅の記録。そして人生の。旅行とかすごく楽しいことの後に、家に帰って一息ついたときどっと疲れが出て、もう何もできなく骨も動かなくなるような、突然やってくる寂しさ…。それは決して交わらない水平線と地平線のように。 思い出といつか大人になってわかること。自分が30歳になるなんて、と20年もあれば変わる。芽生え始めた性への興味と違和感、自分はそうじゃないとも確信がなくとも。親になれば。折られたポスタービジュアルも象徴的。ふとあの日のビデオを見返す。日焼け止めクリームを背中に塗ってくれる人がいる(た)こと、誰かと一緒にいても孤独や色んな感情がつきまとうこと。優しくてほろ苦くて切なくて胸しめつけられてしまうよ、ノスタルジックでセンチメンタル。 だからか劇中で流れる歌もTender/ブラーやUnder Pressure/クイーン&デヴィッド・ボウイなど、"愛"を歌われるものが多かった気がした。詳しく説明しないことで膨らむ想像。素晴らしいショットを積み重ね、それぞれ意外性のある導入から巧みにシーンを構築するストーリーテリングとごくごく自然な空気から目が離せないで、自然と惹き込まれてしまうようだった。本当に演出がいい気がした。映画史上屈指の気まずいカラオケシーンも見られますよ? だけど、だから終わりが近づくにつれて…… 勝手に関連作品『SOMEWHERE』『カモン・カモン』『夏物語』『みんなのヴァカンス』『女っ気なし』『サマーフィーリング』『アマンダと僕』『悲しみに、こんにちは』『さよなら。いつかわかること』『WEEKEND/ウィークエンド』
Tai-Chi(太極拳)
私、劇場で映画鑑賞してもパンフレットは買いません。後から解説や考察を調べるとも殆どないですし、他の方のレビューすらサラッと目を通す程度です。なので、自分の解釈が正しくなくてもあまり気づかずにレビューを書いているため、詳しい方からしたら「何も解ってない」と思われるかもしれないですが、それでも、意地でも、、、いやぁ、、それにしても、本作はかなり難解ですね。。。 本作、IMDbなどで評価が高いだけに、観ている最中、どこかで一気に何かが解けるのかと思いながら観続けましたが、結局、最後の最後まで悩みながらもうエンディング。。。正直、書くことが見つからずに、こんなことをツラツラ書いています。 父であるカラム(ポール・メスカル)が、別れた妻と暮らす娘・ソフィ(フランキー・コリオ)と二人で過ごす夏休み。ソフィがハンディカムで撮影する(カラムの)映像で始まりますが、これが兎に角観辛い。その後も、大事そうな場面でこれが繰り返されますが、そもそもこれは、当時の父と同い年になったソフィが、そのビデオを観て回想しているというのがこの映画の設定だからこその演出。ただ、元々トレーラーすら観ていなかった私に、それを気づかせるのもだいぶ後半になってからで、まぁ、集中力が要る映画です。当然、そういう代物だから映写されるものは全く以て巧くないので、下手すると気を失いそうになります(苦笑)。 ソフィ11歳に対し、父カラムは31歳。要するに、20歳の頃出来た娘で、背伸びする年頃で大人びた表情をする娘と、若い父親の関係性は他者から見ても「兄妹」と間違えられることも。とは言え、決して「禁断の愛」みたいな単純な話ではないのですが、カラムは時折観ている我々を不安にさせる「危うさ」をチラつかせることがあります。そして、本人がそれを自覚しているのか、常にそのことを意識しているようでTai-Chi(太極拳)で呼吸を整える様子、また実際に研究しているのか(Tai-Chiの)本が映されるシーンもあります。 それでもまだまだ若い彼。娘との別れの日が近づくと更に不安定さを抑えられない様子。当然、ソフィも父の様子に気づいていますが、そこはやはり11歳の少女です。それでも、周囲の大人たちの「言動」を微妙な距離感でやり過ごすところなどは、若い父との付き合いの中で自然に会得しているよな大人びたところがあります。 とまぁ、解らないながらというか、あまりの解らなさに結局飽きずに観終わりましたが、未熟な私には楽しむまでの余裕はなく、どうしても高い評価は付けきれませんでした。すいません、難しかった。。
自撮旅行
2022年のベストムービーにあげる評論家も多い、イギリス期待の新星シャーロット・ウェルズによる自伝的ヒューマンドラマ。しかし、公開初日に見た感想を正直に申し上げるならば、その評価少々盛られすぎのような気がする。何せ本人がカミングアウトしているのかどうかもよくわからないのだが、そのファッションや髪型からして監督シャーロットおよびその分身ソフィはレズビアンであり、その父親カラム(ポール・メスカル)も(劇中はっきりとは説明されてはいなのだが)多分自分がゲイであることに苦悩していたのだろう。 つまり本作は、離婚した父親と母方に預けられている一人娘のトルコ旅行を描いているとともに、LGBTQのエコーも感じとらなければならない作品なのである、そして、日本の濱口竜介にまさるとも劣らないスコットランド人シャーロット・ウェルズの映画エリートとしての経歴が、本作高評価の一翼を担っていることは間違いないだろう。年齢的にはちょっと上になるけれど同じ女流フェミニスト監督のケリー・ライカートやセリーヌ・シアマと比べると、実力的にはまだまだという感は否めないからだ。 ほとんどの客がイギリス人で占められているトルコにあるファミリー向け観光ホテルで過ごした数日間を、娘ソフィがホームビデオで撮った映像と、通常のカメラ映像とで綴られている。大人に成長したソフィと父カラムが真っ暗闇のディスコで踊り狂うシーンが意味深に登場する以外、父娘がプールサイドやレストラン、ホテルのベッドでダラダラと過ごす様子が淡々と映し出されるだけ。その〈ディスコ〉が何を意味しているのかわからないと、この映画の良さがまったく伝わらないのである。 これはシャーロット・ウェルズがインタビューで答えているので別にネタバレにはならないと思うのだが、このカラム(おそらく市川猿之助と同じ理由で)、旅のある時点で自殺して帰らぬ人になってしまったのだろう。その生前に撮ったビデオを大人になってから見直したソフィは、とごろどころ抜け落ちている記憶を埋めるために、〈ディスコ=アフターライフ〉をさ迷っていたカラムの亡霊とともに妄想の中で、最期の父娘旅を完結させようとしたのではないだろうか。ラスト、自分との別れを惜しむ娘の愛らしい表情を撮り終えた亡き父は安心してあの世へと旅立っていったのである。 大林宣彦監督『異人たちとの夏』や黒木和雄監督『父と暮らせば』にも通じる感覚はどこか東洋的で、日本人の方が見てもわりとすんなり受け入れられる気がする。私なんぞは、一人旅で間違えてファミリーホテルにチェックインしてしまった時の居場所のなさを、この映画を見てふと思い出してしまった。のんびりとした昼下がり、他に何もすることがなくホテルのベランダで海パンを干している時に、階下から微かに聞こえてきた子供たちのハシャギ声。その声にボッチ感を増幅されて、いたたまれなくなった時の記憶がよみがえって来たのである。 (精子提供を受けて出産した?)赤ちゃんの鳴き声が隣室がら響いてきた時、大人になったソフィもまたトルコのファミリーホテルで居場所をうしなった時のなんともいえない孤独感を思い出したのではないだろうか。死んだ父親と同じ31歳になったソフィは、あの時の父と同じく自殺願望にとりつかれたのではないだろうか。その心の穴は意外にも深く、ソフィを〈あの夏の断片的な思い出〉へと、〈父のいるバルド〉へと導いたのではないだろうか。「パパ安心して、こんな私でもちゃんと家族ができたのよ、私は大丈夫」と伝えるために。
映画というよりアートっぽい
ストーリーがほぼないので映画鑑賞としてはナシかもしれない。でも、配色の美しさやカメラの鮮烈さ、効果的な音楽の使い方など、美意識がけっこう刺さる。 主人公のソフィの自然体の笑顔や仕草も魅力的。 意識高い系のアート作とも言える。都心の独立系の単館でかかってそうな作品。
申し訳ないが今のところ今年のワースト候補かも。 クイーン&ボウイ「...
申し訳ないが今のところ今年のワースト候補かも。 クイーン&ボウイ「Under Pressure」がかかるシーンはよかったけど。
父親の心情に注目したい傑作
まぶしい太陽の中で、父親のカラムと娘のソフィのやり取りで物語が進んでいきます。 中盤のあるシーンで、カラムの心情が解るようなカラムの顔が映し出されたように感じました。 ラストシーンの背景にも注目したいです。カラムの心情が汲みとれます。 観終わった後、何とも言えない気持ちになり、傑作と感じました。
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