劇場公開日 2023年4月28日

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「映像と音楽が予想外に素晴らしかったモンゴルの映画。 本年度ベスト。」セールス・ガールの考現学 イゲさんの映画レビュー(感想・評価)

3.5映像と音楽が予想外に素晴らしかったモンゴルの映画。 本年度ベスト。

2023年4月30日
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鑑賞方法:映画館

あらすじを読んで面白そうだったので鑑賞。
大学生のサロールの成長物語に加え、音楽と映像が素晴らしかった。

親の言われるまま、大学で原子工学を学ぶサロール。
授業中は落書きに勤しむ始末。
洋服にも化粧にも興味が無い感じで将来の夢も希望も無い感じ。

ある事を切っ掛けにアダルトショップでアルバイトをする事に。

女性オーナーとの会話に少しづつ、自分を進む道を見つけて行く展開。

自分好みの青と赤の色合いの映像が印象に残る。
バスの中や雨上がりの道に反射する青赤のネオンが美しい。
思いもしなかった良質な音楽も良かった。

出だしは可愛く見えなかったサロールが少しづつ化粧や洋服、ヘアスタイルが変化し美しくなって行く姿に彼女の成長を感じた。

バナナの皮ひとつで1人の女性の人生が変わって行った感じ。
人生何があるのか解りません。

モンゴルの人もピンクフロイドとか聴くんですね( ´∀`)

イゲ