ザ・キラーのレビュー・感想・評価
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あああ!しくったー!
’’お前なりのジョンウィックを作れ’’って言われて、次回作の制作費と引き換えにいつもどうりの’’俺節’’で作ってみた。しかしパクった罪悪感にさいなまれて、冒頭部分を盗り直して無かったことにしようとしている。ああ下衆な推理かしら。NINのディープな音世界、マニアックでムキムキなフィンチャー節、哲学的でクールなファスビンダーの演技が結果的に全部笑いの方向に燃え広がっている。2回みたほうがいい。特にSM嬢が笑える。
なんかダラダラ
散々能書き垂れて失敗、しかも準備に時間かけすぎでは。ターゲットが帰ってきてから銃組み立てたりのんびりしてその前にいくらでもチャンスあった。そりゃ失敗するわ、失敗の原因がとてもプロと思えず最初からちょっと興ざめ。復讐劇だが普通の人まで56してしまうので全く感情移入できない。むしろ段々と主人公が撃たれればいいのにと思ってしまった。
アンチテーゼを満載したかったのだとは推測するが、それがどうも空回っ...
アンチテーゼを満載したかったのだとは推測するが、それがどうも空回っているというか、センスが悪い印象。熟年の監督がセンス良く文学的にやってのけている作品が多々あるが、本作に関してはどうにも、テーマへの覚悟が中途半端過ぎる印象。フィンチャーにはまだ早かったか、もしくはそもそも器が足りていないか?
あまりにも珍妙な仕上がりで辟易。自身の世代ど真ん中だったフィンチャーの底が知れたようでがっかりした。鑑賞後、即刻記憶から消したくなるレベル。(それが監督の意図したところなのかもしれないが)
特有のスタイリッシュな演出をもってしても補えない空虚さ、ダサさ。むしろアイロニー表現とのアンバランスが痛くて観ていられない。
こんなことに時間と金を使うなら、真摯な姿勢で再度、誠実にエンタメに取り組んでほしい。素直に頑張れ、フィンチャー。
視聴後、他のレビューを見てなるほどと思う
視聴したあとは全体が見えづらい感じがしてスッキリしない読後感だったが、他のレビューでブラックコメディと書いてありなるほどなと
そう思って鑑賞すると主人公が少し愛おしく見え、道中に何故か視聴してるこちらが変に緊張してしまうのはそういうことだったのかと、主人公がジェームズ・ボンドだったらそういう感情は起きなかっただろう。
喋り過ぎ
最初は面白かったんだけど、喋りが長いというか、喋り出すと面白くなくなってしまって。
途中から飽きてしまった。
殺し屋にも哲学がある、と言いたかったのか。
スマホを踏んで捨てる。
バッグも捨てる。
結構雑で、防犯カメラにバッチリ映ってそう。
その辺はご都合主義かな。
ごちゃごちゃうるせえ(笑)
何で敢えて難しそうな所で撃ったの?プロの拘りでしょうか?マイ哲学を語りつつミスった時は「でしょうね!(笑)」てなりました。
その後も言った先々で様々なトラブルに巻き込まれてという…始めからズコーッと壮大にコケたところ始まったので、この後は何が起きるのかな?とニヤニヤしながら見てしまい全然乗れませんでした。
最初のシーンは二度見ると更に笑えます(笑)
残念な暗殺者
パリで依頼を受けていた狙撃に失敗した暗殺者が、ドミニカの隠れ家に戻ったら、妻が襲われ重傷を負っていた。そのため、暗殺者は実行犯や黒幕などをニューオリンズ、フロリダ、シカゴ、ニューヨーク、など、アメリカ各地を追跡し、次々と襲い殺害していく、という話。
そもそも、パリでの狙撃を失敗したところからしらけた。標的が1人で狙撃のチャンスはいくらでも有ったのに、標的が女と重なるタイミングで引き金を引くとは、暗殺者とは思えないミスを犯した。
その直後、女が撃たれて標的がオロオロしてた時にすぐ次の狙撃をすれば良いのに諦めて銃をしまって隠れ家に逃げ帰るなんて、暗殺者として全くダメ。その後がいくら凄くても全く入り込めず。
タクシー運転手を殺す必要性も感じなかった。
もしかしてこれ、コメディなのか?とも思った。
本人は自分を10割の男と言いながら下手くそな狙撃だし、なんか哲学的な信念みたいなのも滑稽だし、不必要な殺しもするし、最後は黒幕を脅して殺さず終わるし、何だったのだろう?
人口は78億人、1秒に何人死に、何人生まれるとか雑学的な数字が色々出てくるが、これもコメディの布石?
暗殺者役のマイケル・ファスベンダーは強くてカッコよく、もっと面白く出来そうだっただけに残念。
ミッション達成までの長い道のり
主人公がミッションをやり遂げるまでの尺が長いこと💦
そしてミスを犯し、本来のターゲットに辿り着くまでの尺もまた長い💦
蛇足だと思う箇所を取り除けば内容としてスッキリするが、そこは人を殺すという葛藤を抱きながらも殺し屋をしているってのも何だか変でそれならそれで別の生き方があるでしょと思いました😅
まあ、これはこれで…
2023
97本目
オススメされて鑑賞。
殺し屋の極意をタラタラと…で、アレ???笑
失敗すんのかーーーい!笑とツッコんでしまいました。
それ以降も、冷静さ欠く殺しっぷりにある意味面白かった。
映画のストーリーとしては、本当に普通。
ただ、他の殺しシーンもタラタラとまた極意を話すですよ。これをフリと捉えてみちゃう…まさかの〜笑
まあ、カッコつけ過ぎ殺し屋のてんやわんや映画です。
それくらいの感じで見るといいかも?
とても楽しかった
とめどなく自己言及しまくる殺し屋映画、ということで「殺しの烙印」っぽいテイストがあった。動きを見せる映像の力や場面転換の快調さなど、エンタメとしてたっぷり堪能した。主人公の性格だけ、もう少し面白い感じにしたら最高だったのだが。いずれにしても、特殊な世界のディテールをもっともらしく魅力的に描く、アメリカ映画の創作力はやはりすごいと思った。
じえんじえんおもしろくない
なんだこの中二病殺し屋のキャラ。イケメンマイケル・ファスベンダーのせいかより安っぽく感じる。ストーリーもなんのひねりもない。これホントにデビッド・フィンチャー?何この老成してますんで感。そんなの求めてないっつーの。
ずっと主人公の心の中の独り言を聞いてる感じ
マイケル・ファスベンダー主演でデヴィッド・フィンチャー作品という事で期待したのにとっても残念でした
出だしは面白くなりそうだったのに、少し経つと嫌な予感、やたら主人公の心の中の独り言が多く、ずっと淡々としてるように思いました
常にクールな完璧主義の暗殺者、一人一人近付いていってって流れは面白いのに、何でストーリー全体としては面白く思えなかったのか
ドイツ人は嫌われ者、綿棒みたいな女
この二つは良かったです
モノローグと映像を敢えてズラす
本当の殺し屋ってなんてものがいたとして、これくらいの感じだろうなと
スピルバーグの「ミュンヘン」をちょっと思い出す感じ
あれの政治的背景を取り去って、もっとコメディにするとこの映画のようになるんでしょう
モノローグではまるで失敗ない人のような語っているが、現実とはズレていく
「数ある一人」でしかないと自認はしてるんですよね
いつも寝不足な人間が出てくる映画
私の映画ポイント1.ハラハラする 2.音 3.生き方に対する考え方が同じか
1と3がクリアできていたので見てよかった。自分と主人公が重なってすこし鬱になった。
無名で地味でいつも一人目立たず眼差しがいつも困ってるような生きるのがしんどそうな雰囲気目に光がなく開いてるけど死んでるような表情ただの穴に見えたオーラがなくしょぼくれた男 イケメンの俳優が演じているのにかっこ悪く感じる そして5人を躊躇いなく殺す様を見ればサイコパス的な 彼が物をあちこちに簡単にどんどん投げ捨てる所がとても不愉快 パリ(ダマスカスシリアの首都ベルリン東京)ドミニカ共和国サンフランシスコニューヨークシカゴ レストランインテリアリッチな住居ドレッシーなファッションモダンビクトリア調クラシック モサドやメンサでなく高級なフィットネスジムの会員 刺激がなく生きることに飽き間延びしてしまった顔という感じでも依頼の殺しに失敗して制裁を受けその復讐を行う時はミスなく素早くとても有能になる緊張感 精彩が戻ってきた感じ 死神の話とも受け取れる突然死の宣告 國分功一郎「暇の退屈の倫理学」でファイト・クラブについて書かれている箇所があった 殺し方が残酷きれいに整えられた場所が壊され割れてむちゃくちゃになる 彼の映画には裕福で満たされた暮らしをしている人たちが生きる意味を見出せないというテーマ 殺しを遂行するときに自分に言い聞かせる言葉が私も自分によく言う「自分の利益になるか」と問いかけてる 同じだ 用意周到に一人で殺しの準備をするところが沢田研二「太陽を盗んだ男」を期待して鑑賞した 他の方のレビューを見ると同様の見方をしている人は皆無で殺しの仕事を失敗してコメディになっているという感想が多い しかし主人公が暗いとか孤独で可哀そうという感想は全くなかった そういう感想を持たないということはリッチな所に気持ちを持っていかれるし彼の事可哀そうという感情は起きなかったようだ私は気にしすぎかも。
カリブ海 野球が盛ん キューバ(アメリカと国交なしキューバ革命50年時が止まっている)ジャマイカ(英語レゲエボブ・マーレーウサイン・ボルト) ドミニカ
計画通りにやれ
"自分の未来は思い通り予想できる"=運命は手の中などと考え思い上がった人がいるとしたらそれは大間違いだ!あるいは、本当に望みのままそうできるごく一部少数の限られた特別な存在か。そう受け入れて生きたほうが残りの人生を楽しめ、結果的に我が物にできるのではないか?所有のためのコントロールの放棄。そう、フィンチャーとこの役柄に完璧にフィットしたファスベンダーが教えてくれる犯罪スリラー。
ただ、現代のリアルなテクノロジーも感じる本作の中で『ファイト・クラブ』との共通点も見出だせる。それは、マクドナルドやAmazonへの言及および登場だ。『ファイト・クラブ』の全てのシーンにスターバックス(スタバ)のカップが映っているのは有名なエピソードだが、本作もまたそうした形で大量消費社会を描き、そこにあまりに増えた現代人の画一的匿名性を込める"その他大勢"。
殺し屋は待つのも仕事。自分の美学を長々と話した後にまんまとヘマして、業界の通例として掃除屋に狙われたがために、逆にたくさん殺す映画。…と書くと少し間抜けな"ヘマした殺し屋プロット"だが、本作自体は -- 他のフィンチャー作品同様(グレーディングもフィンチャー色) -- 恐ろしく手際よく進んでいく。
赤というより断然青の炎な理系頭によって隅々まで練られ・作り込まれたようなこの作品は、決められた"予測不可能"な結末へと淡々と冷たく展開されるわけだが、その中で観客に映画としての気持ちよさという意味で興奮とカタルシスを与えてくれることも忘れてはいない。相変わらず『セブン』や『ファイト・クラブ』、『ゾディアック』等と比べると観客受けはそこまで高くなさそうだが、もはや職人技の域に達している。
予測しろ、即興はよせ。対価に見合う戦いにだけ挑め。誰も信じるな。…狭く焦点を絞る。どうでもいい。
自分の未来は予測不能だ
勝手に関連作品『リミッツ・オブ・コントロール』『ジャッキー・コーガン』
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