「これは花の都パリの楽しい物語では無い」パリタクシー 星組さんの映画レビュー(感想・評価)
これは花の都パリの楽しい物語では無い
男は金に困っているタクシー運転手
その日の客は上品そうな92歳の女性
思い詰めた表情にブルーのスカーフ
向かう先も分からない、謎の女性。
92年の人生、その過去
恋、家族、戦争、暴力、
女性は人生を語り始め
男は惹きつけられる
小さなパリの旅
女性の吐露は続き
過去を旅する。
数時間前の他人
深まる絆が見える
車内と街の風景の連続だが
話しにどんどん引き込まれ
最後には涙が止まらない。
予想した最後だが止まらない。
ブルーのスカーフ
エンドクレジットの映像
恐らくそれは女性の思い出
一番素敵で大切な出来事
美しいものを最後に流した。
人生はそういうもの
そう感じた。
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