「恐れ入りました」夏の終わりに願うこと ひろちゃんのカレシさんの映画レビュー(感想・評価)
恐れ入りました
重病患者がパーティーの後に人知れず息を引き取る(あの風に揺れるカーテンはそれを暗示しているのだろう)という展開はプッチーニの「ボエーム」を思い出させるが,それだと冷たくなったトナを最初に見つけるのはソルなんだろうなぁ…それでも,あの蝋燭シーンを見ているとそれを受け止める準備は既に出来ているようでもある。真相を悟り決意を固め仄かに色気すら漂わせるとは,なんという演出と演技力だろう!
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