REBEL MOON パート1 炎の子のレビュー・感想・評価
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ビジュアル的ケレン味たっぷり
金がかかっているだけあって、映像的な迫力は十分にある。ただ、SF脳で見てしまうと、ちょっとつらい。
巨大な宇宙船を飛ばす科学力があるのに、人力に頼る農業で穀物を育てているとか、宇宙を航行する戦闘機のフロントガラスが、いとも簡単に破られてしまうとか。
「ザック・スナイダー版『スター・ウォーズ』と評する人たちがいるだろうね。しかし同時に、この作品は全く独自の異なる体験を与えるとも信じている」って、監督本人も言っているでは、ありませんか。
脳みそを、エンタメモードにチェンジ。
巨大ヒルを身体中に吸わせるリラクゼーションがあったり、マトリックスのような神経コネクターの他に青と赤のリンパコネクターがあったりと、ビジュアル的ケレン味はたっぷりでございます。
スターウォーズにケレン味を加え、デューンのカウンターカルチャー感を抜いた感じの
「スペースオペラ」とジャンル分けしても良いのだろう。監督ザック・スナイダーがほぼ完全コントロールしているようで、まさに彼の好きな方向全開。世界観が神話的、アクション表現がとにかく大仰、筋肉ムキムキに悪者はいない、という明快さ。そこが「作り物」っぽくて好きじゃない人もいるかもしれないが、どうせ虚構の世界だ、やれるところまでやったれ! スペオペでは特撮部分の出来が重要になってくるが、文句なく素晴らしい。特にキャラクターのCGは人間より本物っぽくて、逆に「人間が雑だな」と感じたりして(この感覚、実はヤバイ状態になってるかもしれない)。一方、『2001年:宇宙の旅』以降、宇宙船は汚し加工がされているのがリアルなのだが、本作では(見落としがあったかもしれないが)あまりこの加工がなく、ちょっと「よくできた模型」ぽく見えた場面があった。
ただ、『七人の侍』オマージュはいくらなんでも今さら感があって、前編ではそれぞれの紹介に留まる程度のため、話は「侍」集めの過程を繋いで行くのが中心になっているのだが、それぞれのエピソードが取り立てて面白いわけではないのが不満。言葉の壁もあるのだろうが、なんであの人仲間になったんだっけ? と思い出せない。
(好意的に解釈すれば)おそらく、前編は後編のためのセットアップ的な存在なのだろう。確かにこれで物語に関わる人が確定したし、各人が持つ得意技もわかった。後編でいよいよ、『スターウォーズ』のように父殺しのストーリーになって行くのだと思われる。つまり、前編を見た以上、後編を観なければ意味がない形式になっている。うーむ、案外策士だのう、ザック。
新たなる七人の
前提となる世界観が絵空事的なところもあり、ハードSFということではないが、それなりの歴史と規模を感じられる背景や美術などに、新たなるスター・ウォーズ的スペースオペラサーガの誕生を感じた。西部劇的でも戦争映画的でもあり、泣かせるアンドロイドも含めてラストに7人が揃うシーンに、パート2への期待が盛り上がる。
個人的にはフォースで何でもありと化した近年のスター・ウォーズよりも好ましく感じた。
『優しさは美徳死を賭す価値があると信じる』 『大義のために戦う』っ...
『優しさは美徳死を賭す価値があると信じる』
『大義のために戦う』って正に今の戦いのためのナショナリズムを煽っているように感じる。
まともに聞いては駄目である。
トルメキア軍の登場とそっくり。
しかし、この映画は勧善懲悪そのもの。
ナウシカのトルメキアは勧善懲悪とは言えない。その観点からナウシカの凄さが分かる。一方、この映画は昔からの伝統の『スペースオベラ』と思っていたら『七人の侍』をリスペクトしていると後から知る。つまり、当該映画はその前編。
『サイボーグ009』や『幻魔大戦』見たくなれば良いが。
個人的に気持ちが悪いのは、西洋人の男ってなんで髭面が多いのだろう?
最後は大和の最期みたいだ。
地味…スナイダー版スターウォーズ二次創作的スペースオペラ
メインプロットはガッツリ『スター・ウォーズ』✕『七人の侍』!! あと『アバター』『ロード・オブ・ザ・リング』など様々な作品が頭をよぎるザック・スナイダー版スター・ウォーズ?スナイダーもやっぱりこういう作品が作ってみたかったんだろうな、という想いは感じるものの、そうした出典元を超える、あるいは並び迫るような面白さや輝きを本作にまったく見出だせなかった地味超大作…。
暴君はウクライナに対するロシアなど世の中を見てみると今なおリアルで、その辺りも無論織り込み済みのメッセージだろう、その点は価値がある。度重なる値上ばかりしているNetflixは本作と来年に控えるパート2に力を入れているようだが、正直見終わるまでちょっとキツかった。
結論 : やっぱり黒澤明の後進への影響力は今なお偉大!
ザック節炸裂😂
宇宙の巨大帝国と反乱軍、、、デューンやスターウォーズと同じ構成のこの設定、好きなんだよなぁー。
そんでザックならではな厨二病全開なキャラ達いいよねぇ!
けっこう設定細かいから伏線が全部回収できるかはわからんけど、パート2楽しみ!!
セブン・レベルズの邂逅
Netflixで鑑賞(Netflix映画,吹替)。
ザック・スナイダーらしさ全開の重厚なトーンで描かれるSFアクション。「七人の侍」を下敷きにした物語に大興奮!
試写会に参加された方が羨ましいです。スクリーンで観たいと思わせるスケールの映像と迫力に圧倒されっぱなしでした。
この手のSFはどうしても既視感が付き纏いますが、そんなことは途中から気にならなくなるくらい面白かったです。
ソフィア・ブテラのアクションを楽しみにしていたので、彼女のこなす激しいアクションに漏れなく魅せられました。
パート1だけでも充分面白いのに、2への期待を持たせる終わり方が素晴らしかったです。早く4月にならないかな~。
素材は好きだけど
強大な国家に寄って多くの惑星が統治下に置かれていた。しかし、国王の死によって抑圧されていた人々は反乱を考え…。
ザック・スナイダー監督作。七人の侍オマージュな物語導入は好きだが、演出や展開は全然好きになれず。パート2に期待します。
劣化版スターウォーズ。
プロットは辺境の惑星に住む主人公達が強大な帝国に反旗を翻す為に仲間を探すという分かりやすい構成。
ドロイドみたいなジミー、ジェダイみたいなネメシス、ハン・ソロみたいなカイと味方側はスターウォーズの劣化版にしか見えないキャラばかりな一方、ノーブル提督を含む敵キャラはSF映画にありがちなデザインでこれといった特徴が無くてかなり残念。
ストーリーはあっさり集まる仲間達、裏切るのが見え見えなカイの裏切り、数で圧倒してるのにあっさり形勢逆転する最終決戦、そしてやっぱり復活する提督と予想を裏切ることなく単調な展開の連続でがっかり。
唯一良かったのはジミーが村の少女と交流するところ。
アクションもスローが多様されて見辛いのもマイナス。
パート2は予告だと村人が戦闘要員になっての戦争に突入するみたいだけどちゃんと終わらせられるのか不安しかない。
ザック・スナイダー映画史上、最も緻密で壮大な物語‼️
今回、12/11に都内で開催されたジャパンプレミアム試写会に参加してきました。
豪華キャストと吹替声優さん達のレッド・カーペットとトークイベントがあり盛り上がりました!!
今までザック・スナイダー監督の映画はスリーハンドレッドからはじまりマン・オブ・スティール、ジャスティス・リーグ、スーサイド・スクワッドなど数々の作品をみてきたのですが、今作のREBEL MOONはマン・オブ・スティールと並ぶぐらい好きな映画になりました。
広大な世界観と細かい設定、キャラクター達のアクションなどどれをとっても魅力的な作品でストーリーをみている最中主人公のコラが帝国のお姫様で亡命して名前を変えて村で暮らしていると思っていたのですが、
帝国に滅ぼされたコロニーに取り残された少女で独裁者バリサリウスによって拾われ、娘として育ち帝国軍のトップまでのぼり最終的にかつて存在していた王国の姫付きの近衛隊員としてが村にくるまでの正体で、
後半のPart2で姫やまだ仲間になっていない心優しい戦闘ロボットのジミーや新たなキャラクターがどう関わってくるのかなだったり、仲間達と結成した反乱軍でどういう風にバリサリウス率いる帝国軍に立ち向かっていくのかがすごく気になっています。
来年の4月が今から待ち遠しいです。
#ザック・スナイダー#ソフィア・ブテラ#ミキール・ハースマン#スタズ・ネアー#ペ・ドゥナ#エド・スクライン#アンソニー・ホプキンス#netflix#ネットフリックス#スペースオペラ#SF#スター・ウォーズ
これ1本でいろんな映画が楽しめる!
荒野に炭鉱…惑星ごとに全く異なる世界観の作り込みがすごい!
黒澤明の『七人の侍』にインスパイアされたということですが、
『荒野の7人』のジョン・スタージェスあり
ジェームス・キャメロンあり
チャン・イーモウあり。
村にかかる小さな橋も嬉しい。
ソフィア・デプラちゃんの身体能力の高さは『キングスマン』『アトミック・ブロンド』で折り紙つきですが
『ザ・マミー』の不思議な動きも好きなのです。
今回のアクションは、どこを切り取っても絵になる美しさ!
魅力を堪能できました。
ぺ・ドゥナちゃん演じる“ネメシス”は、ギリシャ神話の怒りと罰の女神。
二刀流のアクションが素敵でした!
同じ女性としては、鬼子母神を思わせる敵に対して、戦うよりほかないのか?と悲しく感じました。
第二部では復讐と償いにどう決着をつけるのか?
そして、品格があってチャーミングなアンソニー・ホプキンス様の声!
きっと続編では更に活躍してくれるに違いない。期待してます!
…日本語吹き替え版では、いったい誰が担当するのかしら?
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