劇場公開日 2023年3月17日

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妖怪の孫のレビュー・感想・評価

全40件中、21~40件目を表示

3.0孫も妖怪だったのか?

2023年4月4日
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鑑賞方法:映画館

特に新しい情報は無かったけど地元のヤクザ放火事件がどう有耶無耶になったか知れて良かった。 色んな事件、歴史などから多角的に政治家安倍晋三を見る事ができ、わかりやすかったと思う。 大学校内の話は笑った。

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masayasama

5.0期待以上の濃密な内容で素晴らしい作品

2023年4月2日
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楽しい

興奮

知的

自身のイデオロギーでしょうか。大変期待して映画館に足を運びましたが、期待以上でした。なぜ安倍晋三が選挙に強かったんだっけ?という切口から、主権者はある意味いくつかの妖術に惑わされていたのではないか。と、紐解き、裏づけていく。この建付けが、既に故人となり過ぎた出来事が題材であっても作品を余すところなくスリリングなものとして濃密な内容たらしめていると感じました。最後の結びも共感が持てたし。当然そこに尽きる! もっと多くの映画館で上映されるべき作品

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デラックス

5.0落ちが

2023年4月2日
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明治憲法に戻りたいとか 映画だったら、もうちょっとヒネレの一言で 済むんだけどな

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ふくみみ

5.0考えさせられたドキュメント。よく考えないと。

2023年3月31日
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鑑賞方法:映画館

知的

難しい

政治ドキュメントだが、心にズシッときた。昨年亡くなった元総理の政策徹底検証は中身が濃く、今の内閣でも続いていると現在進行形。最後の監督自らのメッセージは胸に響いた。統一地方選だけでなく解散総選挙があると言われている中、衆議院選挙の予習にもなった。鑑賞を薦めたい。特に若い方は観た方がいい。もし、自分が生きていたらこの国はどうなるか。考えるヒントになるだろう。

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ナベウーロンティー

4.0安倍晋三のバックボーン

2023年3月29日
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良かった。 何が良かったって 安倍晋三の生い立ちから この人のバックボーンから、やったことを人間性につなげてシンプルに見せたこと。 まだまだ見えないことはあるだろうって考えさせられる。 ごはん論法=詭弁 何故、このようなすり替えをしても平気なのか よく分かる。 監督が前作パンケーキを毒味するに続いてアニメーションを差し込みます。 世間の人の捉え方がステレオタイプなところがちょっと残念。 それが、わかりやすくするためなのか?なぁ。 #妖怪の孫 @刈谷日劇

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gomako1933

5.0映画館は満席でした!

2023年3月29日
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鑑賞方法:映画館

悲しい

自分は元々安倍晋三が首相として日本を好きなように 操っている様が大嫌いでした。 この映画の内容は 自分が思っている以上に、 悪事を行っていた事に衝撃を受け、 鑑賞後しばらく話せませんでした。 今の日本の現状を 沢山の方に観て頂きたいです!

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たかひ

5.0意外に若い人も多かった

2023年3月28日
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知的

春休みとはいえ、子供が観る映画じゃないし、平気だろうと思ってたら、満席で昼の回がとれず…夕方の回で観ました。それも満席!高齢者と若者が多くて間の世代がいなかった印象ですが、平日ですからね。内容は基本的なことをきちんと抑えてて、極端にリベラルというわけでもなく、勉強になりました。こういう映画が増えてほしいし、欲をいえばテレビにも頑張ってほしいですね。

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ふふふ。

5.0うーん。

2023年3月28日
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社会派?の私は「放送不可能」と2本連チャンで観る。 オレ達はどうすれば良いのだろうか。

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たかはしすすむ

4.0七光で権力を持った、無知で無能な人間が日本を支配しているという恐怖

2023年3月27日
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鑑賞方法:映画館

大嫌いな人間の映画ではあったが、日本人として観るべきだと思い鑑賞。 上映されてる映画館が限られていること自体に【異様さ】と【表現の自由】を拘束されているように感じた。 以前、著名人が【政治家なんてのは、国民に嘘をつくためにいるようなもんだ。】言っていた。 この映画を観て、深く頷けた次第である。 このままでは、本当に日本だけでなく世界が危ない。 例え【馬(政治家)の耳に念仏】になろうと、我々は声を上げていかなくてはいけないと思った。

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シャンタル

4.0高度かつ巧妙な悪知恵

2023年3月26日
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鑑賞方法:映画館

日曜日の朝に珍しくMOVIXで そこそこ客が入っていたが POPな感じの人は少なかったような パンケーキを毒見と同じ構成 同じテイスト 同じプロデューサーだからかと思ったら 監督も同じだったんだな アベガ―のオラの期待した通りの内容で 安倍を嫌いな部分 評価できない部分を整理してくれた感じ こういう人物だったら納得できると思っていたことが裏付けられてよかった ・バカ息子 ・大学構内をアルファロメオで走っていた ・自分は立法府の長だとか憲法が権力を縛るのは絶対王政の時代の考え方だとの発言 ・吉本新喜劇とか桜を見る会で持ち上げられて悦に入っている 映画には出てこなかったが 女性が輝くとか3年間抱っこし放題というのもあったな 気持ちが悪い 見ているこっちが恥ずかしいがしっくりくる ・火炎瓶事件 ・自衛隊員のパパは憲法違反なの なんか逆切れしてうやむやにする 負けている将棋をぐちゃぐちゃにしてなかったことにする これもしっくりくる 一方で 官僚の人事やメディアをコントロールするとか 内閣法制局長官を交代させて安保法制に手を付けるとか 高度かつ巧妙な悪知恵を感じる 彼にはそういう知性とか頭の良さは感じない そんな画を描ける人物とは到底思えない そこがなんだかスッキリしないままだ 誰かが後ろで操っていたとするのが自然か 四季の会とか日本会議とかなのかなぁ 統一協会だったらショボいな アメリカなのか あと安倍をマンセーする側の動機もよくわからないのだが 自分の仲間にはいいひとだったという至極単純なものだったのかもしれない

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北枕寝二

5.0戦後最長政権が残したものとは。

2023年3月26日
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鑑賞方法:映画館

笑える

怖い

知的

安倍政権に批判的な人、そうでない人、共に見るべき作品と言えるだろう。なぜなら両者は共に同じ船に乗っているのだから。 安倍晋三の父方の祖父安倍寛は戦時中東條英機に逆い、反戦を貫いた。その息子晋太郎も地元に住む在日朝鮮人などに対して分け隔てなく接する人格者だった。 しかし、晋三はかつてA級戦犯であり昭和の妖怪と呼ばれた母方の祖父岸信介に心酔し、彼を超えることを政治目標とした。 本作では何故安倍政権が戦後最長政権になりえたか、そして彼の政治姿勢、国会での虚偽答弁の数々、内閣人事局を設置しての官僚支配、報道機関への圧力等々、議会制民主主義を破壊し、挙句の果てには憲法まで実質形骸化させた事実が描かれる。 多くは既知の内容ながら、ともすれば日々の生活の中で忘れ去ってしまうため、こうやってひとつの作品としてまとめてくれたのは非常に有り難い。 安倍政権での一番の罪はやはり閣議決定のみで実質改憲ともいえる憲法解釈の変更を行い安保法案を通してしまったことだろう。岸の念願だった改憲は要件が厳格であり不可能に思えた。しかし、安倍政権は法の番人である内閣法制局を手中に収め、憲法解釈を捻じ曲げてしまった。 これが何を意味するのか、それはまさに憲法の有名無実化である。この手法を用いれば憲法のどんな条文も形骸化してしまうのである。人権規定なども例外ではない。 勿論、改憲手続きを経ずに憲法に反する安保法案を通してしまったことは憲法違反以外のなにものでもない。そして、岸田政権になった今でも軍事費倍増、敵基地攻撃能力保有などと歯止めがかからない状態になっている。 これらの違憲状態が常態化すれば憲法18条などで禁じられている徴兵制度も解釈を変えて認められるかもしれない。戦争ができる国になれば自衛隊入隊希望者は激減するだろうから徴兵の必要が生じるだろう。 徴兵制度なんてそんなバカなと思うだろうが、閣議決定だけで憲法解釈を捻じ曲げ、集団的自衛権を認めたことがすでにそんなバカなことなのだ。 そして鳴り物入りだったアベノミクス。その正体は財政ファイナンスであり、ハイパーインフレを起こしかねないため、先進国では御法度とされている危険な手法である。 コロナ対策に使途不明の予備費10兆円というのが話題になった。国債をばんばん発行して日銀に大量に購入させて潤沢な予算で選挙前にバラマキを繰り返し政権を長らえさせた。予算は国民のためではなく政権維持のために使われてきたのだ。そのせいで作られた国の借金は将来世代が負わされることとなる。 また長年の金融緩和で弛緩した企業は経営努力をしなくなり、国際競争力は低下し、株価に対する日本の実体経済は著しく乖離している。一人当たりのGDPは韓国に抜かれてしまった。 元財務官僚の方が言うには日本の財政破綻も近いとのこと。そうなれば国民の生活はいっそう厳しくなるだろう。今現在の円安による物価高など比べようもないくらいに。 これらの負の遺産を残した安倍政権は退陣したが、相変わらず最大派閥の安倍派が党を牛耳り、現首相の岸田は彼らの操り人形に過ぎない。 能力もなく問題発言を繰り返すような安倍派議員を役職に就けることからもそれは明らかだ。 そして一時あれだけ騒がれた統一教会問題もほとんど報じられなくなった。統一地方選を前に今期国会でLGBT法案が見送られたことからもわかるように自民党は彼らとの関係を断つ気が全くない。 はたして自民党支持者たちは反日団体とのこの癒着に納得してるのだろうか。 もちろん日本のマスメディアの罪も大きい。中国やロシアのように政権批判をしたところで命まで奪われるわけでもないのに、報道の自由度が下がった要因が報道機関の自粛が一番の原因などと、本当に情けない。 テレビなどではほとんど政権の問題を取り上げなくなり、政府与党は仕事をしてるイメージ、野党は批判ばかりというイメージがいつしか定着してしまった。 選挙に行くにも得られる情報が少ないため結局与党に投票するか選挙に行かないかとなってしまう。 戦争の危機、経済的危機、日本という船は危険な方向へと向かいつつある。このまま何もしないのかあるいはこれらの危機を回避できるかは有権者一人一人の一票にかかっているのだろう。 最後に表現が不自由なこの国で身の危険を顧みず声を上げてくださった内山監督、今は亡き河村氏に代わりプロデューサーを務めてくれた古賀氏、勇気を振り絞って証言してくれた現役官僚の方たち等々に対して敬意を表します。

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レント

4.0孫はねずみ男程度

2023年3月26日
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政治的公平性とか不偏不党などはあり得ないと思っているので、最初に立場を明確にしておくと反与党・反自民・反安倍晋三である。レイトショーの新宿ピカデリーにはそんな自分と同じ思いのおっさん・おばさんが集っていた模様。 菅義偉を扱った内山監督の前作に比べて揶揄や毒っ気は薄味で、米国人ジャーナリストから見た当時の安倍政権への期待感など案外と公平?(冒頭の言とは矛盾するけど)に表現していた。アベノミクスは(成否ではなく)「やってることが大事」という発言とか、野党は反対ばかりでなにもしないと思う人々の心を掴む、侮れない考え方とも思った。 政権に萎縮し、諦め、矜持を捨てた霞ヶ関官僚たちの姿に、現場はやっぱり…というヤバさを感じるし、安部邸への火炎瓶事件を紹介した山岡俊介が駅の階段で転倒した(させられた?)話など、今も見えない闇があると思える恐ろしさがあった。 昭和の妖怪・岸信介似の母・安倍洋子は、東大首席で超エリートの父と比べて坊ちゃん学校のボンクラ劣等生ゆえ晋三には愛情を注がず(個人の想像です)、そんな母親を見返すべく、祖父もなし得なかった憲法改正を人生の悲願としてきた、というのはわかりやすいドラマの筋書きでしかないし、すべて安倍のせい、で済むほど世のなか単純ではない。 銃撃で安倍が斃れ、鈴木エイトが旧統一教会と与党政治家との関係を暴いてみせても、政治家、官僚、大企業、マスコミ、広告代理店、カルト…さまざまなものが結びつく我が国では、議論なきまま防衛費は増額されるし原発の再稼働と増設が決定される。正直、狂っているとしか思えないけど、不寛容とか自己責任とか、本作のヘタウマアニメで批判的に表現されている我々も、その構造に組み込まれている。 強きを助け弱きを挫く映画やアニメなんて観たことないのだから、結局、目の前の政治の不正義を諦めずに地道に潰していくしかないのだろう。そんなわけで、今はガーシーなんかより高市早苗を取り逃がすべきではないと思う。

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ジョンスペ

3.0妖怪

2023年3月25日
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安倍さん

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かん

3.0安倍さんの足跡

2023年3月21日
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暗殺された元総理の企みの検証。 もちろん個人でこんなだいそれたことができる訳もなくチームや政党は、また似たような新しい企みを企てるのだろう。 ただ、この映画を観て、それにはっきりNOと言い行動に移せるのかは疑問で、それがそら恐ろしかった。

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rakugoya1

4.0かなり公平で、驚きは少ない。

2023年3月19日
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タイトルが与える印象よりも、かなり公平な内容である。安倍政権下での政治経済の明らかな停滞はデータを示しているし、民主党政権の原発危機対応のまずさから日米のエリートに安倍晋三への期待が高まったことも、米国人記者に語らせている。 意外だったのは、安倍の影響下でお膝元の下関市の公共工事を自らの古巣の神鋼系企業に任せ、むしろ地元の中小企業には落としていないこと、父晋太郎は彼と違い、地元の朝鮮系の人にはそれなりに配慮していたことなどである。 この映画が改めて思い出させてくれた、改憲論議で安倍が示していた憲法前文の積極的誤読(現憲法は他力本願で情けない)は、彼自身がいう「積極的平和主義」的な読み(日本自身が国際平和のために積極的役割を果たすべき)とも矛盾するのに、彼は安保法制を憲法前文を根拠に「平和安全法制」と謳って推進したことである。だから、私は安倍を信用していない。 また、「やってる感」という言葉が安倍本人の発言にあり、実効なき空疎なスローガンは確信犯だったこと、自民党のメディア利用の周到さは印象に残った。

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Boncompagno da Tacaoca

5.0無力感と絶望感

2023年3月19日
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鑑賞方法:映画館

悲しい

怖い

未来の無い国の国民として生きる私たち。救いは最早何処にもない。目醒めることのない愚民大国。隣国を小馬鹿にして溜飲を下げる虚しさ。現実的な泥舟に乗り合わせた悲劇。暗闇の中、光は見つからず。果てしのない絶望と為す術のない無力感に打ちひしがれる。

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shanti

3.0期待した岸信介エピは少し聞けた

2023年3月18日
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鑑賞方法:映画館

事実関係や素材は絶対面白いが、ダレた感あり。 前作もだけど妖怪は微妙。 アンチ安倍層が鑑賞主体だと思うけど、むしろファンではともおもう。 「やってる感」が重要視されるのが今の潮流だというのは同意。 雰囲気が大事。そしてそれがやるせない。。

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kawa

3.0お爺ちゃんと孫妖怪となってしまているのは残念だ。

2023年3月18日
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鑑賞方法:映画館

単純

勇ましく、 安倍晋三を暴くチャレンジに見えるが殆どは既知のことの繰り返しなのは残念だ。 より分かったことは、 成蹊大学で要領のいいだけで、 勉強をしない学生だったことを自白していること。 そしてそれは、 やってる振り人間であり、 やっていない振り人間でもあるのだ。 そんな大学同級生からも信頼されない男が首相になった国の民が、 平和で安心して豊かな国を享受できる訳がないのは当然だろう。 要領よく見せかけの国を、 妖怪が夢見た国作りを、 妖怪の娘である母親に誉めてもらうために、 妖怪の遺産を使って首相まで登り詰めた孫が悪戯しているように見えてくる。 それにしても、 妖怪である岸信介がどの様な妖怪であることが全く暴露されていないだけに、 妖怪が妖怪でなく、妖怪の孫が妖怪に見えるのは如何なものか? この映画の制作に関し、 闇からの恐怖に怯えているのは感じるが、 ご安全とご無事を祈ります。 「昭和の妖怪」と呼ばれた母方の祖父・岸信介(元総理)。 幼心に「祖父の教え」として刷り込まれた野望を実現しようとした政治姿勢と、その背景にある血縁の秘密。 妖怪の魔の手は、いかなる嘘や不正さえも諦めで満たし、政官の倫理観を地に堕とした。その結果としての黒塗りや改竄の蔓延。 それは、いつの間にか日本国民の心にさえも忍び込んでいた。 なぜ、安倍政権は選挙に強かったのか? 何が多くの国民を惹きつけたのか? 政治と行政のモラルの低下、そして戦争ができる国になろうとしているニッポンの本当の姿、その根本にあるものを紐解いていく。 安倍元首相やその背景を改めて検証することで、今の自民党や政権が果たしてどこに向かおうとしているのかを、見極めようではありませか?

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カール@山口三

4.5難はあるが、事実のみの列挙に徹しようとする姿勢は感じた

2023年3月17日
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事実のみの列挙に徹しようとする、編集に思えました。 タイトルを「揶揄」と捉える方もいるかもしれませんが、晩年に畏怖を込めて「昭和の妖怪」と呼ばれた岸信介氏の孫なのだから、むしろ「尊称」でしょう。 岸一族と旧統一協会とのつながり、国会での嘘の数々、いかに「要領よく」「やったふり」「雰囲気だけ」な政策だったか、法の解釈を捻じ曲げた様々な横暴で官僚が法を破っても政権におもねる現状などを、整理整頓して見せていたのはよかった。 安倍政権以降も、アシストを続ける野党の無能ぶりにも触れていました。 観る前は、党派性に立った偏見による攻撃的な「アベガー」作品になってないか不安だったが、そこは回避できていたとは思います(無論、安倍氏の信奉者には「とんでもない捏造ばかり」と反論されるだろう中身ではあったが)。 礒崎、高市、萩生田らによる放送法解釈変更が何故行われたのかの立証となる、当時の国会の動画に、資料や証言もあり、タイムリーさが加わっていたのが興味深かったです(舞台挨拶での監督に寄れば、意図していなかったらしいですが)。 一番衝撃だったのは、安倍氏の選挙区だった下関の衰退ぶり。 シャッター街が増え、人口は減少していた。 なのに人口に見合わない豪華な箱ものだけが増え、それには自民党に献金した大手企業が談合で受注した疑惑がある。 五輪にしろマイナンバーにしろ、これを全国規模でやっているから、日本は衰退していっているということも実感しました。 本来は、テレビや新聞がこれを率先して報道するような内容で、それこそNHKの22時前後あたりに特集して放送するべき。 昭和ならできていたはず。 今の日本では、これが映画館でしか上映できないことに危機感を抱きました。 観ておいてよかったとも思いました。 ただ、作る上での参考資料に、望月某の安倍本があるのはいただけなかった。 新聞記者の名を借りた活動家に見えるあの人物が関わるだけで、「内容が偏ってる」とか、「捏造」とか疑われても仕方ないと私は思います。 ただでさえ、元『報道ステーション』コメンテーターで、「官邸にバッシングを受けてきた」「裏で圧力をかけるのはやめてもらいたい」と暴露し、「I am not ABE」と表して辞めた古賀茂明氏がプロデューサーゆえ、叩かれやすいわけで、脇の甘さ・隙は作らない方がいいのにとも。 また、前作『パンケーキ〜』にもあった、挿入されたアニメーションが、おそらく『モンティ・パイソン』『サウスパーク』を狙ったか、またはマイケル・ムーア監督のリスペクトか、ってところなのだろうが、しつこく感じてしまい、これは入れない方がよかったのになとは思いました。

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コージィ日本犬

3.0孫は祖父を超えたか?

2023年3月4日
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鑑賞方法:試写会

悲しい

知的

歴代最長在任総理大臣の安倍晋三を改めて検証する意欲作。 断片的には知っている事柄も、深掘りすればいろいろとつながっていたことが分かる。つながっているとは、安倍の祖父・岸信介政権時代を指す。 岸と安倍の関係は、アメリカ大統領の親ブッシュと子ブッシュのそれに近いと思った。親のコネで自分も政治家になるも、実力を認めてもらいたくて、ダメなりに一生懸命やって父の跡を継いで大統領になった息子。でも穴だらけの政権が仇となってイラク戦争を勃発させ、一時は史上最低の大統領とまで言われてしまった。 安倍もまた、学生&会社員時代を「要領の良さ」でこなして議員となり、尊敬する祖父のように首相となった。さらに祖父を追い越す手段として憲法改正を選び、アベノミクスを掲げた。しかし、「何事もうまく見せかけることが大事。成功とか不成功は関係ない。やってるって事が大事」と自ら語ったというその政策は、完璧とは言い難かった。 岸政権の頃から癒着していた統一教会。それが孫の悲劇を招いてしまう皮肉ぶりや、地元四国の火炎瓶投擲事件にまつわる証言など、驚かされること必至の事実が次々と露わになって興味深い。ただ、監督の前作『パンケーキを毒見する』でも用いられた風刺アニメは、今回は蛇足だった。

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regency