「モンゴルの街で成長する地味な女の子。星3.5ながらある意味オススメできる。」セールス・ガールの考現学 ガゼルさんの映画レビュー(感想・評価)
モンゴルの街で成長する地味な女の子。星3.5ながらある意味オススメできる。
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一番の見所は主人公サロールがどんどん綺麗になっていくところ。
モンゴルという知らない国の街角で、不思議な魅力を持ったオバサマに導かれて成長、変化を遂げる、またオバサマも変わっていくという普遍的なストーリー。
慣れない文字、ロシアとの距離感、キノコ売りや少しだけ映る草原等、他の映画では感じない新鮮さがあります。
基本的にはカティア(オバサマ)とのやり取りがコアなシーンです。
煽情的な衣装に着替えてひとりで挑戦するシーンや、男の子を家に入れて天井が汚れちゃうシーンもハイライトシーンです。
植樹のシーンと、最終盤の主人公が好きなことを始めた姿も好き。
バンドのアップが入る演出はユニークではあるが謎だったのと、ピンク・フロイドに込めた想いが分からなかった。
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