ザ・キラーのレビュー・感想・評価
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殺し屋作品にしては地味
デビッドフィンチャー作品なら見て損はないかなあと鑑賞
最初は独り言の多い殺し屋がぶつぶつ頭の中で話しながら進んでいくので、これはハズレ?と思っていたら暗殺失敗!
そこから結構面白くなっていく。
なんとなーくジョンウィック的な殺し屋を想像しちゃうのだけどあんな派手なバトルはなく、淡々と進んでいきます
面白いかというとうーんなんだけど、これがなんか気になって見ちゃうんですよね
そのあたりはさすがだなあと思いました。
コメディ?
失敗しないんです?
新宿ヨドバシカメラで競馬の写真をプリントしていたら映画に遅れる所だった。ヨドバシカメラからシネマート新宿まで走る。年寄りにはしんどい。そんな状態でシネマート新宿で「ザ・キラー」を。
Netflixの配信前劇場公開、最近はアカデミー賞でも候補になったりもするから油断ならない。監督はデビット・フィンチャー。
自称成功率10割の殺し屋がフランスでの狙撃に失敗して追われる身に。ドミニカの豪邸にいた妻は襲われて病院送りにされ、殺し屋の反撃が始まる。
成功率10割で高報酬を得ているからか、結婚して豪邸を持ち、複数のアジトや多数の名義のパスポート、クレジットカードを所有していてそれを使って反撃する。
用意周到の割にドジな所があり、ちょっと微妙な殺し屋だ。
「ジャッカルの日」みたいにその狙撃がクライマックスならともかく、狙撃に失敗して物語が動くのに、映画的には、周到な準備をして機会を待つ最初の狙撃までが長過ぎる(上映時間1時間58分)。おまけに「私は失敗しない」と言いながらドジって失敗してるし。
妻を襲撃した犯人を追い詰める後半は見事な所もあるだけに、ちょっと冗長に感じる導入部がマイナスだな。
ゴルゴ13なら、あんな狙撃の失敗はしないと思った。
ザ・キラーって殺し屋も愛の無いAIですむ♥
『東京の朝はハム音』って、『日本は電線の国だから』と今はなき親父が良く言っていた。昔は日本へ戻ると煙草臭かった。
どこかの国のアナウンサーだって、最近はAIに移行していると聞く。
ザ・キラーって殺し屋も愛の無いAIですむ♥
究極の肉体労働だからね。
戦争もバーチャルな世界使ってAIでやればいいのにね。
しかし、ここまで電脳(僕の時代はそう言っていた)で縛られているのに、殺し屋は生き延びられる。それでいて、個人情報の露営にすったもんだする。
PLAN75の対象者や僕みたいなク◯ジジイにはそれだけでも殺されそうだ。
女性ならば、かっこよかったが。また、『裏窓』の様な話だと思ったら、予想外のロード・ムービーだったりして、がっかりって所かなぁ。
自己啓発殺し屋映画
抜かりありすぎ暗殺者
スタイリッシュなモノローグで始まり、テンポよく歯切れのいい展開のため、気持ち良く見続けられます。
しかし流れに乗っていると、途中から違和感が。
なんかこの人、要所要所でツメが甘いかも!?
視点を変えて見始めると、とても面白かったです。
まるで中学生が憧れるまま殺し屋になったような主人公に、共感とも恥ずかしさともつかない、微妙な気持ちになってしまいました。
しかし、いずれにせよ人間臭さあふれる、愛すべき人物に描かれていたと思います。
親しい人とツッコミながら見ると絶対楽しいと思いますよ!
あああ!しくったー!
なんかダラダラ
散々能書き垂れて失敗、しかも準備に時間かけすぎでは。ターゲットが帰ってきてから銃組み立てたりのんびりしてその前にいくらでもチャンスあった。そりゃ失敗するわ、失敗の原因がとてもプロと思えず最初からちょっと興ざめ。復讐劇だが普通の人まで56してしまうので全く感情移入できない。むしろ段々と主人公が撃たれればいいのにと思ってしまった。
アンチテーゼを満載したかったのだとは推測するが、それがどうも空回っ...
アンチテーゼを満載したかったのだとは推測するが、それがどうも空回っているというか、センスが悪い印象。熟年の監督がセンス良く文学的にやってのけている作品が多々あるが、本作に関してはどうにも、テーマへの覚悟が中途半端過ぎる印象。フィンチャーにはまだ早かったか、もしくはそもそも器が足りていないか?
あまりにも珍妙な仕上がりで辟易。自身の世代ど真ん中だったフィンチャーの底が知れたようでがっかりした。鑑賞後、即刻記憶から消したくなるレベル。(それが監督の意図したところなのかもしれないが)
特有のスタイリッシュな演出をもってしても補えない空虚さ、ダサさ。むしろアイロニー表現とのアンバランスが痛くて観ていられない。
こんなことに時間と金を使うなら、真摯な姿勢で再度、誠実にエンタメに取り組んでほしい。素直に頑張れ、フィンチャー。
視聴後、他のレビューを見てなるほどと思う
喋り過ぎ
最初は面白かったんだけど、喋りが長いというか、喋り出すと面白くなくなってしまって。
途中から飽きてしまった。
殺し屋にも哲学がある、と言いたかったのか。
スマホを踏んで捨てる。
バッグも捨てる。
結構雑で、防犯カメラにバッチリ映ってそう。
その辺はご都合主義かな。
ごちゃごちゃうるせえ(笑)
残念な暗殺者
パリで依頼を受けていた狙撃に失敗した暗殺者が、ドミニカの隠れ家に戻ったら、妻が襲われ重傷を負っていた。そのため、暗殺者は実行犯や黒幕などをニューオリンズ、フロリダ、シカゴ、ニューヨーク、など、アメリカ各地を追跡し、次々と襲い殺害していく、という話。
そもそも、パリでの狙撃を失敗したところからしらけた。標的が1人で狙撃のチャンスはいくらでも有ったのに、標的が女と重なるタイミングで引き金を引くとは、暗殺者とは思えないミスを犯した。
その直後、女が撃たれて標的がオロオロしてた時にすぐ次の狙撃をすれば良いのに諦めて銃をしまって隠れ家に逃げ帰るなんて、暗殺者として全くダメ。その後がいくら凄くても全く入り込めず。
タクシー運転手を殺す必要性も感じなかった。
もしかしてこれ、コメディなのか?とも思った。
本人は自分を10割の男と言いながら下手くそな狙撃だし、なんか哲学的な信念みたいなのも滑稽だし、不必要な殺しもするし、最後は黒幕を脅して殺さず終わるし、何だったのだろう?
人口は78億人、1秒に何人死に、何人生まれるとか雑学的な数字が色々出てくるが、これもコメディの布石?
暗殺者役のマイケル・ファスベンダーは強くてカッコよく、もっと面白く出来そうだっただけに残念。
ミッション達成までの長い道のり
主人公がミッションをやり遂げるまでの尺が長いこと💦
そしてミスを犯し、本来のターゲットに辿り着くまでの尺もまた長い💦
蛇足だと思う箇所を取り除けば内容としてスッキリするが、そこは人を殺すという葛藤を抱きながらも殺し屋をしているってのも何だか変でそれならそれで別の生き方があるでしょと思いました😅
まあ、これはこれで…
とても楽しかった
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