パリタクシーのレビュー・感想・評価
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美しい旅
素敵なパリの街並みを魅せてくれるタクシー。
マドレーヌ、
いろんな苦しみを乗り越え生きて来た。
16,7の初恋の相手マットとは結ばれないながら、愛の証が。
マットを想いながらも次の相手を見つける。
これが、
日本でもよくあるよく聞くサイテーな奴。
マドレーヌの顔の傷見たら、
殺されるか殺される前に殺すか、
となるだろう。
マチューを守らねばならない。
いつマチューにも手をかけるか。
別れることはできなかったのか⁉️
いや、こういう奴に限って
別れを拒むサイテー野郎❗️
美しい、かと思えば、戦禍の爪痕も。
マドレーヌのお父さん?ナチスはここかしこにも。
母として決心してやっちゃったけど、
えらくいい加減な法廷。
サイテー野郎も狡く嘘をつき一方的に
マドレーヌを悪者にする、それを信じる法廷😱
若いから仕方ないけど、
もっと計画練るべきだった。
いや、それならマチューと逃げれば良かった。
素敵な並木道。ベスパ、ジャズ、
スピード違反で調べられつつ、
マドレーヌの機転でお咎め無し。良かった〜❣️
もう免停になるものね、仕事できない💦
シャルル大感謝❣️お茶目なマドレーヌ😘
パリ美しいな。渋滞でもオシャレ。
あっ、凱旋門が。二人でアイス🍨夜のパリ🌉
模範囚であり
マドレーヌの陳述もやっと信じてもらえて釈放。
母に育ててもらった成人したマチューと再会。
報道写真家と聞いてある予感、的中。
どこまで不幸にならねばならないのだろう。
母として息子を守る為に決断。
美しい夜景。
目的地の施設から催促されたけど、
シャルルのお誘いでディナーに。
よっぽどうれしかったのだろう。
マドレーヌと話が弾むシャルル。
まるで旧知の仲のようだ。
この瞬間を大事にしたいシャルル。
シャルル、他にも悩みを抱えていた。
プライベートでも仲がいいそうだ。
(WOWOWの案内)
とうとう着いてしまった目的地。
車椅子を拒否するマドレーヌ。
必ずまた来るからね、と言うシャルル。
多分本当の肉親のおばあちゃんを一人ぼっちで
ほって来た気になったんだろうな。
家庭内暴力に立ち向かって過ごして来たマドレーヌを発見。
支払いがまだだと口実でマドレーヌに会いに行くと言う
シャルル。
妻と会いに行ったけど。
フランスも韓国みたいに遺骨を収めるようになっていた。
マットと踊るマドレーヌ、
ああそうか、マットが先に行っているから。
♪〜ここはもう天国よ〜♪
♪〜あなたは私のもの〜♪ だって。
マドレーヌが家を売ったお金をシャルルに残すところ、合点がいかない。シャルルが困っていたからと相続みたいに与えたのはどうかと。決してシャルルは期待もしていなかったが。
マドレーヌの最期に素敵なプレゼント🎁をくれたお返し、ととれば良いのか。
余韻は残る。
なんとも上質な仏映画
これはネタバレなしで見るべき映画です
感動が半減します
何度でも観たい
粋な「笑い」も突然
素敵な「出会い」も突然
悲しい「別れ」も突然
ラストは不意打ちを喰らって思わず泣いてしまうけど、後味の良い作品です
でも、離婚し、10年以上の●●所生活、息子にも先立たれ、どうやってお金持ちになれたのか?
謎・謎・謎
約1億7000万円……
人生の最後の夜、あんな風に素敵に過ごせたらいいな
そして、彼女のように大胆で強く優しくユーモアのある可愛らしい素敵な老人になりたい
原題は、ある女性の美しき旅路とでも訳せるのかな
日本版タイトルよりもピッタリで粋な感じがするんだけどな
フランスらしい、粋で素敵な90分
それでもいいんです
人間って人間によって変わる。
予告編だけでも人間の心を変えていく映画だと思って、観たかった。
昨日、暑さを凌ぐため、図書館へ行って新聞を読んでいた。ふとDVDの棚を覗いたらこれがあったので借りてきた。
たくさんの人が私も同意するレビューを書いているから、私は他のことを書こう。映画についていた、チャック・ローズ(Chuck Rose)のインタビューでクリスチャン・カリオン監督は(映画を米国でリーリースする前のインタビューだと。2021年−2022年だと察する)フランスでのDVは10年前でも公表することは、タブーであったと。そして、この映画は1950年の時代だから、『女は何も言えなかった』と。この映画の世界は現実だったようだ。
監督がこの車でのシーンはスタジオセットだと。
パリの風景を空から、前方後方側面から前もって取っておいて、役者たちは車の中で演技をしていて、それを合わせてったらしい。(言葉を知らないのでこんな言い方をしているが、映画撮影に詳しい人は訂正してほしい)私はパリのあちこちで車を運転して撮影したものかと思っていた。スタジオセットという違和感がなく、この話を聞いてからもそうなんだという感じ。
好きなシーンの一つは:
食事をしたあと、パリの街を車まで歩くシーンである。これが好き。なぜかというと、マドレーヌの後半の人生にこのような人がいなかったから。それに、このようなチャンスがなかったかもしれないから。
マドレーヌ(リーヌ・ルノー)「腕を取っていい。(腕をかして)」
シャルル(ダニー・ブーン)「喜んで。」
マドレーヌは息子がベトナム戦争でなくなって以来、女性人権運動に取り組んだようだ。息子が
マドレーヌが監獄に入っている間、世間からの誹謗中傷で苦労したことをマドレーヌに
いうが、マドレーヌはあたかも母親や息子の苦しみを理解せずに、弁護士になる道に進まなかった息子に失望していたように見えた。息子に対する謝罪の意味でも、DVから女性解放の道を進んだように私には見える。
あと、まず映画を観る前に、映画の試写を観たが、マドレーヌがレイと結婚していた時代にいっさい触れていないので、映画のストーリーを少し勘違いしていたようだ。
巴里の空の下‼️
施設へ入居する老婦人マドレーヌと、施設まで送り届けることになったタクシードライバーのシャルル‼️老婦人の思い出の地を巡りながらのタクシーでのドライヴ‼️美しいパリの街並みと老婦人が語る自らの人生の風景は美しいのだけど、老婦人が語る己の人生は凄惨で、映画はパリの街並みの美しさと人生の厳しさを対比させながら、二人のささやかな心の交流をロードムービーとして描いています‼️主演の二人がホント魅力的で、特にマドレーヌを演じたリーヌ・ルノーさんは世界最高の94歳(撮影当時)ですね、絶対‼️自らの人生を語る老婦人の嬉しさ、悲しさ、怒りを秘めた表情、見事でした‼️そんなマドレーヌの話を聞いて、自らの人生を見つめ直すシャルルと、そんなシャルルに当てたマドレーヌの最後の手紙‼️目頭が熱くなりました‼️
だから人生は素晴らしい
92歳の老婆のなんと魅力的なことか。有名なシャンソン歌手とのことでしたが、単なる演技であれだけの人物を演じられるとは思えません。人生の年輪のなせる表現なのでしょうね。
運転手は『フランス特殊部隊RAID』でヒロインの上司のち彼氏を演じた人。コメディアンだそうですが、表情の変化が絶妙でした。
作品については一言だけ、
「この映画に出逢えてよかった!」
ありがとうございました。
街と思い出
東横インのVODで『アイス・ロード』に続けて鑑賞。
タクシードライバーの男性にも老婦人にも、人生で嬉しいこと、辛いことが色々とあった。そういった思い出がパリの街と密接に結びついているのが、あの場所で〇〇をしたと語る2人から伝わってる。パリの街は2人にとっての人生そのものと言ってよい。思い出は、歳をとればとるほど重みを持つのが、老婦人の語りから感じられる。
街と思い出は密接に結びつくからこそ、彼女は旅に出ることを勧めている。あの時あの街にいてあんなことをしたと、後から振り返る時間をたくさん持てることが、人生を豊かにしてくれるだろう。そのように思える深みのある映画だった。
老婦人による真心のこもった手紙は泣けた。
尊大。
ヘイタクシー
タクシー運転手と客との思いがけない出会い
流れゆく景色の全てが美しく、ひとときの夢を共有した様な気持ちになる佳作。
「一年に地球3周も走るのに、楽しい思い出は、娘にせがまれて走ったイルミネーション輝くクリスマスのドライブの一回だけ」
タクシー運転手のシャルルの語る言葉のなんと重いことか。「タクシー運転手は自分に合っている」ともいうが、それはもちろん、周囲の人とうまく付き合うことができない自分を嘲る呪いの言葉。
成功している兄とはソリが合わない。娘が愛してやまない妻の実家を売却しなければならないほど金に困り、休みもろくに取れない。運転免許もあと2点で免停…。日常生活がうまくいってない彼の苛立ちは、観ている自分にもどこかしら響き合う。
そんな時に乗せた老婦人。
出会いは、クラクションを鳴らしたことへの叱責というマイナスからのスタート。早く距離を稼ぎたいシャルルなのに、この老婦人は急ぐことを目的とせず、遠回りになる寄り道を指示してくる。しかも、できればしゃべらずにいたいのに「幾つに見える?」と言ってめがねまで外す。
「歳をとった今も色気を忘れていないのか?面倒くさそう…。」そうなのだ。冒頭のわずかな時間で、気がつくと自分はすっかりシャルルになったつもりで老婦人を見ていた。
だから、その後、老婦人が92歳と聞くと、シャルル同様、素直にびっくりするし、面倒な寄り道にもキチンと意味があることがわかってくると、我々も、だんだん老婦人の人生の歩みに耳を傾けたくなっていく。
彼女は、自分が行動したことの責任は、全て自分自身で背負う。あんなに大切にしたいと願い、守ろうとしていた息子も、実は、彼女自身の行動が原因で、別の面から傷を負っていたことを知らされる。現代の眼差しで観ているこちらは、やるせなさがつのるのだが、彼女は決して「時代」そのものを否定しない。それどころか、時代を変えたきっかけの一つが彼女だったのにも関わらず、そのことを全くひけらかさない。
肉体的には、歩みがおぼつかず、トイレも近くて紛れもない老人である彼女なのだが、語られる言葉や行動は若き頃のままチャーミングで、シャルル同様、我々もどんどん彼女に惹かれていくのだ。
2人のパリの端から端まで、昼から夜までの小旅行は、それぞれの人間性回復の旅でもあった。
流れゆく景色の全てが美しく、ひとときの夢を共有した様な気持ちになる佳作。
記念すべき500レビュー。
92歳のかわいいおばあちゃんをタクシーに乗せて、パリ市内のおばちゃんの思い出の地を巡りながら、壮絶な人生を振り返るという話。
一人息子をベトナムの戦争に巻き込まれて亡くし、
DVの夫に悩まされて、
その夫を懲らしめたら懲役刑になり、
いろいろあったでは語りつくせないマドレーヌ。
それを問題を抱えたタクシー運転手が大きな心で受け止め、その心でマドレーヌの半生を引き出していく。
口数が多くないドライバーがこれまたいい味を出している。
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