「「潜水艦もの」の恐怖感が少ないのは最新の潜水艦だからなのでしょう」沈黙の艦隊 PAK UNTIKさんの映画レビュー(感想・評価)
「潜水艦もの」の恐怖感が少ないのは最新の潜水艦だからなのでしょう
「潜水艦もの」は好きなので見に行きました。ディーゼル潜水艦時代の映画は「戦闘」もの(例えば「眼下の敵」「Uボート」)ですが、原子力潜水艦となると「事故」「反乱」もの(例えば「レッドオクトーバー」「K-19」)になるのは、原子力潜水艦で核兵器を撃ち合うような戦闘ものにしてしまうと映画にはなりにくいからでしょう。
潜水艦ものが好きなのは、海中の狭い艦内という閉塞感に恐怖心を感じるからです(ちょっと閉所恐怖症気味)実際にはとても怖くて潜水艦には乗れないと思っているので、せめて映画だけでも乗った気分になろうとして見に行くわけです。
その意味では広々としたシーバット(=ヤマト)の艦内は恐怖感が少なく、やや期待外れでしたが、現在の原子力潜水艦はこうなのでしょう。
筋書きが荒唐無稽気味なのは原作に沿っているので仕方がありません。映画ですから、何でもありです
原作を読んだことがあるので「え?ここで終わり」となってしまいますが、これは仕方がないでしょう。「続編につづく」と言うことで期待しましょう。
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