「モンゴル時間なのか、ゆったりとしたテンポが心地よい」セールス・ガールの考現学 大吉さんの映画レビュー(感想・評価)
モンゴル時間なのか、ゆったりとしたテンポが心地よい
最初のバナナ。
(もっとテンポよく見せられるだろう。
あ、ずっとこんな調子か。)
このモンゴル時間というのか、ゆったりとしたテンポでの進み方がだんだんと慣れてくると逆に心地よい。
主人公の大学生サロールとアダルトショップのオーナー・カティとのまるで禅問答のような会話。
サロールはいろんなことを学び、自分の道を自分で選ぶ。
このどんどんときれいになっていく主人公を演じた女の子がとても魅力的で、ゆっくりしたテンポでも飽きることがない。
アダルトグッズがたくさん出てくるけど、エブエブみたいに下品じゃない。見せ方が上手いというか、作り手の品の良さが現れているのかな。
もっと笑えるコメディを期待していたけど、初めてのモンゴル映画は不思議だけどかわいい作品でした。
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