「本人に代わって、クローンの私が評価します」インフィニティ・プール imaxmaxさんの映画レビュー(感想・評価)
本人に代わって、クローンの私が評価します
クリックして本文を読む
冒頭からの撮影手法(天地が回る、超接写等)や重低音で観客を不安にさせる。ホテルでは不気味なマスクの面々でこの島の異常性を垣間見ることが出来る。しかし情報公開されている「クローンを身代わりにする」は30分過ぎには行われた。(早かった印象)
以降ネタバレあります
前半と後半では内容が全く違うし、後半は私は想像していなかった。。私は島の異常性を深く掘り下げたり、クローンにする理由を追求したりしていくと思っていた。
島の警察や有力者はたいして重要ではなく、主にガビ(ミア・ゴス)中心に話が進む。エロティックというよりは変態、そして薬物によるサイケデリックな演出(この場面異様に長く感じ、イラッとした)。ジェームズは一度ならず(勝手に)二度もまでもクローンに。こうなると何が本物の人間か分からなくなる。その後もガビのやりたい放題。でも飽きたのかガビ一行は帰国。ジェームズはおかしくなったのか閉鎖された島に残る。
この映画は何を描きたかったのか?実質ガビが主役で、彼女のやりたい放題を描こうとしたのか。ただ不気味さや不安やエロを描きたかったのか。監督の意図が読めない以上(異常)高評価はできない。
…………
ミア・ゴスは良かったが、(A24のXシリーズ等もあり)ホラー女優のイメージが定着しすぎないか不安です。
コメントする