「フランス社会の戦前からの変様 2つの人生上質なドラマ(今、生活危機タクシー乗務員➕92歳女性の生涯の終活)・・その先に・」パリタクシー AKF-RHOOさんの映画レビュー(感想・評価)
フランス社会の戦前からの変様 2つの人生上質なドラマ(今、生活危機タクシー乗務員➕92歳女性の生涯の終活)・・その先に・
パリで生活が危機に格っていて常にイライラ毒づいているタクシー乗務員シャルルと、人生の終活をしようとする92歳の女性マドレーヌがひとり住まいをやめて、老人ホームへ向かうヒューマン・タクシー・ロードムービー。
内容は、タクシー車窓から見える観光では味わえない生活道路や下町街を共に乗車して風景を楽しみながらドラマを楽しめる、ほのぼのの進行(映画予告編から)勝手に思っていたら、
車中マドレーヌ女性の口から驚く戦前からの(家族や個人の権利、男女の地位・・法律・裁判)波乱に満ちた人生を語られていく。
聞くはめになったシャルルは、最初こそそっけなく対応していたものが、だんだんに自分自身の事にも思いが巡り、心通うようになっていく。
その過程が、秀悦に語られる言葉や仕草、その時代の音楽を通して進行。
やがて、タクシー運転手シャルルは、マドレーヌとの出会いにより自分の(家族)の新たに向き直る事になっていく。
マドレーヌのサプライズと共に、シャルルも新たな未来へ向けて・・・。
★シネスコ・サイズ
★Digital5.1ch
★重低音 1
★音圧 1
★分離度 3
★サイド(左右、後、活躍度)1
★サラウンド 2
ほぼ全編スクリーン側のみ使用。
音楽、その他で、残響成分サラウンド使用。
共感そしてコメントありがとうございます。
フランス映画なのに聴こえてきた歌声は黒人歌手のR&Bで、
思わず調べてみました。随分、古い時代の曲でしたが、
情熱的はマドレーヌの人生に合っていましたね。
レビューに、発見がある・・・いつも褒めてくださって嬉しいです。
私も、ほのぼの進行、の映画だと予想してみていて、
予想外の、50年代には女性が虐げられていたフランス?
驚きましたね。
とても心に残る映画でしたね。