ホーリー・トイレットのレビュー・感想・評価
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クソの中心でクソと叫ぶ
過去、劇場で観た時はこんなんだっけ?
って思いながら視聴。
アマプラで無料になってたから再視聴
序盤のヌード美女のこんな感じになるわ♡的な設定いるかな。
設定にありがちな記憶を少しずつ思い出す流れはとても好き。
なんか「リミット」っぽい設定だけどそれの汚い版なので緊迫感よりそんな所で怪我してたら病気になるのでは?とかそっちのが気になる。
手に届くもの全てを脱出、外部へのコンタクトに使うがことごとく失敗
その試みを見ててもこれ絶対失敗するやろなな感じの行動なので一応ハラハラするが、やっぱりね〜と。
ガムの噛み方汚い。
なんか場所設定だけでなく他の場面でも汚い感じにしてるのちょっと嫌。
「127時間」みたいにさっさと腕を切り落とせと思ったのはきっと私だけではないはず…
設計士設定なのでいろいろ考えて行動してるけど、尺をとった割には使われるのはそこだけか〜
助けが入ってもみんなやられる。
希望は全てぶち壊される
全てを諦めて大暴れする所とか笑えるし、タケシさん(一言も喋らない)や君が代が流れるあたりはよりシュールを感じるのは日本人だからだろうね。
低予算だとかいわれてもやっぱり好きなワンシュチュエーション作品。
後半が少しダレた感があった。
長い作品ではないが、蛇足感が否めないなぁと思った。
トイレの中にいれば少しの爆発なら無事。
トイレの蓋は誰がその様子を見て誰がしゃべってたの?
幻覚?
全編トイレ・ホラー
オープニングからいきなりオッパイ、頭から血を流して横たわる中年オヤジ、なんと腕に鉄骨、ひょっとしてよくあるエロ・グロ・ナンセンスなホラー映画かと身構えしてしまいました。密室ホラーはよくあるけれど、まさか全編トイレとは唖然、茫然、原題はAch Du Scheisse!、(なんてことだ!)。
事故か犯罪か終盤まで訳が分からないが奇抜なシチュエーションなので最後まで見入ってしまいました、それにしても本筋とは関係ないがタケシさんとか君が代とかひっかけ、北野映画はフランスばかりかドイツでも人気なのですかね・・。
これは予想を裏切られた。
もう設定を聞いた時から劇場鑑賞は見送った。配信でも無料になるまで待ってこの度鑑賞。
この手のシチュエーションスリラーは昔電話ボックスに閉じ込められた男をコリンファレルが演じた「フォーンブース」を劇場鑑賞してがっかりさせられたのを今でも覚えているので端からあまり期待しない。
まあ、とりあえず爆破時間が迫っていて何とか主人公は脱出を試みる。便器に落ちて手が届かないスマホを物差しで操作しようとするあたりは面白かったけど、時間が迫ってくればくるほど他力本願的な方法、火をつけて知らせようとか、ウサギ頼みとか、それってもっと早い段階でやることだよね。最後にはほんとに破れかぶれで爆破装置に物を投げまくって運良く爆破は一時中断。
それこそ最初の爆破の時点で(というか二段階爆破だったのか)、鉄筋を体重かけて折り曲げて腕を抜こうとするよね。死が迫ってるんだからそれくらいの痛みに耐えれるでしょ。手を切断するよりはましだし。まあ、後になって実際やってるとこ見せられると作り物とわかってても嫌になるけど。
等々、こういう緩い作品ならではの少々違和感あるシーンが連続するけど意外にも退屈せず見れる作品だった。この作品より酷い作品も多いし。
ただラスト、ああ、これで助かって終わりかと思ったらこの後がすごかった。いやあこのぶっとび市長はずいぶん楽しませてくれる。この最後のパートが本作を一段上のランクに引き上げてくれたよ、これがなければその辺の低予算B級映画と変わらなかったんだけど。うーん、この監督なかなかやるな。ちょっと次の作品が見たくなってきたよ。
色々とツッコミを入れられそうな本作。でもラストの二段落ち、いや三段落ちには参った。まさかこんなに笑わせてもらえるとは思わなかったな。これは劇場鑑賞でもよかった。とにかく終盤にかけての市長さんの暴走っぷりには笑わせてもらった。
ちなみに結局あのトイレはシェルター並みの強度があってすべての苦労が無駄だったけどね。
がんばれ!応援したくなる。
フランクの体勢が苦しそう。右腕の状態が酷すぎて、、、痛々しい。とても脱出出来る状態じゃない。携帯もトイレに落ちるし、糞尿まみれ。
でもフランクすごい。絶望的な状態でも、必死に考え、あるもので色々考える。あの冷静さはさすが。
結局共に開発を進めてきたホルストが悪い奴、最後には助けに来た警官まで殺すとんでもない悪い奴。
フランク、腕を自ら切り落とすかと思ったが、違った。でもアレも痛いよね〜絶叫ものです。なんとかトイレから出たのにホルストのパワーショベル、もう絶叫‼️もうショック死しちゃいそうなのに、持ち堪えていたのはマリーの愛があったから?
日本人のタケシサン、国歌歌ったけど、声が女性だった。ドイツ映画、タケシが男性名とか、その辺の細かい日本人の設定はどうでもいいのね。
でも、最後のマリーの一言が、暗い気持ちから少し救ってくれた。「あなた、クサイわ」そりゃ糞尿まみれになったんだから仕方ないよね。
教訓、携帯の色んな機能、ちゃんと理解しといたほうが、何かあった時に絶対いいよね。
キミガヨ
今年はまだ3月時点ですが、ジャンル映画の当たり年です。高いテレビ塔の上に取り残されたり、マンホールの下に落ちたりと、国内外問わずアイデアが光り、その上面白い作品が続いているので今作も期待せざるを得ませんでした。しかも前2作よりも場所は安全ですが、身動き取れず爆発待ちとかいう訳分からん状況に置かれてのスタートとか最高すぎです。
鉄筋がぶっ刺さっており、皮膚は剥がれまくり、出血量は異常、仮設トイレに逆さまで閉じ込められて爆発の危機に陥るとかその時点でパニック死しそうな感じですが、割と主人公は冷静に脱出の機会を窺っているのがソリッドシチュエーションの強みが出ているなと思いました。
PG12とある様に痛々しい描写はてんこ盛りです。まず右腕に刺さった鉄筋は終盤まで抜けないので、何かアクションする度に肉が抉れていくので思わず目を覆いたくなる時間が結構続きます。この一つのみの痛みで中盤まで持たすんですから、製作陣の考えた有り得そうな痛みを映像で体現して、主演のトーマス・ニーハウスもそれに応える様な絶叫で素晴らしかったです。刃物多めなので刺さったり刺したり、爆発で肉片が飛び散ったり、ハンドソープを使って鉄筋から右腕を血まみれながら抜いたり、コアドリル的なやつで腕に穴を開けたりと結構凄惨な描写多めなので耐性の無い人にはきつい作品なのかもしれません。自分もグロは苦手ですが、慣れたらキャッキャしながら観れました。さながらサイコパスでしょうか。
仮設トイレという構造上、トイレの奥底に落ちてしまったスマホを拾うためにウ○コまみれのトイレ内に手を突っ込んだり、自身の危機を知らせるために放った火で焼き焦げそうになった際の消化方法として汚水を放り投げまくりますが、結構顔面にかかって臭くなってしまうなど、トイレのフィールドを細かく活かしていて良かったです。
犯人が建設を支持した市長候補のドラ息子で、どうしょうもないくらい清々しいクズなので、コイツがどんな結末を迎えるのかという荒ぶった楽しみ方が後半はできる様になりました。
残念だった点は少しですがあって、一つ一つのシチュエーションが長いのが有ります。特に終盤の爆発寸前の時間帯は結構モタモタしてて、早いとこ爆発するか止めないかなと思っていました。どうにも頼りにならない警官が来たあたりからテンポがあやふやになってしまった感が否めません。ここがもう少し簡潔かつスピーディーに進んでいたらなと。あと地味に宣伝文にある"爆発まで34分"というキャッチコピー、これは普通に宣伝詐欺で、実際はもっと長い事トイレで葛藤します。まぁ上映時間と照らし合わせたらそれはパッと分かるんですがね。
割と製作陣が日本が好きなのか、出資者がタケシという日本人だったり、君が代を熱唱したり、日本人でもあまり使わない会話を濡れ場で行ったり、締めのセリフも日本語だったりとなんだかニヤニヤしちゃうシーンが多かったです。ジャンル映画大好きな日本人を意識してくれたのかなぁ。
90分と短い時間ながら満足度はとても高い作品になっていました。こういうアイデアが先行して作られる映画は大好物です。
鑑賞日 3/5
鑑賞時間 20:45〜22:20
座席 D-10
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