劇場公開日 2023年5月26日

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aftersun アフターサンのレビュー・感想・評価

全217件中、61~80件目を表示

5.0カットバックで時空を行き来する

2024年4月29日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

泣ける

悲しい

幸せ

とても悲しいと思うし、
愛にあふれた温もりも感じる。
誰かにおすすめしたい訳でもないけど、
映画として視覚的にも脚本としても
残る作品。

いつだったか
短編でオスカーを受賞したCURFEWが大好きで、
ちょっとシンクロするところがあるように感じた。

大人のソフィが思い出す記憶は鮮明で、
実際に残っている映像はザラザラで粗い。
この2つと、現在のソフィ、現在に存在する父の跡形を
カットバックをはさみながら重ねていく
父と娘の数日間。

家族を思うとき、
色々あったはずなのに、
思い出すのはいつも同じことだったりする。

何の遮りもなく互いだけに向き合った瞬間があれば
過去や未来のあれこれも全部包みこむ
引力となって、
ずっとつながっていけるのかもしれないと
2回鑑賞した後にはそんな希望が生まれていた。

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ひかりすぎ

3.5記録と記憶と想像が織り込まれている、と理解して観るべし

2024年4月27日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

悲しい

 11歳のソフィは離れて暮らす31歳の父カラムと、夏のトルコ旅行へ。プールや海で遊んだり、ゲームセンターで同年代の男子や、少し年上の男女らと知り合ったり。ビデオカメラで父を撮影したりして、楽しく過ごす。31歳になったソフィは悲しい様子。
 時折カラムの不穏な様子が挿入されるも、楽しそうな他愛もないシーンが続きます。少し理解に苦しむところもあって、アート系かなと思いました。ただ、ビデオの記録とソフィの記憶に加え、彼女の想像と後悔も織り交ぜてあると知って納得できました。そして、君は悪くないと慰めたい。

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sironabe

3.5the son /息子を見たあとだっただけに

2024年3月30日
Androidアプリから投稿

ダブルパンチで効いた。
どちらも心をえぐられるような映画。
でもどちらも素晴らしい

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タカP

1.5いわゆる、高尚な映画ってやつだろうか。

2024年3月15日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

大絶賛も多いですが、個人的には何がなんやらさっぱり。

こう言うことを言うと、上から目線で馬鹿にされそうですが。

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ガッキー

4.0記憶を映像化

2024年3月11日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

難しい

仲良しだった父娘。主人公は大人になり、10歳の頃お父さんと過ごした夏休みを思い出そうとする。10歳撮影のハンディカムのビデオ映像も残っている。

お父さんが直の彼女に言わなかったこと、知らなかったこと、今そうだったんだろうか?と想うこと。それらが映像になって紡がれている。いい関係なのに、鑑賞者として「そうなのか」と納得させられてしまうような映画だった。

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mikyo

3.52回観るとは

2024年3月10日
iPhoneアプリから投稿

確かに2回見ないと理解できない映画で、2回見ると全然感じが変わるけど、2回観ないといけない映画ってなに?

なしだろ!

1回で勝負するんだよ!!

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ちま

4.0奇跡のような映画

2024年2月24日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

泣ける

難しい

幸せ

奇跡や都合の良いことは何も起こらないが、それは何気ない日常は視点を変えるだけで非日常にもなり得るし、奇跡のように尊いものにも感じられる。

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ezio

4.0娘が想像する父親の葛藤と、娘自身の葛藤

2024年2月12日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:VOD
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sow_miya

4.5すごい余韻

2024年2月8日
iPhoneアプリから投稿

 離れて暮らす父と娘。娘が11歳の時の最後の旅行。思春期を迎える娘、反抗期もあり、コレが最後の旅行だったのかな?と思っていたら、、、なんか違うぞ?
 いくら宿泊先のホテルとはいえ、夜、娘を残して1人で部屋に戻ったらいけないよねパパ。でも、きっとパパはその時はもういっぱいいっぱいだったんだろう。1人で海に行き、肩に怪我をして、戻って、裸で寝てしまったんだろうね。
 観終えた後で、パパの後ろ姿や影だったり、反射だったりの場面が多かった理由が、納得。はっきり言葉にも映像にもしないで、あの表現の仕方、すごい。すっごい余韻、いつまでも悲しさが残る映画。
もう一度観たら、もっと良さがわかるだろうな。必ずいつか観よう。

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アンディぴっと

2.0レビュー見てやっと分かる真意。

2024年2月5日
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鑑賞方法:VOD
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キッスィ

4.5噂に違わぬ名作でした。

2024年1月31日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:VOD

泣ける

悲しい

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たん

4.5大切な思い出

2024年1月27日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

記憶を映像で表現するとこうなるのか。
一番強烈に残っていること、ああ!そういえばあの後あの子がやってきて・・・でどうなったっけ?お父さんあそこにいたんだっけか?とか、やけに鮮明に覚えていることもあれば時系列がめちゃくちゃになっていることも、途中々々はもう適当な記憶で埋めてしまって、あ~楽しかったな〜あのホテル、みたいな。少し悲しいその後があったのかもしれないが、とにかくあの父親と過ごした夏休みは大事な時間だった、てどういう経緯で手にいれたか分からないがビデオを見ながら思い出していく彼女の思い出をいっしょに追体験する作品。

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あああ

2.0何故好きだよと

2024年1月27日
iPhoneアプリから投稿

父が亡くなった時、それまで今までの彼との記憶が薄れていって寂しくなるのではと思っていたが違う事に気が付いた、あーこれから新しく思い出が増えていく事が無くなるのだと。
さて、この作品だが他の人のレビューを見て成程と思ったがなにしろフラッシュ映像が私の目に辛く何が起こっているのか分からなかった。最初から星印の高さからそういう展開の話と思って見たのだが、んー何?映画で二回も見ないと分からないなんて映画館で見るのもタダでは無いし、時間もかなりかかる。楽しい映画でも無いしそれはどうかなぁと。低めの評価で分からんやつはわからん!と言われても分からんものはわからんので

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GAB I

3.5パパ、いつまでもいつまでも大好きだよ

2024年1月23日
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鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

泣ける

悲しい

難しい

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近大

4.5家族のビデオ

2024年1月20日
iPhoneアプリから投稿

父と子のひと夏の思い出をビデオに取る。二人の演技がとても秀悦で、とても自然体な演技。まるで自分の家族のビデオを見てる様な錯覚さえ感じる。プールでの思い出が強く心に残る。

ポールマスカル初見、なんて繊細な演技ができるのだろう、本当に自然体で、もっと沢山の作品見てみたい。
子役の演技?とは言えない、素晴らしい演技に魅せられ、余韻が残る作品。

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ken

3.0納得して良作と唸らねばか。

2024年1月15日
iPhoneアプリから投稿

DVD初見。
なるほど新味あり。
父の危うさの具体理由が描かれず納得感低いが、
今はさしたる理由も無く誰でも病む時代よ、
と無理にも納得して良作と唸らねばか。
そこが引っ掛かる。
評判の終盤の選曲にもピンと来ず。
大騒ぎする程でも、かな。

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きねまっきい

5.0貴方の気持ちに気づいたときには、貴方はもういない。

2024年1月9日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

『aftersun/アフターサン』を劇場で3回鑑賞した。
本作が長編デビューの監督・脚本:シャーロット・ウェルズが
巧みすぎる紡ぎ上げ方をしている映画だと思う。

父と娘の最後の夏休み&トルコのリゾート旅行を
Panasonicのビデオカメラで撮影した映像と、
父(ポール・メスカル)視点と娘(フランキー・コリオ)視点に加え、
客観的視点で描かれていて、父親が自死に至る布石が多々見受けられる。

やっぱり強烈にグサっときたのは、
「ソフィへ 愛しているよ 忘れないで」のポストカードのメッセージ。
時制的には旅行中に書いたものだと思うのだけれど、
もう完全に死を意識していたに違いなく、確定要素のように見えた。
旅行中、ふたりがハッピーな雰囲気に見えても
音楽が不穏だし、徐々に父の不安定さが露呈されていくところが
なんともせつない。

実は冒頭からその示唆出しはされていて、
娘ソフィのビデオインタビューでの「変な動き」との発言に被せて
きつめに「変じゃない」と言うあたり、もうおかしな反応だったりする。
父の様子が変なのは、別れた元妻もわかっていて、
娘ソフィにある種、監視役を任せているわけだけど、
11歳のソフィは大人へ憧れる多感な少女なので、
父の様子の不穏さには当時気づかず、父と同じ年齢になった今、
ビデオを見ながら、
ようやく父の気持ちというか思いに気づいたのだと思う。

主演の父役、ポール・メスカルは背中で語る俳優だなと思う。
本作ではポール・メスカル演じる父の背中が雄弁だ。
この映画を観ると、身近にいる人を大切にしなきゃと思う。
失ってからだと遅く、後悔しか残らないよ・・・ということを
教えてくれている映画でもあると思った。

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ひでちゃぴん

3.02回見る事推奨の映画

2024年1月4日
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みる

2.5新年1本目に選んでみた。画、音がとにかく綺麗。解釈を鑑賞者に任せて...

2024年1月3日
iPhoneアプリから投稿

新年1本目に選んでみた。画、音がとにかく綺麗。解釈を鑑賞者に任せてる映画なので正直よく分からない所もある(時間軸が前後するので)。映画に出会うタイミングが合えばとんでもなく心に残るのだろうが、自分はそうではなかった

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Mk.plass

5.0今まで観た中で一番難解な映画です

2023年12月11日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

泣ける

悲しい

楽しい

そもそも映画を観る際に事前情報を全く入れない質ですので、本作品のように過去と今がフラッシュバックするような複雑な映画は難解でした。海外映画の良いところは、舞台が異郷(今回はトルコ)というだけで、新しい情報がスクリーンに溢れ、長い映画でも退屈することなく観れるところと思います。父娘のバカンスが少し昔風の映像っぽく流れます。父親が30歳、娘が11歳。パパは娘を楽しませようと少し空回り、娘は少しパパと距離を保ちつつ無理しても楽しもうと小さな気遣い。父娘ものなら定番の「ペーパームーン」バカンス映画で個人的に好きなのはジェニファー・グレイとパトリック・スウェイジの「ダーティーダンシング」ですが、両映画のようなドラマチックなエピソードはあまり無く、淡々と物語は進みます。終盤でのダンスシーンは1984年の「テスタメント」の同じく家族でのダンスシーンを思い出してしまいました。
ラスト近く、娘のひょこひょこバイバイ?は同じ娘を持つ身としては落涙ものです。ラストシーン、突然キューブリック映画を彷彿させる演出で、更に脳内で「???」が駆け巡りました。(その後、本作の背景を調べて再度落涙)
ただただリゾート地での懐かしくも美しい風景と父娘の楽しくも微妙な関係を楽しむだけでも価値ある映画ですし、父親役のポールメスカルは若くして貫禄の演技ですし、ソフィー役のフランキー・コリオもおとなになる前の儚い時期をすごく魅力的に演じていて将来が楽しみです。
事前情報無く観ても良い映画ですが、映画の背景を知って、「そうだったの!」と気付きがありもう一度観たくなる魅力があります。
何れにせよ私自身数多の映画を観てきましたが、また一つ宝物が増えたと満足できる作品でした。
良かったです。

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濁河さかな
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