「世界は違えど悩みは似ている」セールス・ガールの考現学 モトコさんの映画レビュー(感想・評価)
世界は違えど悩みは似ている
モンゴルが舞台の作品。モンゴルの学生がある女性との出会いによって本当の自分と向き合っていくというストーリー。
物語のテンポが非常にゆっくりしているので、コンディションが良い状態で臨まないと眠気に襲われるかもしれない。
ただその独特のテンポがまさに主人公の女の子の性格を表しているようで、ひとつの演出なのかなとも感じた。
作中の音楽の使い方が独特だった。
女の子の聴く音楽が現実世界にも広がりアーティスト、照明などがライブのような空間になる。まるでMVが突然始まるような演出で。普段見た事ない国の映画を観ることの醍醐味を感じることが出来た。
コメントする